天才・凪を表現するため肉体改造!舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』パルクールセットで大迫力&スピード感ある試合シーンに!

舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』が東京ドームシティ シアターGロッソにて開幕し、11月30日まで上演中! 千秋楽はライブ配信も実施します。
本作は、「別冊少年マガジン」(講談社)で連載されていた『ブルーロック -EPISODE 凪-』の舞台化作品。エゴイストFW育成サッカー漫画『ブルーロック』の公式スピンオフとして、原作者・金城宗幸氏が自ら手がけた“もうひとつの青い監獄(ブルーロック)”を描きます。

天才・凪誠士郎を主人公に、彼の視点から描かれる新たな物語は、2023年5月にスタートした舞台版『ブルーロック』シリーズの最新作にあたります。
全国から選ばれた300人の高校生フォワードたちが、“青い監獄(ブルーロック)”で試練に挑み、W杯優勝を目指す日本最強のストライカーを育てる――。その中で、凪が見せる才能と成長が今回の物語の核となっています。

劇場に入ってまず驚くのは、そのセット組み。シアターGロッソの高低差と空間を存分に生かした2段と頭上の通路、合わせて3段組になっています。

時間軸的に4th STAGEの芝のピッチから”青い監獄”(ブルーロック)内に戻ったことが分かるように、緑の面は無く、無機質な空間に。また、大きな特徴として八百屋(傾斜のある舞台床)をはるかに通り越した滑り台にも近いスロープが設置され、2段目にはパルクールのようなセットも見えます。
これまでのシリーズでも八百屋舞台を生かして臨場感と迫力のある試合シーンが描かれていましたが、これをどう使うのだろうとワクワクした気持ちになること間違いなし。


物語は、凪と玲王の出会いから丁寧に描かれます。これまで、めんどくさいと何事にも熱くなることなく生きてきた凪が、玲王に見つけられてサッカーを始めてどうやって急成長を遂げていくか。本編『ブルーロック』と舞台版のシーンやセリフを思い起こさせる展開と、ここは外してほしくないという大事なシーンはきっちりと丁寧に押さえつつもテンポよく話は進んでいきます。


原作8巻ものボリュームをぎゅっと詰めながらも、ダイジェスト感の無い丁寧なストーリー展開を作り上げている脚本と演出は、舞台『ブルーロック』シリーズでも脚本と演出を担当している伊勢直弘氏。凪と玲王、2人の関係性の構築とすれ違い、変化、それぞれの成長などが伝わってきます。


「関係性」で特に注目してほしいのは、凪と玲王のコンビに対して存在し、比較される潔 世一・蜂楽 廻、烏 旅人・乙夜影汰の2コンビ。この2組のコンビと出会った凪が、自分と玲王の関係性とあり方を振り返っていく様をぜひ見てください。


試合シーンでは、前述のスロープと、鉄棒などを使ったパルクールのセットが大活躍! これらを使い、人間が自分の力だけで走る、飛ぶだけでは通常できない動きとスピード感の表現が可能になっています。

シリーズを通して進化してきた映像、特殊効果、音響の効果もかけ合わさって生まれる2次元的な表現に、漫画やアニメの世界が目の前に現れた気持ちになります。
席も段差の大きいシアターGロッソらしく、床面やスロープ、3段目などに投影された点差やモノローグなどが見えやすい作りになっています。
丁寧な脚本で描かれる凪と玲王を演じるのは、舞台『ブルーロック』シリーズから同役を続投する佐藤たかみちさんと菊池修司さん。

佐藤さんは、めんどくさいが服を着て歩いているような凪の成長する様を見事に演じ切っています。序盤では表情から始まり全てのオーラが「めんどくさい」色をしていた凪が、さまざまな人や出来事と出会い、急激に変わっていく様に息をのみます。佐藤さんがもともと持つ”2次元”色に、それを身体的に体現するアクションが合わさり、天才・凪誠士郎が実際にいたらこういう動きをするのだろう、と感じさせてくれます。

菊池さんは、凪を見つけた時のキラキラ感、自信、希望といった全てが順調に行っていた時からガラリと変わる玲王の内面を、見ている側が苦しくなるほどに切々と、そして熱く演じています。この苦しみを踏み締め乗り越えさまざまなことを経験してこその玲王なのですが、つい手を差し伸べてしまいたくなります。
シリーズから続投するキャラクターたちに加え、新キャラクターたちも登場。彼らが凪と玲王にどう影響を与え、そして物語にどう関わっていくのか、ぜひお楽しみに。






スピンオフ作品であることから、本編を別視点で描く本作。舞台『ブルーロック』シリーズでは描かれなかったシーンと描かれているシーンが合わさり、観劇後は、原作のすべてや舞台の映像をあらためて見返したくなるはず。そして凪と玲王をもっと大好きになること間違いなしです!
初日会見コメント 凪を体現するため「根本から体を変えないとと思って弟子入り」

