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Aug 21 2017

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佐藤健の剣心に大友啓史監督も太鼓判!映画版『るろうに剣心』製作秘話をデジハリ公開講座で披露

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明治時代初期を舞台に「不殺(ころさず)」を誓い全国を旅する剣客・緋村剣心を主人公にした和月伸宏さんの『るろうに剣心』(以下『るろ剣』)。1994年より99年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、累計5500万部を超える大ヒット作になっています。アニメ版での涼風真世が演じた剣心も印象強く、男女問わない人気作であることはいうまでもないところでしょう。

その『るろ剣』が初の実写映画化2012年8月25日からロードショーが決まっています。
剣心の飛天御剣流をはじめ、登場人物たちの流派による技の数々は、これまで実写化は難しいといわれてましたが、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の大友啓史監督が果敢に挑戦。主演の剣心役に『仮面ライダー電王』の佐藤健、ヒロインの神谷薫役に武井咲を起用、分厚いキャストが若い二人を囲む豪華かつ迫力のある布陣で臨んでいます。

そんな映画版『るろ剣』を公開に先立って大友監督とプロデューサーを務めた久保田修さんによる公開講座が、2012年8月8日にデジタルハリウッド大学で開かれ、貴重な脚本やイメージボード・キャラクターデザインの指定画などを交えて、映画が完成するまでの製作秘話が語られました。

既に人気を博しているマンガを現在に映画化した理由について久保田さんは「このタイミングで大友監督と佐藤健という俳優が揃ったということですね。大友監督もNHKを脱藩してフリーになられたし、『龍馬伝』ですでにふたりが仕事をしていたのも大きかった」と述べ、映画化する難しさについて「ダイジェストにしてはいけない。スピリットが持っている根っこの部分を映像化するのか。大ベストセラーなので、それに沿った作品にするのかが大事」と、あくまで原作に沿った内容に近づけるようにしたことを強調しました。

大友監督は、「アホみたいに脚本を書き直した。思い出すのもいやなくらい」と時には中一日で修正する日々だったことを告白。「どのエピソードをとるのか、どのキャラクターを出すのか。剣心の二度と人を切らないという決心とその葛藤や、自分の信念を曲げずに明治の新時代で生き方を見つけていくか。その原点回帰するのに時間がかかりました」と述べました。そして、迷った時には「原作を読んで使える台詞にマーカーでチェックしていきました」と語り、マンガの凄さに感服した様子でした。

一方で、「はじめてに近い」というアクション演出については、「まず、役者には本気で人を斬る練習をしてもらいました。その次に、人を傷つけない斬り方をやってもらう。そうすると、円が大きくなるんです」と殺陣について解説。その上で、「アクションも芝居と一緒。スタントやアクションも芝居として撮る。演じるのはアクション俳優ではなく、日本一流の俳優にやってもらった。ハリウッドのアクション俳優に勝てていると思います」と自信を見せました。

キャスティングについては「フレッシュな佐藤と武井に実績のある方をぶつけるかがポイントでした」と久保田さん。「キャスティングがハマりましたね。原作ものはキャラクターへの違和感が最大の敵。そこを具現化していくので怖い。今のところ観ている方のリアクションを見ると意図通りの評価に近づいている」と手ごたえを強調しました。また、大友監督は「キャラクターに内面と物語がないと無理。二時間では全員を脚本に書いている以上の肉付けをできる俳優でないと間違いなくマンガに負けちゃう。僕以上に背景を考えてくれてバランスのいい演じ方のできる役者さんばかりです」と全幅の信頼を置いていた様子を垣間見せました。

また、大友監督は主演の佐藤について「つぶしに行くよ、と伝えた」というエピソードを披露。鵜堂刃衛役の吉川晃司をはじめ、奥田瑛二・江口洋介・香川照之といったベテランに囲まれたプレッシャーは相当だったのではと想像されますが、「現場であるべき以上に考えてひっぱっていく役者さんが佐藤健。若い彼はそういうように座長をこなしていった。白けないでお客さんに伝えられる役者です」とお墨付きの言葉を与えていました。

原作の魅力に加え、佐藤をはじめとするキャストの熱演やアクションシーンなど見どころの多い映画版『るろ剣』。ファンはもちろん、映画好きにとっても見逃せない作品といえそうです。

映画『るろうに剣心』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html

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記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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