<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>オタ女商業宇宙 &#8211; オタ女</title>
	<atom:link href="https://otajo.jp/t/%e5%95%86%e6%a5%ad%e5%ae%87%e5%ae%99/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://otajo.jp</link>
	<description>“ちょっと”オタクも“隠れ”オタクも毎日楽しく心地よく。 女性の為のマンガ、アニメ、声優情報から、美容と健康にまつわるネタまでゆるりと更新していきます。</description>
	<lastBuildDate>Tue, 21 Apr 2026 04:00:50 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=5.7.15</generator>
		<item>
		<title>AIの反乱はハリウッドの願望!? “ゆとり世代”でも行きたくなる宇宙!? アニメ『地球外少年少女』裏話たっぷり！磯光雄監督インタビュー</title>
		<link>https://otajo.jp/105503</link>
		<comments>https://otajo.jp/105503#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 11 Feb 2022 01:43:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>non</dc:creator>
				<category><![CDATA[アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[アニ漫]]></category>
		<category><![CDATA[AI]]></category>
		<category><![CDATA[Netflix]]></category>
		<category><![CDATA[SF]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[商業宇宙]]></category>
		<category><![CDATA[地球外少年少女]]></category>
		<category><![CDATA[宇宙]]></category>
		<category><![CDATA[磯光雄]]></category>
		<category><![CDATA[電脳コイル]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://otajo.jp/?p=105503</guid>
		<description><![CDATA[オリジナルアニメ『地球外少年少女』（前編上映中、2月11日(金)より後編、新宿ピカデリー他にて各2週限定劇場上映。Blu-ray＆DVDが2月11日（金）発売、Netflixにて世界同時配信中（全6話一斉配信））の磯光雄 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/2889c89eed33e6de238f933ae80c53b4.jpg" /><br />
オリジナルアニメ『地球外少年少女』（前編上映中、2月11日(金)より後編、新宿ピカデリー他にて各2週限定劇場上映。Blu-ray＆DVDが2月11日（金）発売、Netflixにて世界同時配信中（全6話一斉配信））の磯光雄監督のインタビューをお届けします。</p>
<p>本作は、2007年にTVアニメ『電脳コイル』で原作・脚本・監督デビューした磯光雄氏が、15年ぶりに、原作・脚本・監督を務める2作目のオリジナルアニメ作品です。</p>
<p>舞台は、インターネットもコンビニもある「2045年の宇宙」。磯監督が「AIがある宇宙での暮らし」を描きます。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/561deb4dcea1c48fa0954e704a8bb4e6.jpg" />
<p>磯光雄監督に、今回の題材や作品の裏話までたっぷりとお話を伺いました！</p>
<p>※ネタバレを含む箇所は【以降ネタバレあり】の記載をしています。</p>
<h3>宇宙に全然行きたくない“ゆとり世代”を宇宙に連れて行くには……商業施設らしさ満載の宇宙ステーション</h3>
<p><strong>――今作、ラストまで大変興味深く楽しませていただきました！</p>
<p>磯監督：</strong>私的にはまだ完成していないんです（笑）。</p>
<p><strong>――続きが作れそうな感じだなとは思いました。</p>