ーーいよいよ初日を迎えます。今のお気持ちをお聞かせください
佐藤たかみち(凪 誠士郎役):原作の『ブルーロック』そして『EPISODE 凪』に出会った時、その熱さに鳥肌が立ちました。そして、僕は目立ちたがり屋なので「この作品の中に入って、話の中心になりたい!」とも思ってしまって(笑)。
そんな風に思っていたこの作品が舞台化されて、ついに開幕します。凪がたくさんのエゴイストたちと出会って変わっていくのを、稽古期間で感じてきました。これから初日を迎えて、さらに新しい景色が待っていると思うんです。
修司くんをはじめとしたカンパニーのみんなと一緒にこの『EPISODE 凪』の世界に飛び込んで、凪と同じく、たくさんのエゴイストやさまざまなものに出会って、僕自身もいろいろな気持ちになっていくのが楽しみです。
菊池修司(御影玲王役):濃い稽古期間でした。舞台袖に行くタイミングも無いほどに出番が多いんです(笑)。濃密な稽古を重ねてきたからこそ「やっとこの作品を届けられる」とワクワクした気持ちでいます。
応援してくださっている皆さまがご覧になりたいであろうものが詰まっている作品になっていると思っています。早く皆さんにお見せしたいですし、感想を知りたい!と少年のような気持ちでいます。
とても思い入れの強い作品なので、カンパニー一同で頑張ってお届けしていきたいです。

ーー本作は『ブルーロック』の登場キャラクター凪と玲王を主人公としたスピンオフの舞台化作品です。改めて凪と玲王を演じて、新しく発見したことなどはありますか?
菊池:これほどまでに強いつながりを持つ2人だったんだ…と改めて感じました。玲王と凪がお互いを思っている、それを演じられる楽しさを噛み締めながらやらせていただきました。
これまでの舞台『ブルーロック』のシリーズでは自分なりに解釈して玲王を演じさせていただいていましたが、まだまだ深いものがあったのだとこの『EPISODE 凪』で発見しました。それをより表現できていたらと思っています。
佐藤:凪と玲王、2人の想いについてや、凪の新しい一面にたくさん気付きました。ここでこんなことを思っていたんだとか、こんな表情をしていたんだとか。今まで演じてきて思い付かなかった表情や気持ちになったりするんだな…と。
凪は第一印象よりも感情や表情が豊かな人なんだと思いました。とても人間味があるんです。玲王に話しかける時は特にそうですね。

ーー凪は天才と言われていますが、稽古中などにご自分やお相手が天才だと思ったエピソードはありますか?
菊池:エゴイストらしく、安全策を取って相手のエピソードではなく自分の天才エピソードを話していきましょう(笑)!僕は、カンパニーに愛される天才です。みんな僕が大好きなんだなって。
シリーズものということもありますが、とても仲の良いカンパニーで。その中において中心の一番星でいられる僕は、愛される天才だと思いました!(笑)。
佐藤:僕も同じようなことになっちゃうなあ(笑)。さっきそこで着替えている時に、千切豹馬役の佐伯 亮くんが「たかみちがいるから、みんな頑張れるんだよ」って言ってくれたんです。それを聞いて、天才って、そう言われる人間だと思うので自分もそこに近づけたのかなぁ…と。恥ずかしい!(笑)
ーーお互いをどんな役者だととらえていますか?
佐藤:熱い男ですね。自分の出番ではない時でも他の人のことをちゃんと見てくれている。「稽古している時に気づいたことがあって」と夜に電話をかけてきてくれて、たくさん話したこともありました。特にその時のことは僕にとって大事なことで、修司くんからそれを聞いて、次の日から何かがまた一段階上がったような気がします。
稽古っていろんな宝物が落ちていて、それを見つける作業なんじゃないかと思うんです。修司くんは、それを見つけられる人なんだな、って。トレジャーハンターみたいな人です。
菊池:名言だね! たかみちは、この作品にかける想いが人一倍強い人です。稽古場に1番に来て、1番遅く帰る。誰よりも努力をしていて、一段ずつ階段をひたむきに上がっているたかみち…そういう姿を一番近くで見てきたので、本作は素敵な作品になると思いました。

ーー本作の見どころを教えてください。
菊池:凪と玲王の熱いつながりや線ですね。演じていて、それを強く感じました。本編の『ブルーロック』とは違う視点で描かれますが、それとはまた違う視点でも見たくなるような要素が散りばめられています。凪と玲王の関係性を大事に作ってきたので、そこを見ていただけたら。
それから、凪の成長。冒頭から最後までの成長の振り幅がすごいです。玲王としては、ちょっと寂しくて悲しいことが多いですが、凪の成長の素敵さを1人でも多くの方に楽しんでもらえたらと思っています。
佐藤:ご覧いただいているように、今回はセットが大きく変わっています。このフィールドを、必死にもがいて汗水垂らして存分に駆け回って戦ってパフォーマンスしているので、その熱を感じ取っていただきたいです。
『EPISODE 凪』なので凪と玲王の視点が多いのですが、他のキャラクターたちの過去も垣間見えるシーンもあります。それぞれに過去のストーリーとエピソードがあるので、そこにも注目していただけたらと思っています。
今回、船木政秀さんが本当にかっこいいステージングをつけてくださったんです。舞台『ブルーロック』4th STAGE が終わってすぐ船木さんに連絡をして「アクションのクオリティを上げられるように体改造をしたい」とお願いしました。天才である凪の身体能力を表現するのには、根本から体を変えないとと思って弟子入りしたんです。そうやって作ってきた体でのアクションにもぜひ注目してください。

