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	<title>オタ女秒速5センチメートル &#8211; オタ女</title>
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	<description>“ちょっと”オタクも“隠れ”オタクも毎日楽しく心地よく。 女性の為のマンガ、アニメ、声優情報から、美容と健康にまつわるネタまでゆるりと更新していきます。</description>
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		<title>実写映画『秒速5センチメートル』大ヒットスタート！松村北斗＆奥山由之監督の解説つき副音声上映10月24日より開始</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Oct 2025 13:46:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>non</dc:creator>
				<category><![CDATA[カル]]></category>
		<category><![CDATA[シネマ]]></category>
		<category><![CDATA[副音声上映]]></category>
		<category><![CDATA[奥山由之]]></category>
		<category><![CDATA[実写化]]></category>
		<category><![CDATA[松村北斗]]></category>
		<category><![CDATA[秒速5センチメートル]]></category>

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		<description><![CDATA[新海誠監督の代表アニメを奥山由之監督によって実写映画化した『秒速5センチメートル』が興行収入10億円を突破し、より楽しめる副音声上映の実施が決定しました！ 『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)、『すず [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2025/10/5CM_E_fukuonsei_1017_fix_ol_rgb.jpg" /><br />
新海誠監督の代表アニメを奥山由之監督によって実写映画化した『秒速5センチメートル』が興行収入10億円を突破し、より楽しめる副音声上映の実施が決定しました！</p>
<p>『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)、『すずめの戸締まり』(2022年)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)。</p>
<p>主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描いた本作が、奥山由之監督によって実写映画化！ 10月10日(金)より大ヒット上映中！</p>
<p>公開から10日間で、観客動員数71万人、興行収入10億円を突破！</p>
<p>10月19日(日)までの公開10日間で、観客動員数71万人、興行収入10億円を突破！ 早くも大ヒットスタートを切った本作。</p>
<p>すでに劇場で作品をご覧になった観客からは「最後まで美しくて映画館で観るべき作品」「美しくてエモーショナルで大きなスクリーンで何度も何度も何度もかみしめて観たい作品」と、映画館でしか味わえない感動と映像美を賞賛する声が相次いでいます。</p>
<h3>松村北斗と奥山由之監督の解説つき！新たな発見に出会える副音声上映が決定！</h3>
<p>大ヒットを記念して、主人公・遠野貴樹を演じた松村北斗さんと奥山由之監督が参加した、副音声上映の実施が決定しました！</p>
<p>本編鑑賞中に耳元で語られる二人の解説は、リアルタイムに作品を深掘りすることができる贅沢な鑑賞体験。</p>
<p>松村さんは、撮影当時の現場でのエピソードから、とあるセリフを発するうえでの逡巡や想いについて初告白。さらに「このシーンは貴樹からすると&#8230;」と、貴樹視点で他キャストのシーンを見たときにどんな想いを抱いたかを語ります。</p>
<p>照明やCG、カメラワークなど、1カット1カット丁寧に作り上げられた作品づくりに、制作陣を賞賛しながらも、監督が子役の二人へおこなった演技のためのワークショップの話を聞くと、「大人にもやって欲しかった」と嫉妬心をのぞかせる一幕も。</p>
<p>また、「この会話が良すぎるんだよな&#8230;」「うわあ、今のシーンやばい!」など、耳元でささやかれる松村さんの声に、まるで隣で一緒に作品を鑑賞しているかのような劇場体験を味わうことができます！</p>
