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Mar 29 2024

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及川光博インタビュー「好きな物は好き!って大きな声で堂々と愛していこう」オタク女子&男子にメッセージ

「アニメミュージックの魅力を世界へ!」をコンセプトに、2009年5月より開始したアニメミュージック・ライブイベント「ANIMAX MUSIX」。去る、11月23日、24日には横浜アリーナにて初の2Daysとなる「ANIMAX MUSIX 2013」が開催され、36組のアーティストが124曲を披露。2万人のファンを魅了しました。

特に大きな盛り上がりを見せたのが、1日目に登場した及川光博さん。劇場版『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』EDテーマである「フィアンセになりたい」、ヒット曲「悲しみロケット2号」と自身の楽曲はもちろん、及川光博×GRANRODEOによる「愛をとりもどせ!!」は見事なコラボレーションで、会場中が熱狂に包まれました。

アーティストとしてだけでは無く、大ヒットドラマ『半沢直樹』への出演など俳優としても活躍を見せる及川さん。いつまでも輝き続ける“ミッチー”にインタビューを敢行。色々とお話を伺ってきました。

【関連記事】2日間総勢36組124曲2万人を魅了したアニメミュージックライブ! 『ANIMAX MUSIX 2013』ライブレポート
http://getnews.jp/archives/463999 [リンク]

――昨年に引き続き『ANIMAX MUSIX』へは二度目の出演となりましたが、昨年初出演されていかがでしたか?

及川光博(以下、及川):男子の歓声に慣れてないのですごく興奮しました。驚いたし、乗せられた(笑)。後は何と言ってもサイリウムの波……、いや海が本当にすごい。皆体力があるよね。だって6時間だよ!? お客さんのエネルギーがこのイベントの一番の魅力だと思うし、いわゆるロックフェスだってここまで一体にはならないんじゃない? みんなが一つになってお祭り騒ぎをする感じが良いよね、僕も参加したいくらい。

――曲によって色がクルクルと変化するのも面白いですよね。及川さんのステージは衣装もすごくきらびやかで、登場した瞬間の歓声もすごかったです。

及川:衣装はやっぱりこだわりだね。劇場版『少女革命ウテナ』のテーマソングだった「フィアンセになりたい」を歌ったけど、バッグにウテナの映像を背負うからには、40代のコスプレイヤーとしてはふさわしい衣装を着ないとと思って。

『ウテナ』、先日久しぶりに劇場版を見直したんだけど、シュールだよねえ。すごく面白い。僕はその時初めて声優に挑戦したんだけど、全然上手くいかなくて本当声優って難しいなって思う。ぜひ一度リベンジしたいね。そうしないとこのまま悔しさだけが残ってしまうから。

――声優と言えば、声優としても活躍されている谷山紀章さんのユニットGRANRODEOとのコラボもサプライズでした!

及川:昨年GRANRODEOと初めて同じイベントに出演して、KISHOW君のハイトーンボイスに惚れてクリスタルキングの「愛をとりもどせ」を提案させてもらいました。GRANRODEOのことはすごくリスペクトしているし、KISHOW君は声優さんをやっているのにあそこまでシャウトしちゃうのがすごいよね。商売道具でしょ? そうしたら「いやいや、及川さんだって『半沢直樹』とかすごかったじゃないですか」って言われたんだけど、渡真利はシャウトしないしね(笑)。

今回は1曲だけのコラボだけど本当はあと2曲くらいやりたかったな。今後機会があったらユニット気分で色々やってみたいな。

――私もまたぜひコラボを観てみたいです。日本でアニメが放送開始して50年目となる節目の年ということで“ANIMAX MUSIX TIME TRAVEL”と題して及川さんがナビゲーターとなり、テレビアニメの50年史を振り返りましたが、世代をこめて楽しめるところがアニメミュージックの魅力でもありますよね。

及川:アニメミュージックを愛するという意味では世代を超えて、盛り上がれるんじゃないかな。アニメ放送開始50年ってすごいよね。僕が子供の頃ってNintendo DSも無ければ、インターネットも無かったから、一番の楽しみはアニメでおもちゃは超合金だった。ガンダムはもちろん、バルキリーとかロボットは大好きですね。子供の頃持っていた超合金を以前「まんだらけ」で買ったんだけど、8万円を超えていて、ちょっとした資産ですよね(笑)。子供の頃持っていた物なのになぁ。

――最近お気に入りの作品はありますか?

及川:寝る前にハイボールを飲みながら、録画したアニメを観るんだけど、最近面白いなと思ったのは『キルラキル』。後は『進撃の巨人』や『宇宙戦艦ヤマト2199』は観てましたね。『宇宙戦艦』みたいな昔の名作が今の技術で蘇るってすごいよね、ファーストガンダムも、現代のクオリティで観てみたいね。ただし、音声と演出はそのままで!

――最後に、オタクな女子&男子に及川さんからメッセージをいただきたいのですか。

及川:やっぱりやり通すことだな! デビューして18年ずっとスタイルを続けていれば認められるんだってつくづく思いますね。僕も元々オタクですしね、ガンダムオタク。いや、富野由悠季オタクかな。だからオタクなベイベーも、オタクな男子諸君も好きな物は好き! って大きな声で堂々と愛していこう。

――どうもありがとうございました!

及川光博オフィシャルサイト バラ色帝国 〜the empire of Roses
http://www.oikawa-mitsuhiro.com

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記者プロフィール

藤本エリ

日常系アニメと、黒髪・細身キャラクターをこよなく愛するライター。一番応援している声優は小野大輔さん。

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