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Apr 20 2024

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ネット発人気曲がジョイポリスを揺るがした!? ジャンルレスの交差が際立つDJイベント『リアニポリス』レポート

2014年6月22日に東京ジョイポリスのメインステージで開催された『リアニポリス』では、14時から21時30分までの間に出演DJがアニソンからダンスミュージックまでジャンルレスに選曲。今回、サウンドユニットMoonbugが出演したこともあり、マッシュアップ(2つの曲を重ねる手法)を意識したプレイが特に目立つイベントとなりました。ここではそのレポートをお届けします。

都市型音楽イベント『Re:animation』にとって、2014年1月26日の『Re:animation NEW YEAR PARTY 2014』に引き続き2回目となる東京ジョイポリスでの開催。吹き抜けのメインステージの上を絶恐マシン『ヴェールオブダーク』が通過する中、アニソンだけでなくEDM(エレクトロダンスミュージック)が響き渡ります。休日ということもあり、ステージ外で『ヴェールオブダーク』を待つ行列の人がフロア内の盛り上がりに呼応するシーンもチラホラ見かけました。

4Fからステージフロアを眺めると…。曲に合わせて変化するライトアップを眺めているだけでも楽しい!

み〜こと柏森進のユニットMOSAIC.WAV。電波ソングの嚆矢的な存在でもある「ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト」などを繰り出しつつ、二人で別々のアニソン・ボカロ曲を歌うという人力マッシュアップを敢行。このようなフリーダムな流れが許容されるあたりが、このイベントの面白いところ。

オープニングを務めてドラムンベースを軸にしたパフォーマンスを披露したMegsisや、硬軟織り交ぜた選曲で魅せたギガツカハラといった女子DJ陣の活躍も光りました。

19時30分頃より登場したMoonbug。「StarrySkyYEAH! Remix」をはじめとするマッシュアップの連打にフロアも最高潮に。躍動感と色気を併せ持った圧倒的なカッコよさに痺れました!

7時間以上もの間、楽曲そのものを聴かせるパフォーマンスを鳴り響かせた今回の『リアニポリス』。アニメと音楽の双方が好きという人はもちろん、様々なジャンル・カルチャーがジャンルレスに交差する場になりつつあります。

オーガナイザーの”ちへ”こと杉本真之さんによると、次回の中野駅前での開催について2014年7月中に発表があるとのこと。「開催のハードルがちょっと高いので、皆さんのお力を貸して欲しい」と話しており、これまで同様クラウドファンディング等の活用を含めたイベント作りになることが予想されます。いずれにしても、耳の肥えた音楽ファンからの認知度も高まっており、今後の展開にも注視したいところです。

Re:animation | リアニメーション
http://reanimation.jp/

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記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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