<p>奥山由之監督は、「このシーン、実は撮影当日に急遽追加して&#8230;」「このカット、実はこのシーンとつながっていて&#8230;」など、撮影の裏側やカメラワークの秘密をふんだんに披露。「このシーン、覚えていてください!」と伏線のヒントを出しながら、後のシーンでその仕掛けを見事に回収する一方、まだ前のシーンのこだわりについて語っている途中に、次のシーンへと映像が切り替わると、「あ、情報が渋滞している!」と監督自身が焦るほど、語り尽くせないほどのこだわりが満載の作品です。</p>
<p>副音声上映を聞いて初めて気づくことができるようなこだわりの数々に、松村さんも思わず、「奥山さん、すごい!」と感嘆しながら、「このこだわりをまとめた発見ブックを作ったら面白いかも!」と提案するほど情熱が注がれています。</p>
<p>本編冒頭からエンドロール終了のギリギリまで、余すことなく語り尽くされる、二人の本作にかける想いが詰まりに詰まった内容です。</p>
<p>副音声上映は10月24日(金)～11月30日(日)までの期間限定。ここでしか聞くことのできない解説に、新たな発見に出会えること間違いなし！ ぜひ何度でも劇場でお楽しみください。</p>
<h3>『秒速5センチメートル』 期間限定 副音声上映 実施概要</h3>
<p>実施期間:10 月 24 日(金)~11 月 30 日(日)まで<br />
実施場所:『秒速 5 センチメートル』を上映する全国の映画館・全上映回</p>
<p>◆副音声上映 鑑賞手順<br />
1スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を事前にダウンロード(https://hellomovie.info/)<br />
2アプリを起動し、音声ガイドより本作の副音声データをダウンロード<br />
⇒1~2は映画館へ行く前に、ご準備ください。<br />
3映画館内で上映直前にアプリを起動、必ずイヤホンで副音声をお聞きください。</p>
<p>◆注意事項<br />
※上映開始後のスマートフォンの操作はご遠慮ください<br />
※本作の副音声データは、10/21(火)0:00 より「HELLO! MOVIE」アプリ内でダウンロードが可能になります。<br />
※「HELLO! MOVIE」アプリの使い方は【「HELLO! MOVIE」公式 HP】や【エヴィクサー公式 YouTube のチュートリアル映像】をご覧ください。<br />
※上映時の音響機能に変わりはありません。<br />
周囲にスマートフォンに接続したイヤホンを付けた方がいらっしゃることをご留意ください。<br />
※スマートフォンの画面が自動的に暗くなる仕組みとなっております。<br />
※劇場での端末の貸し出しは行なっておりません。あらかじめご了承ください。<br />
※幕間時間では、待機音声が流れます。本編上映前に必ず待機音声が流れるかご確認いただき、音量をご調整ください。<br />
※イヤホンの装着、アプリの設定は上映前に必ずお済ませいただき、上映中に光が漏れたりしないよう、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。<br />
※本編の音量が大きいシーンでは、コメンタリー副音声の音が聞きにくい場合があります。<br />
※イヤホン、ヘッドホンから本編の音声は流れません。密閉度の高いイヤホン、ヘッドホンを使用されますと、コメンタリー副音声がより聞き取りやすくなります。映画本編の音はうっすら聞こえる程度で、副音声がしっかり聞こえる位がオススメです。<br />
インナーイヤー型のイヤホンではなく、周囲への音モレがしにくく、防音性の高いカナル型(一般的に主流の耳栓型)を推奨しております。<br />
※Bluetooth イヤホンなどのワイヤレスイヤホンの場合、携帯端末とイヤホンが無線で接続されると、ガイダンス音声が流れます。<br />
Bluetooth イヤホンは電池切れの可能性もあるので、ご注意ください。また、Bluetooth イヤホンは、機内モードをオンにするとBluetooth の接続がオフになる場合がございますので、事前に Bluetooth 接続の設定をチェックしてください。<br />
※対応 OS:iOS 15.5 以降/ Android OS 7 以上</p>
<h3>作品情報</h3>
<p>＜ストーリー＞<br />
1991 年、春。<br />
東京の小学校で出会った貴樹と明里は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていっ<br />
た。<br />
しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。<br />
離れてからも、文通を重ねる二人。<br />
相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。<br />
中学一年の冬。<br />
吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。<br />
「2009 年 3 月 26 日、またここで会おう」<br />
時は流れ、2008 年。<br />