<p>磯監督：</strong>ラストがまだ何かが起こりそうな雰囲気だけれども……という感じで。本当は何かが起こるシーンがあったんですよ！　なんと後編Blu-rayの限定版特典の絵コンテにその部分が残ってるんです（笑）！　それも14ページも。ただし、真っ黒に塗りつぶされています。何かがあったということが伝わればいいなと思います。もう書ききれないほどネタがあったので、切りに切って今の状態です。もう限界まで切って切って切りまくって、元の長さは2倍くらいありました。今のバージョンでも楽しんでもらえると思いますが、私個人は切る前のものを見てほしいですね。</p>
<p><strong>――ディレクターズカット版をぜひ。商業宇宙ステーション「あんしん」の設定など、磯監督らしいリアリティがとても散りばめられていると感じました。宇宙ステーションにカニのオブジェがついていたり。</p>
<p>磯監督：</strong>カニの看板で有名な「かに道楽」を参考にしました（笑）。</p>
<p><strong>――宇宙ステーションにオブジェなど、今まで考えもしなかったですが、商業施設ならありそうですよね。日本人だったらやりかねないな、と思いました。</p>
<p>磯監督：</strong>たぶん、あのカニも「外にカニを付けさせてくれ。そうしたら出資を今の倍にしてあげます」みたいな交渉があって付けたんだと思いますよ（笑）。</p>
<p><strong>――すごく良い宣伝効果になりそうですものね。商業施設っぽくてすごくいいなと思いました（笑）。</p>
<p>磯監督：</strong>カニが付いている宇宙ステーションだったら、やっぱり“カニ見たさ”に行く人がいると思うんですよね（笑）。中もラウンドワンみたいにしよう、と考えていたときがあって。ラウンドワンって、隙あらば自販機を置いているんですよ。せっかく広々としたフロアがびっしり自販機が置いてあって狭くなっているのが実に日本らしいなと思って。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/7s.jpg" />
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/8s.jpg" />
<p><strong>――ONIQLO（オニクロ）や、施設内部の飲食店も現実感があります。</p>
<p>磯監督：</strong>だって宇宙ステーションだから。ステーション（駅）には、すべてユニクロがあるじゃないですか。あれは宇宙駅店なんです。基本的に20世紀っぽくない宇宙を作りたい、というのがスタートにあったんですけど、21世紀っぽい宇宙って何だろう？と考えて。よくわからなくて結構時間がかかったんですけど、ゆとり世代と長く話したりすると、やっぱりゆとり世代は宇宙に全然行きたくないんですよ。</p>
<p><strong>――ええ！そうなんですか!?</p>
<p>磯監督：</strong>ゆとり世代は、近くのコンビニにすら行きたくない人もいて（笑）。「いかに家から出ないか」の努力を考えているので、これは宇宙に行くわけがないな、と思って。ただ、ゆとり世代が行かない場所は、コンビニがない、インターネットがない、これは絶対に行かない。だから、とりあえずコンビニとインターネットは宇宙ステーションに置くことにしました。</p>
<p>あとは、ゆとり世代でも宇宙に行きそうな人たちを発見したわけですよ。もうわかりますよね？</p>
<p><strong>――美衣奈（作中のメインキャラの1人）のような、映えや話題のものに飛びつく配信者やインフルエンサー。</p>
<p>磯監督：</strong>SNSなど自分のアカウントの「いいね」が増えそうだったら行くんです。これでゆとり世代を宇宙に連れていけそうだな、と一応の目標は達成されたと思いました。</p>
<p>あと、商業施設はもっと色々ネタがあったんですけど、時間がなくて。宇宙トイレや宇宙シャワーとかもあって、すごく面白いシーンだったんですけどね。</p>
<p><strong>――そうなんですね、残念です。手のひらや甲に表示される次世代ウェアラブルデバイス「スマート」なども現実にありそうです。</p>
<p>磯監督：</strong>ありそうですよね。これは意外と難しかったです。まず、スマホを出したくなくて。この時代でスマホを出していたら、相当な出遅れ感があるじゃないですか。それで何がいいだろう？と思って、電脳メガネは『電脳コイル』でやってしまったので。しかも、宇宙と電脳メガネってフィクションとしてはすごく相性が悪い。見ているものがリアルかどうかわからないなんて、話にならないじゃないですか。ただ、現実では実用性があって、やろうとしている人たちがいるんです。宇宙の外側からの景色や宇宙ステーションの壁の向こう側が見られるとか。そういうことができると、人間が危険なところに行かなくて済むので、実際は結構使われそうな予感はしています。</p>
<p>「スマート」の手のデバイスのアイデアは前からあったんですが、今回はデバイスの説明に時間を使えなかったので、中身の表示を今のスマホと同じにして、「手にスマホが付いている」というわかりやすい見た目にしました。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/6s.jpg" />
