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Apr 20 2024

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飲み会で、女子会で、LINEで“嫌われる女子”の特徴とは? 犬山紙子さんインタビュー

『負け美女』『邪道モテ!』(峰なゆかさんとの共著)などで知られるコラムニストの犬山紙子さんが次に手がけるテーマは“嫌われ女子”!

嫌われ女子とはその名のとおりの意味ですが、愛され女子になる為の情報がまん延している昨今、かなりインパクトのあるネーミングですよね。新刊『嫌われ女子50』では、「飲み会で嫌われる女子」から「LINEで嫌われる女子」「(会社の)デスクで嫌われる女子」など50のシチュエーションで、嫌われ女子にならない方法を学ぶことが出来ます。

著者の犬山紙子さんにインタビューしてきましたので、本の見所から、犬山さん自身の仰天嫌われ女子エピソードまでご紹介します。

――今回出版された『嫌われ女子50』はタイトルからしてインパクト大ですね。

犬山紙子(以下、犬山):愛され系も良いけど、実際人々から愛されるって結構ハードル高いんですよね。だから、嫌われないぐらいに気を使ってあとは自由気ままに生きていくのをオススメしたく書き出したんです。内容は、「男から嫌われる女子」「彼氏から嫌われる女子」「女から嫌われる女子」「職場で嫌われる女子」という大きな4つのカテゴリの中に、さらに飲み会で、SNSで、自分の誕生日……など細かく50個のシチュエーションにわけてイラストと共に紹介しています。

――“設備まわり”という項目で「トイレットペーパーを変えない女」とか、かなりリアルで隅々まで楽しませていただきました。

犬山:「どんな女が嫌いか?」をテーマに20~30代の女性100人に調査しているので、きっと共感出来る項目があると思います。

後は、恋愛でもかなり細かくシチュエーションが分かれています。例えば彼の男友達の前では照れ隠しでも、彼をバカにする様な事は言っちゃだめなんですよね。これをやると男友達からのあなたへの印象がすごく悪くなるんですよ。で、男の人って自分の男友達から嫌われてる女は結構サクッときっちゃう傾向があって。あと「結婚したら俺の上司にもあんな態度とるのか?」って想像しちゃいますしね。だから、彼の男友達の前では彼の事を褒めたほうが良いです。むしろ彼の友達は自分の味方にするとすごく強い味方です。

――犬山さんはご自身で自分はこんな嫌われ女子だな~って思う事はありますか?

犬山:私は昔、彼の仕事が忙しいときに「mixiはログインしてるのに私にはメールの返事しないんだ!」とか言っちゃってましたね…。電話口でも説教始めると止まらないし。「職場で嫌われる女子」の「デスク」で書いている嫌われ女子も私。私はこの仕事をする前に会社勤めをしていたのですが、グチャグチャのデスクで、書類が他の人の領域まで侵入していたり……。極めつけは机の下にバスタオルが散らかっていました。

――バスタオルですか!?

犬山:朝とにかく時間が無くて、シャワーを浴びたまま髪を乾かさずにずぶ濡れのまま、タオルを肩にかけて出社するという。

――(笑)。確かにそれは周りの人も驚くでしょうね。でも、この項目に載っている「ッターン!」と強くパソコンのエンターキーを押す人、とかかなりうなずけました。

犬山:ミサワかよってやつですね(笑)。でも本当に結構いるんですよね、そういう人。そんな誰もが身近で感じる“あるある”を50パターン紹介しているので、例えば「女子会に行く前に“女子会の項目”見ておこう!」「ほほう! 女子会と言っても色んなパターンの女子会があるよね。私が今から行くのは上っ面会だから…」といった感じで、辞典の様に使って欲しいですね。

――一家に一冊あると便利! な本ですね。

犬山:そうなんです!  「嫌われ女子」って言葉自体はとても強いものですけど、誰かが傷つく様な本ではないと思ってます。それよりはあるある~と笑い飛ばせるかなと。女子会にでも持ってってみんなで読んで欲しいですね~。

――ぐっどうぃる博士、『臨死!!江古田ちゃん』作者の瀧波ユカリ先生など対談されている方もとても豪華ですし読み物としても充実してると感じました。

犬山:博士は男が嫌う女や、どうやって男にアプローチすれば良いかまで、かなり分類別に詳しく教えてくれているし、瀧波先生は、女同士の会話について誰もがそうだ!と膝を打つ話をしてくれています。塚越先生は職場で悪口を言われるのはもうしょうがないと真実を教えてくれているし、番外編では少年アヤちゃんと「オカマに嫌われる女子」ということで、かなり鋭く突っ込んでくれています。対談した私が一番勉強になったんじゃないかな。

――瀧波先生の「私の方が立場が上だよってさりげなく“マウンティングしてくる女”が嫌い」という言葉もなるほどなと思いました。

犬山:マウンティングってついつい自分もやっちゃいがちだから凄い染みました…。「男から嫌われる女子」ではぐっどうぃる博士、「女から嫌われる女子」では瀧波ユカリ先生、「職場で嫌われる女子」では心理カウンセラーの塚越友子さんと、それぞれ大テーマに沿った対談をしているので、項目ごとに“あるある”と楽しんだ後にプロのお言葉を聞くという流れを楽しんでもらえたら嬉しいです。

――ありがとうございました!

犬山紙子オフィシャルサイト「犬山紙子のイラストエッセイ 負け美女」
http://corokkecorokke.at.webry.info/

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記者プロフィール

藤本エリ

日常系アニメと、黒髪・細身キャラクターをこよなく愛するライター。一番応援している声優は小野大輔さん。

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