東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。<br />
30 歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。<br />
そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。<br />
明里もまた、あの頃の想い出と共に、静かに日常を生きていた。<br />
18 年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。<br />
交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。<br />
――いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。<br />
大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。</p>
<p>■タイトル:『秒速5センチメートル』<br />
■原作:新海誠 劇場アニメーション『秒速5センチメートル』<br />
■監督:奥山由之<br />
■脚本:鈴木史子<br />
■音楽:江﨑文武<br />
■主題歌:米津玄師「1991」<br />
■劇中歌:山崎まさよし<br />
「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速 5 センチメートル』Remaster〜」</p>
<p>■出演:松村北斗 高畑充希<br />
森七菜 青木柚 木竜麻生 上田悠斗 白山乃愛<br />
岡部たかし 中田青渚 田村健太郎 戸塚純貴 蓮見翔<br />
又吉直樹 堀内敬子 佐藤緋美 白本彩奈<br />
宮﨑あおい 吉岡秀隆<br />
■制作プロダクション:Spoon.<br />
■配給:東宝<br />
■公開日:2025 年 10 月 10 日(金)<br />
（C）2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会<br />
■公式サイト:https://5cm-movie.jp<br />
■公式 X(@5cm_movie_2025):https://x.com/5cm_movie_2025<br />
■公式 Instagram(@5cm_movie_2025):https://www.instagram.com/5cm_movie_2025/<br />
■公式 TikTok(@5cm_movie_2025):https://www.tiktok.com/@5cm_movie_2025</p>
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		<title>『言の葉の庭』新海誠監督インタビュー「これまでの作品と違うのは主人公が“他人を知ろう”としている事」</title>
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		<pubDate>Tue, 11 Jun 2013 02:59:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>藤本エリ</dc:creator>
				<category><![CDATA[アート]]></category>
		<category><![CDATA[アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[声]]></category>
		<category><![CDATA[恋]]></category>
		<category><![CDATA[ダイアナ]]></category>
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		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[秒速5センチメートル]]></category>
		<category><![CDATA[花澤香菜]]></category>
		<category><![CDATA[言の葉の庭]]></category>

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		<description><![CDATA[『秒速5センチメートル』など美麗なアニメーションとセンチメンタルな物語が高い人気を誇るアニメーション監督・新海誠監督。5月31日には待望の新作『言の葉の庭』が劇場公開となります。 『言の葉の庭』は、新海監督が初めて現代の [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/image001.jpg" />『秒速5センチメートル』など美麗なアニメーションとセンチメンタルな物語が高い人気を誇るアニメーション監督・新海誠監督。5月31日には待望の新作『言の葉の庭』が劇場公開となります。