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/2s.jpg" />
<p><strong>――今後も、宇宙を題材にした作品はいくらでも可能性がありそうですよね。</p>
<p>磯監督：</strong>これから増えていくとは思いますね。いろんな経験をした人が増えてくると、その人たちから立ち現れるストーリーが出てくるので。今までの体験談は宇宙飛行士のしかないから。でもこの間、民間人の前澤友作さんが「宇宙は本当にあったんだ！」と言ってくれたじゃないですか。美衣奈も同じようなセリフを言うので、「ビンゴ！」と思いました（笑）。</p>
<p>考えてみると、殆どの人類は実物の地球を見たことがないんですよ。画像でしか見たことがないから、嘘かもしれないでしょ？　平面かもしれないし、CGかもしれない。でも、実際に宇宙に行ってみたら、地球はたぶんあるので（笑）。自分の目で見たら本当にすごいんだろうと思いますよね。今回、作中に登場する商業宇宙ステーション「あんしん」は地球低軌道の350kmにありますけど、そこから地球を見るとしたら、350kmの山の上から見下ろすような感じですよ。高所恐怖症の人が見たら、本当に怖かった、と言ったりしますから。</p>
<p><strong>――地上から300kmくらいと聞くと、意外と宇宙って近いんだな、と思います。JAXAの筑波宇宙センターの展示館「スペースドーム」に行ったときに、地球と宇宙の距離がわかる模型があって「すごく近いんですね！」と驚いたことを覚えています。</p>
<p>磯監督：</strong>距離にすると、東京～名古屋くらいじゃないですか？　近いですよ、新幹線だったらすぐです。実際に宇宙に上がるのも、長い時は1日以上かかることもあるんですけど、軌道の都合で何周かしてタイミングを合わせているだけで、最速だと3時間くらいで行けたりするらしいです。</p>
<p>商業宇宙はコスト削減が大事だから、できるだけ人を詰めて、短時間で回転させたほうが儲かる、となったら、最速手段を作ると思いますね。</p>
<p><!-- orig { --><center><iframe loading="lazy" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/-kAypjFSJg8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></center><!-- } orig --><br />
参考動画：【JAXA】筑波宇宙センター　展示館「スペースドーム」に行ってきた<br />
https://youtu.be/-kAypjFSJg8<!-- orig { --><a href="https://youtu.be/-kAypjFSJg8" rel="noopener" target="_blank">［YouTube］</a><!-- } orig --></p>
<h3>AIは人間を超えないし反乱はない!?「ハリウッドを中心に流通している妄想、いやむしろ願望なんじゃないか」</h3>
<p><strong>――どんどん私達の身近なものになっていくのかなと思うのですが、今回、なぜ宇宙とAI（人工知能）をテーマにしたのでしょうか？</p>
<p>磯監督：</strong>どちらも実現しそうだけれど、まだちょっとふわふわしているイメージがあるんですよ。宇宙に関して言えば、昔すごく流行って、今はそのときのファンの人達と一緒に年を経ている、科学知識のあるおじさんたちしか楽しめない難しいアニメ、みたいな感じで宇宙作品が敬遠されているところも少しある。だからこそ、今の子どもたちが面白くて観ちゃうような、難しくない、楽しい場所としての宇宙を描きたかったんです。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/6s-1.jpg" />
<p>宇宙事業は、スペースXがやる気満々なので、これからどんどん民間の宇宙旅行者が増えて、さらに宇宙に住む人も50年後くらいには出てくると思っています。そうなってくると、本当に景色が変わると思います。これまでの技術革新とか、人間の歴史でも、変わる前の人達は想像もしていなかったけれど、変わった後になると考え方も変わるし、見えている景色が変わる。それを見たいんです。</p>
<p>AIは、今AIブームが来ていますけど、そろそろ終わるらしくて。AIが人間を超えるシンギュラリティとかは、私は「ない」と思っています。</p>
<p><strong>――え！そうなんですか！？</p>
<p>磯監督：</strong>人間を超えるにしても、今の人間が考えているようなこととは違うと思いますよ。ちょうど今回のシナリオを書いている頃にシンギュラリティがすごく流行っていたので書きそうになったんですけどグッと堪えて、一言たりとも使っていないです。やっぱり微妙に古臭い言葉になっているから、今はその言葉を使わなくて良かったなと思っています。</p>