ーー最後に、本作への意気込みをお願いします。
菊池:『ブルーロック』が舞台化された日から、この大好きな『EPISODE 凪』が舞台化するのを夢見て紡いできました。やっと開幕します。ファンの皆さんや、スタッフさん、たくさんの方々に支えられて出来上がったことをうれしく思っています。
僕が今まで演じてきた御影玲王、相棒の凪 誠士郎を、魂を込めてを込めて演じさせていただきます。僕たち2人の唯一無二の関係を皆さんの心に残せるように、千秋楽まで丁寧に楽しみながら演劇をお届けしたいと思っています。楽しい気持ち、ワクワクした気持ちを胸に、劇場にお越しください。相棒の凪のかっこいい背中を見にきてもらえたらと思っています。幸せな最高の舞台をお見せします!
佐藤:ついに『EPISODE 凪』という凪の物語を舞台でみんなで一緒に始められます。たくさんの方のお力や応援がなかったら、ここまで来られなかったと思っています。しっかりと、思いを強みにして、日々エゴイスト達と戦って、玲のパートナーとして玲王と一緒に成長して、素敵な作品になるようにがんばっていきたいです。ぜひとも最後まであたたかく熱のこもった、エゴい声援をよろしくお願いいたします!
千秋楽日ライブ配信決定!
千秋楽日となる11月30日の昼・夜2公演をDMMにてライブ配信! チケット販売中!
ライブ配信購入者プレゼントキャンペーンも!
詳細はこちら
https://officeendless.com/sp/bluelock_stage/epi-nagi/streaming/
■配信公演
・2025年11⽉30⽇(⽇)12:30公演 全景映像(ライブ配信+見逃し配信)
・2025年11⽉30⽇(⽇)17:00公演 スイッチング映像(ライブ配信+見逃し配信)
■見逃し配信期間
2025年12月1日(月)18:00~2025年12月14日(日)23:59まで
■販売価格
・全景映像:2800円(税込)
・スイッチング映像:4000円(税込)
・2公演FULLセット:6300円(税込)
■特典
・配信終了後キャスト生コメント(※全景映像にはこちらの特典はつきません)
・特別メイキング映像(2公演セット購入者限定)2025年11月30日(日)19:30~視聴開始
■購入者キャンペーン実施中!
ライブ配信をご購入いただき、キャンペーン期間内に応募されたお客様の中から抽選で2名様にキャストサイン入りポスターをプレゼント!
キャンペーン期間:2025年10月31日(金)12:00~12月14日(日)23:59まで
※佐藤たかみち(凪 誠士郎役)・菊池修司(御影玲王役)2名のキャストサイン入り
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舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』 公演概要
【タイトル】舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』(読み ブタイ『ブルーロック』エピソードナギ)
【原作】原作:金城宗幸 漫画:三宮宏太 キャラクターデザイン:ノ村優介
『ブルーロック -EPISODE 凪-』(講談社「別冊少年マガジン」連載)
【脚本・演出】伊勢直弘
【出演】凪 誠士郎:佐藤たかみち御影玲王:菊池修司
剣城斬鉄:松井健太蜂楽 廻:佐藤信長
千切豹馬:佐伯 亮馬狼照英:伊万里 有
烏 旅人:宇野結也乙夜影汰:健人
二子一揮:前嶋 曜清羅 刃:中西智也
日不見愛基:関 隼汰柊 零次:坂田大夢
潔 世一:竹中凌平糸師 凛:草地稜之
絵心甚八:横井翔二郎
アンサンブル:荒牧大矢、窪寺 直、土居健蔵、古田 蓮
【日時】2025年11月20日(木)~30日(日)
【会場】東京ドームシティ シアターGロッソ
〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61 ジオポリス内
【チケット販売】全公演sold out
【チケット料金】12,000円(税込)※特典付き
【制作】Office ENDLESS
【主催】舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』製作委員会
【公演のお問合せ】Office ENDLESS
公演事務局: [email protected](平日 10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
※お問い合わせの際は必ず公演名をお伝えください。
【公式 HP】https://officeendless.com/sp/bluelock_stage/epi-nagi/
【公式 X(旧 Twitter)】@BLUELOCK_STAGE
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(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』製作委員会