<p>『言の葉の庭』は、新海監督が初めて現代の東京を舞台に描く恋の物語。靴職人を目指す高校生・タカオ（CV入野自由）が、ある雨の日に年上の女性・ユキノ（CV花澤香菜）と出会い、雨の日だけの逢瀬を重ねて心を通わせていくというストーリー。既に公開されている予告では、タカオがユキノの為に靴を作ろうと足型を取るシーンなど美しい映像を観る事ができます。</p>
<p>今回は、新海誠監督に作品作りから声優のキャスティング、脚本の為に学んだ「女心」まで様々なお話を伺ってきました。</p>
<img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/image003.jpg" /><strong>――まず、本作の主人公タカオが靴職人を目指す設定であることに関して「物作りをしている少年にしたかった」という事ですがその理由を教えてください。</strong>
<p><strong>新海誠（以下、新海）：</strong>10代の頃って、大学に行けば変わるかもしれないとか、東京に行けば変わるかもしれないとか、そういった事を思いますよね。そういう気持ちを一番象徴するのが物を作る事だと思うんです。小説家を目指している人だったら、ただ物語を書くのでは無く、人に読んで欲しいとか、人に認められたいという欲求があるわけだし、僕自身も作品を作り始めたきっかけは、誰かに触れ合いたいと思ったから。そうした他者に必死に手を伸ばしている少年を描くのに、“物作り”という設定は必要でした。</p>
<p>色々な職業のリストの中から、なぜ靴職人を選んだかというと、この物語にすごくはまったからなんですね。タカオに靴作りという設定を与えたら、靴は人が歩くことを助ける物だから、「歩き疲れたユキノを助けたい」というタカオの気持ちにも合っていて。</p>
<img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/image005.jpg" /><strong>――タカオがユキノの足のサイズをはかるシーン、ノートの上に素足を置いて鉛筆で形をなぞる箇所は特に印象的なシーンとなっていますね。</strong>
<p><strong>新海：</strong>手も握ったこともない、それどころか名前も知らない2人が極限まで近づくシーンですね。15歳の少年にとって女性の足のサイズをはかるという行為は大変な冒険であると思うし、性的な感情から自由なわけがない。だから観客をドキっとさせるシーンで無いといけないし、スタッフには「この映画のセックスシーンの様な物だ」だと言いました。</p>
<p>けれど、いやらしいだけではダメで、ピアノのBGMでどこまで神々しい雰囲気を出せるか、官能的であり、尊いという表現をする為に工夫をしました。アニメーション全体の作画の枚数制限の中でも、このシーンには多くの枚数をかけてなめらかに見える様に作っています。</p>
<p><strong>――その工夫や苦労があってこその美しいシーンの完成ですね。</p>
<p>新海：</strong>10代の男の子が観て女の人の足が好きになってしまうくらいの映画にしたいと思いました。この映画がきっかけで、その人のフェティズムにもし影響を与えられたら、自分達の仕事が彼の人生に刻み込まれるという事ですから（笑）。</p>
<p><strong>――そんな、ごく繊細なシーンをさらに魅力的にする、タカオ役の入野自由さん、ユキノ役の花澤香菜さんの演技もとても素晴らしかったです。</p>
<p>新海：</strong>キャスティング会社にキャラクターのイメージを伝えてリストアップしてもらい、15人くらい声優さんや俳優さんの音声をまず聞かせてもらいました。タカオに関しては最初から入野自由さんのイメージがあって、前作も入野さんにお願いしていましたし、彼は上手いだけではなく役の飲み込みがすごくはやいんですね。必ずこちらが期待以上の演技をしてくれるので、すんなり決まりました。</p>
<p>難しかったのはユキノなのですが、ユキノは27歳ですから25歳以上の方でオーディションをしたいとお願いしていたんですけど、出てきた候補の中に当時23歳の花澤さんがいた。その理由を聞くと、花澤さんがご自身で手を挙げて下さったという事だったのですが、声を聞いたら、花澤さんが一番分からなかったんですよね。</p>
<p><strong>――ピンとこなかった、のではなく分からなかった？</p>
<p>新海：</strong>この人は違う、とかこの人は合っているとか、他の方の声はすぐに判断できるのに、花澤さんだけ、すごく合っている瞬間があったり、可愛すぎて全然違うという瞬間があったり。その引っかかりが気になっているまま、花澤さんとお会いしてお話すると「ユキノというのはもしかして、今花澤さんが出している声の様な人なのかもしれない」と思いはじめて。</p>
<p>ユキノは27歳の女性ですが、人間って話している相手によって、少女の様な声が出る時もあれば、相手を突き放す様な大人な声が出てしまうことがありますよね。その、キャラ設定に沿いすぎない部分を、花澤さんは“素”で持っている感じがして、「一緒にキャラクターを組み立てていく様なお仕事をしてくださいませんか？」とお願いしました。</p>