<p>でもそのくらいの、実現しそうだけれどまだファンタジーゾーンな頃合いの方が、アニメに出すのに丁度いいので。宇宙もAIも、ちょっとリアルになりそうだけれど、まだ妄想を膨らませられるみたいな。今が丁度いいファンタジーっぽい時期なので、描きたいなと思いました。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/3s.jpg" />
<p><strong>――作中で描かれているAIは一般の人間の知能を超えてしまっていますよね？</p>
<p>磯監督：</strong>そうなんです。でも、今回AIについて、すごく気をつけているというか、ブレないようにしたいなと思ったのは、ハリウッド映画のAIみたいにならないようにしよう、ということ。ハリウッド映画のAIは、必ず無条件で絶対に人間に反逆するじゃないですか（笑）。それで、人間を物理的に殺し始める。ああなることは「ない」と思っていて。あれは、たぶんハリウッドだけの妄想なんじゃないかと。</p>
<p><strong>――どういうことでしょう？</p>
<p>磯監督：</strong>ハリウッド映画を見ていると、自分たちを超える存在がいつか殺しにやってくる、という妄想をずっと抱えている気がします。これから超える存在と言うと、「今だとAIしかないだろ」→「AIを作ったら絶対に俺たちを殺しに来るぜ！いつでも来い！」と、銃に弾を込めて待っているみたいな。あの感じを日本人が真似しなくてもいいかな、とは思いました。</p>
<p>AIの支配があるとしても、物理的な支配じゃないと思います。だって、例えば今でも僕らは、常にスマホを肌身離さず持ち歩いたり、もう完全に支配されているじゃないですか。スマホ様の電池が切れたら大変だから、電池が切れないように必死に充電する。すでに十分支配されていると思うんですよ（笑）。</p>
<p><strong>――支配されていますね。</p>
<p>磯監督：</strong>だから、そういう形で入ってくると思いますね。人類を支配する神が現れるとしたら、商品名で出てくると思います。作中に登場するAI「セブン」は商品名ですけど、あれはすごい知能を更新した歴代のAIが順に1（ワン）、2（ツー）、3（スリー）と名前が付けられていて、その7番目に更新したものなんですけど、開発したセブンテクノロジーという一企業が作ったAIという設定です。</p>
<p><strong>【以降ネタバレあり】</strong><br />
作中でセブンも反逆と見えるような事件を起こして、結果的に犠牲者が出たという設定になっています。ただ作中では尺がなくてあまり語りきれてないんですけど、実はルナティックで知能が跳ね上がったところまでは事実なんだけど、そこでUN2.0（国連）が異常な知能量の増加から「セブン」が反乱を起こすんじゃないか……みたいなパニックを起こして「セブン」とのリンクを強制切断した。その結果、「セブン」の制御が外れた交通システムなどが連鎖的に制御を喪失して4000人巻き込まれた、という裏設定がありました。だからセブンは悪くなかったんだけど、事件を利用して知能制限派が権力を奪い、UN2.1に組織改編してしまった。しかしその後も、ヒューマンエラーだったことが明るみに出るのを恐れて事実を隠している。大洋の父親はこの事実を公表しようとして地位を剥奪されたわけですね。</p>
<p>だから、「セブン」が何か事故を起こして4000人が犠牲になったという話になっているけれど、それがUN3.0になって暴かれるという話があったんですけど、入らなかったので切っています。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/15s.jpg" />
<p><strong>――そうなんですね！　見ていて、AIが人間に友好的なところが印象に残りました。</p>
<p>磯監督：</strong>それは自分としては全然違和感がなくて、むしろ反逆するほうが違和感があって。わざわざ反逆するように作らないと、反逆しないんじゃないか？と思いますね。まずは、人間に危害を加えないというのは大前提として作られるのは間違いないので、あとは勝手に進化してということになると思うんですけど、やっぱり反逆するのはハリウッドを中心に流通している妄想、いやむしろ願望なんじゃないか、と個人的には思います。戦って叩きのめしても気がとがめない、強くて恐ろしい理想の敵が攻めてこないかなあ……と。そういう人たちが期待する未来なんじゃないか。その意味では、敵はゾンビでもAIでも何でもいいんですよね。</p>
<p>それって多分、日本の萌えアニメが追求してた理想の彼女とかと同じなんですよ。突然理想の彼女が空から降ってきて同居するみたいなのと同じで、理想の敵が空から降ってきてくれて、いっぱい撃ち殺せて嬉しい、みたいな。そういう需要に答えた娯楽だと思うんですよね。ハリウッドも本気でそう思ってるわけでもなくて、定番のジョークに近い気もします。</p>
<p>普通に考えると、我々は助けてくれる何かが欲しくてAIを作っているわけだし、まあ、民族とか国家でひとくくりにするわけにはいかないけど、そういう傾向が漠然とあるんじゃないかと思っています。</p>