<img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/image007.jpg" /><strong>――私自身が女であるから特に、ユキノの感情のゆらぎには特にグっとさせられました。彼女のパウダーファンデーションが粉々に割れてため息をつくシーンなど、リアリティのある描写はどの様に生まれたのですか？
<p>新海：</strong>『言の葉の庭』は、最初はタカオ視点でしか描かれていなかったんですね。ユキノはあくまでタカオから見たミステリアスな女性。それを最初にスタッフに見せたらユキノの評判が悪くて。「年下を惑わせてみえる」みたいな（笑）。それでも良いと僕は思っていたんだけど、キャラクターとして愛されないのはダメだと思い、タカオと同じくらい彼女の描写も厚くする事にしました。</p>
<p>そこで、落ち込んでいる女性にさらに追い討ちをかけるシチュエーションは何かと女性スタッフたちに聞いてみた所、ストッキングが伝線したり、ヒールがマンホールの穴にひっかかるという話が出てきて。もう少し他にないかと聞いていくうちに、女性スタッフが「今朝ファンデーションが割れちゃったんです。知ってましたか、割れるの？」と見せてくれて。そこで、ユキノが落ち込んでいる時にコンパクトを落としてしまって顔が歪む、というシーンが出来上がったわけです。</p>
<p><strong>――新海監督の作品には全世界にファンがとても多く、何回も何回も同じ作品を鑑賞するコアファンが多いですが、ご自身の過去作品と比べて『言の葉の庭』で変化した部分はありますか？</p>
<p>新海：</strong>自分が好きな物や得意な物はどうしても作品に表れるし、興味の対象や問題意識は変わらない。<br />
結果的に過去作と比べて違う毛色の作品になったなと思うのが、『言の葉の庭』のタカオは“他人を知ろうとする”話なんですよね。ユキノの事を知りたい、ユキノを助けたい、ユキノの靴を作りたいと。あえて、過去作品を分類するならば、『秒速』の貴樹は自分が初恋の思い出に照らし出されていたことに気付く話だったり、“自分を知る”話だったと思うんです。</p>
<img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/image009.jpg" /><strong>――新海作品と言えば圧倒的な映像美という事で、本作も恐ろしいくらいの映像の美しさでした。雨ってこんなにキレイだったんだ、と気付かされる様な。
<p>新海：</strong>雨が好きになる映画になって欲しいという想いがあったんですね。僕は家の中にいるときの雨は好きで、あと子供の時は雨で体育がつぶれたりすると嬉しいタイプだったり（笑）。でもこの映画を観て雨の美しさに気付いて欲しいと。</p>
<p>雨をモチーフの一つとした時に「雨だと背景が全部グレーになっちゃうんじゃないの？」という意見もあったのですが、そんな事は無いんですよね。梅雨時の雨は、一雨ごとに緑の色が濃くなっていく。その緑は雨の日だからこそ引き立って見えるし、車のヘッドライトはキラキラと光るし、太陽が出ている映画よりも鮮やかな、雨の日だからこそ見える美しさを描こうと思いました。“雨で鮮やか”という部分に一番神経を注いでいますね。</p>
<p><strong>――具体的にどの様な工夫を凝らしたのでしょうか？</p>
<p>新海：</strong>例えばキャラクターの陰影。アニメーションは通常であれば、顔の陰影を明るい部分と暗い部分で表現します。それを『言の葉の庭』では明るい部分と、暗い部分と、緑が反射している部分で表現していて。輪郭線にも緑が反射している線を入れて、だから独特の絵になっていると思います。</p>
<img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/image011.jpg" /><strong>――雨粒を映し出すカメラアングルも独特に感じました。
<p>新海：</strong>基本的には『言の葉の庭』って実写置き換え可能な作品だと思っているんですね。現実の新宿を舞台にしていますし、実際ロケハンも繰り返しています。でも、カメラが置けないような場所のアングルも度々出しています。そういう時は、ロケハン出来ない所でも、頭の中に架空のカメラをかまえる。カメラは全体のリアリティを表現する為の装置で、そうすることで全体としてのまとまりが出てくる、これはこだわりというよりも僕の作品作りにおける原則かもしれません。</p>
<p>後、アニメーションは通常絵コンテを描きますが、今回は初めから「ビデオコンテ」を作っています。作品のイメージとなる場所を実際に撮影しながら歩いて、ビニール傘を開く音なども入れて。セリフも自分で吹き込んで、ユキノのパートは妻にお願いして（笑）。iPhoneで撮影したものはそのままDropboxに保存されていくので、とても便利なんですよね。</p>
<p>ここは音楽だけにしてセリフは消そうとか、効果音とセリフだけにしようとか、この段階で、自由に考察出来たのがこの作品の完成に大きく関わっています。ビデオコンテという手法は珍しいものではないですけど、ここまで細かくやるのはあまりないと思います。46分という作品の時間だからこそ出来た事ですね。</p>