<p>あと、AIが人間のように感情を持つとか、恋愛するという話もあんまり信じていなくて。一応、『電脳コイル』でもやっているんですけど、デンスケとか、電脳ペットはAIなわけですけど、あれが生きていて、温かくて自分たちと心を通わせるというのは、最後の最後まで本当かどうかわからないんですよ。ヤサコが24話でそう思った、その気持ちを信じてみようとした、という物語なので、本当にそうだったかは作中では語られていないんです。でも、それでいいと思うんです。AIができたら多分それくらいになるんだろうなって。</p>
<p>実はそれって人間でも同じじゃないかと思うんですよ。恋人とかに、「俺を本当に愛しているのか!?　愛していないんじゃないのか!?」とか問い詰めたところで、永遠に“本当はどうなのか”というのはどうせわからない。AIどころか人間ですらわからない。</p>
<p><strong>――そうですよね、人間相手に嘘もつけますしね。</p>
<p>磯監督：</strong>だから、今回AIのトゥエルブにも言わせていますけど、「それはAIにもわからないです、それは人間もそうでしょ」って。その意味では、裏切っていないというか、素直に本当のことを言っている。この辺は『電脳コイル』と同じなんだけど、人間もAIもそのくらいで丁度いいんじゃないかと思っています。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/11s.jpg" />
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/1s.jpg" />
<p><strong>――AIのダッキーなどもキャラクターとして魅力的だなと思いました。</p>
<p>磯監督：</strong>ダッキーみたいな、バカっぽいAIって意外と難しくて（笑）。言語が不自由だとバカっぽい、みたいに思われがちなんだけど、今回は逆に、人間の言葉が能弁なAIより、人間の言葉で思考しないAIほど頭がいい、という設定を試しました。つまり、人間に説明ができることしか考えられない知性って、結局、人間の脳を超えられないんじゃないかと思って。人間の言葉で表現できないようなことを考えるのが、人間を超えたものになるんじゃないか。それでダッキーは段々知能が進化していくけれどずっと人間の言葉では考えていない、という設定にしています。あくまで面白くするためのマンガ設定ですが、バカっぽく見えるけど実は頭がいい、みたいな。「セブン」もそうです。</p>
<p>「セブン」が出力した「セブンポエム」も、もう「セブン」にしかわからないような言葉で書かれているんだけど、それは人間の言葉で表現できないような予知が含まれているという設定でやっています。</p>
<p><strong>――実際に、アメリカの「フェイスブックAI研究所（Facebook AI Research）」 が行った実験で、2台のAI同士で価格交渉の会話をさせたら、人間が理解できない言語にどんどん変化していったので実験を中止した、というニュースがありましたよね。</p>
<p>磯監督：</strong>実はそれ、ネタとしてはだいぶ前に想像はしていたんですよ。コンピュータのプログラムを実行する時、中間言語という、人間には読めない半分翻訳した言語が発生するんですけど、それでコンピュータ同士が対話を始めたら面白いんじゃないかと。それで初期のシナリオにも、2話のダッキーとブライトが仲が悪かったのが、ピンチになって急に相互会話を初めるシーンがあったんだけれど、それが何を話しているのかわからない。シナリオでは「01010101……」と書いていたんだけど、実際に音響でどう表現するのかわからないまま書いていて。</p>
<p>でもそのニュースがこのシナリオを書いている間に出てきたので、これは先を越されたのか？使えないかな？と慌てたんですが、このシーンは結局尺に入らなくて削除になりました。</p>
<p><strong>【以降ネタバレあり】</strong><br />
しかもこの伏線回収で、最終回の登矢のクライマックスのシーン、「11次元で思考するんだ…」のあたりですが、あれも同じ010101になっていたんです。シナリオでは。</p>
<p>高度すぎて会話が聞き取れないという演出だったんですけど、実際やると失敗してるようにしか聞こえない（笑）。それで普通の会話に戻そうと思って、すべて0101……でとしか書いてなかったシナリオのセリフの、中身を考えなくてはならなくなった。アフレコが終わる前に考えなきゃ！と慌てて数分で作ったんですが、即興にしては……まあそこそこ面白くなったんじゃないかな？（笑）。</p>
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/e1d8a5a39e3082fd48cf7985bdc642ab.jpg" />
<img class="aligncenter" src="https://otajo.jp/files/2022/02/1s-1.jpg" />