<p><strong>――46分という作品の時間に関してはどんなこだわりがあるのでしょうか。</p>
<p>新海：</strong>この物語を考えた時に必然的に46分になりました。映画としては短時間ですから、一番最初は劇場公開するとは考えていなくて、タブレットやスマートフォンで観て欲しいと思っていたんですね。映画のスクリーンで無くても、自分のスクリーンで楽しんで良いと。最近では下手すれば劇場のスクリーンよりも画質が良いタブレットやスマホもあるから、目に近い位置でみてもらってアニメーションの美しさと「この液晶ってこんなにキレイだったんだ」と液晶の美しさにも気付いて欲しいと。</p>
<p>電車の中でスマホをみたり、現代って皆さんの時間の使い方が分断されていますよね。その中で、2時間暗闇に座っていることを要求する映画って今となっては特殊なメディアです。僕も映画館は好きですけど、必ずしも「長ければ良い」ってことでは無い。密度が濃くて観終わった後に、映画1本分の満足感があるならば時間が短い方が観客にとってはプラスだと思うんです。ですから、映画館はもちろんの事、劇場公開日と同時にiTunesの配信もスタートするので、自分なりの方法で作品を楽しんでいただきたいです。</p>
<p><strong>――どうもありがとうございました！</strong></p>
<p>『言の葉の庭』公式サイトで予告編がご覧いただけます。<a href="http://www.kotonohanoniwa.jp/">http://www.kotonohanoniwa.jp/</a><br />
<strong>公開日：5月31日　新緑の季節ロードショー</strong><br />
配給：東宝映像事業部</p>
<p>（C）Makoto Shinkai/CoMix Wave Films</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「『秒速』を観てご飯が食べられなくなった」と言われます――新海誠監督が語る最新作『言の葉の庭』（後編）</title>
		<link>https://otajo.jp/15066</link>
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		<pubDate>Wed, 04 Jul 2018 16:53:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>藤本エリ</dc:creator>
				<category><![CDATA[アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[新海誠]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[秒速5センチメートル]]></category>
		<category><![CDATA[言の葉の庭]]></category>

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		<description><![CDATA[『秒速5センチメートル』など美麗なアニメーションとセンチメンタルな物語が高い人気を誇るアニメーション作家・新海誠監督。5月31日には待望の新作『言の葉の庭』が劇場公開となります。 5月5日（日）には徳島で開催されたアニメ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/sb5_large.jpg" /><br />
『秒速5センチメートル』など美麗なアニメーションとセンチメンタルな物語が高い人気を誇るアニメーション作家・新海誠監督。5月31日には待望の新作『言の葉の庭』が劇場公開となります。</p>
<p>5月5日（日）には徳島で開催されたアニメイベント「マチ★アソビ Vol.10」に新海監督が登場。「思春期っていうのは“セカイ系”だと思う」「雷で女の人の神秘性を表している」など、数々の気になる言葉が飛び出したトークショー前編は下記のリンクからご覧ください。</p>
<p><strong>泣かせようとして作っているわけではないのです――新海誠監督が語る最新作『言の葉の庭』（前編）</strong><br />
<!-- orig { --><a href="http://otajo.jp/15047" target="”_blank”">http://otajo.jp/15047</a><!-- } orig --></p>
<p><img class="aligncenter" src="http://otajo.jp/files/2013/05/sb3_large.jpg" /><br />
<strong>水野：</strong>それではここからは、せっかくなので質疑応答をしていきたいと思います。</p>
<p><strong>新海監督：</strong>実は、昨日からtwitterでも呼びかけていたんです。まずはtwitterでいただいた質問からいきましょう。</p>
<p><strong>――星を追う子供では世界中の誰が見てもわかる普遍的な冒険物を作りたいという思いがあったとおっしゃっていました。対して今作では、雨、緑、万葉集など、前作に比べて日本の根っこに通ずるような内容に大きくシフトされている様に感じました。何かきっかけなどあったのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>新海監督：</strong>『言の葉の庭』を見て、よく『秒速5センチメートル』に戻ったと思われがちなんですが、そういうつもりはないんですね。前作『星を追う子ども』との間に何があったかと言うと、まず東日本大震災があった。そこで、自分たちの足下の地面が盤石でない、普遍的でないことに気づいた。だから、いつも過ごしている新宿という場所を、きちんと描いておきたいと思ったのが一つ。</p>
<p>もう一つ、『秒速』には色んな反省があって。もっと「伝わるように」作らなくてはならないと思ったんです。あの作品を観て、「ご飯を食べられなくなった」といった感想もいただくんですが（笑）。自分としては、励ますような気持ちで作ったつもりなんです。『星を追う子ども』ではその反省を活かして、色々な前提を共有していなくても、ちゃんと伝わるように作ろうとした。それが、先ほど質問に出た言葉の意味です。そう意味では「戻った」ということでなく、今回の『言の葉の庭』にも連続性があると思うんです。</p>
<p><strong>――大人の女性と高校生の恋愛がテーマですが、設定だけで悶えるのですが、この設定でいこう！という、きっかけをよかったら教えてください。</strong></p>
<p><strong>新海監督：</strong>これ（男女の性別）が逆だったら、あまり良くなかったと思うんですね。都条例とかに引っ掛かっちゃうんじゃないか（笑）。だけど、年下の男の子と、10歳以上離れている女性という設定によって、何か純粋な部分が取り出せるかな、と思ったんです。セクシャルな部分も含まれてはいるんだけど、手の届かないものとして女性を描こうと思った。年齢的にも社会的にもギャップがあって、それによって描けるものがあると思ったんです。</p>
<p><strong>――監督の作品は、なぜあんなに背景を綺麗に描かれるのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>新海監督：</strong>これは色々なところで話しているのですが、いわゆる原風景ということになりますか、僕は長野県の山奥で育ちました。光の変わり方がとてもドラマチックで、例えば向こうの山が明るいときに、自分のいる谷は雲の下で暗かったり。そういう風景に救われていたところがあります。そんな環境で過ごしたせいで、東京に出てきたときにつまらなかったんです。明暗の差はないし、平坦だし。ただそれは最初の3年くらいで。自分の住むところが嫌いというのは辛いでしょう？</p>
<p>東京の景色も好きになっていました。好きになったというより、積極的に綺麗なものを見出そうとしていました。そもそも僕はゲーム会社で働いていて、そこで背景を描いていました。そうして自分の作品を作るとなったときに、人が描けないから背景を描こうと思った。それが周りの人に褒められたんです。実際はそういう理由からで、先ほどの原風景の話は「後から考えると」という理由ですね。</p>
<p><strong>――『ほしのこえ』でもバスの停留所で靴下を脱ぐシーンがありました。『言の葉の庭』の予告を見たときにデジャブを感じたのですが、『ほしのこえ』でやったことをやり直そうとした意識がありましたか？</strong></p>
<p><strong>新海監督：</strong>『言の葉の庭』は「雨宿り」の話なんです。本来の場所に居場所のない二人が、別の場所で「雨宿り」をする。『雲の向こう、約束の場所』だと二人の少年が飛行機を作っている廃屋がそうだし、『秒速5センチメートル』だと少年と少女が雪の晩を過ごす納屋がそう。あれも「雨宿り」なんですね。</p>
<p><strong>――新海監督は、ひょっとして鉄道ファンですか？</strong></p>
<p><strong>新海監督：</strong>いわゆる“撮りテツ”とか、そういったコレクションする方のファンではないのですが（笑）。ただ、電車という空間や移動手段には愛着がありますね。今回も、個々のスタッフによる異様なこだわりが見られますので、お楽しみに。</p>
<p>この作品はスタッフが1年間、頑張って作りましたので、それだけの密度がある作品です。劇場ではサラウンドによる雨の音が楽しめますし、タブレットで観たとしても「ここまで細かく描き込んでいるのか」と絵の密度を楽しめると思います。色んな楽しみ方のできる作品です。是非ご覧ください。本日はありがとうございました。</p>
<p><strong>言の葉の庭のオフィシャルサイト</strong><br />
<a href="http://kotonohanoniwa.jp/" target="”_blank”">http://kotonohanoniwa.jp/</a></p>
<p>(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films</p>
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