<p><strong>――今作はリアルな未来が描かれていますが、磯監督はどんな未来が見たい・来てほしいですか？</p>
<p>磯監督：</strong>この作品は、SFというジャンルに分類されると思うんですけど、自分としてはSFだとは言っていなくて。SFかはよくわからない、という言い方をしています。これは一般のお客さんがSFかSFでないかの論争に巻き込まれて気分を害するのを避けるためでもあるんですが、基本的に、最近の未来予測ものはほとんどが絶対に何か悪いことが起こる的なディストピアですよね。AIを作ったら反乱を起こすに決まっているし、宇宙に行ったら事故で死ぬに決まっているし……、そんなのばっかりじゃないですか。もう飽き飽きしているんですよ（笑）。</p>
<p>逆にその前は、科学の力でハッピー！みたいなユートピアばかりの時代があったんだと思うんです。『ドラえもん』とかもそうですよね。未来の技術さえ持ってくればいじめられっ子でも勝てるみたいな、自分たちを幸せにしてくれるものが科学であり未来だった時代がありました。そんな時代に思考停止して定番の物語を作れば、ユートピアばかりになる。そんな時代に、初めてディストピアをやったときはすごく斬新だったんだと思うんですよ。「あ！裏切られて死んで終わるんだ！」みたいなすごい衝撃と、何度も見ちゃうくらいにハマった人たちがたくさん居たと思うんです。自分もその頃は、ディストピアな作品ほど楽しくて、頭が良さそうに見えた気がします。</p>
<p>でもそれが繰り返し量産された結果、「あ、またですか。また滅亡するんですか」みたいになって、今は思考停止して定番を作るほど、ディストピアが出来上がる。そうものばかりになったら、今度は滅亡しないほうが斬新で、「え、滅亡しなかったよ！」と驚くんじゃないか。面白いんじゃないか。<br />
……と、そんな長期的な気分もあっての上ですけど、個人的には、やっぱり未来は良いことが起こってほしいですね。『電脳コイル』もそうだったけど、嫌なことばかりが起こる未来にはしたくないと思います。</p>
<p><strong>――では、後半を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。</p>
<p>磯監督：</strong>前半は宇宙ものとして盛り上がりますけど、後半はさらにその枠に収まらない、ハラハラ・ドキドキが待っていますので、最後までお楽しみください！</p>
<p><strong>――楽しいお話、ありがとうございました！</strong></p>
<p><strong>関連記事：</strong><br />
<a href="https://otajo.jp/105331" rel="noopener" target="_blank">声優はVR空間でアフレコして南の島に移住!?『電脳コイル』磯光雄監督新作アニメ『地球外少年少女』舞台挨拶の未来予想トークに大盛りあがり！<br />
https://otajo.jp/105331</a></p>
<p>※Otajoとガジェット通信は姉妹サイトです。<br />
<!-- orig { --><center><script src="https://codoc.jp/js/cms.js" data-css="red" data-usercode="QVBKixHF9A" charset="UTF-8" defer></script></p>
<div id="codoc-entry-n1L9KIn1dQ" class="codoc-entries" data-without-body="1" data-support-button-text="投げ銭でサポートする" data-show-like="0" data-show-about-codoc="0" data-show-powered-by="0" data-support-message="この記事が気に入ったらライターのサポートをお願いします。"></div>
<p></center><!-- } orig --></p>
<h3>オリジナルアニメ『地球外少年少女』作品情報</h3>
<p>オリジナルアニメ『地球外少年少女』<br />
2022年1月28日(金)前編、2月11日(金)後編、新宿ピカデリー他にて各2週限定劇場上映<br />
劇場公開限定版Blu-ray＆DVD　2月11日（金）発売<br />
Netflixにて世界同時配信（全6話一斉配信）</p>
<p>＜スタッフ＞<br />
原作・脚本・監督：磯 光雄（「電脳コイル」）<br />
キャラクターデザイン：吉田 健一（「交響詩篇エウレカセブン」シリーズ、「ガンダム Gのレコンギスタ」他）<br />
メインアニメーター：井上 俊之（「電脳コイル」、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」他）<br />
美術監督：池田 裕輔<br />
色彩設計：田中 美穂<br />
音楽：石塚 玲依<br />
音響監督：清水 洋史<br />
制作：Production +h.<br />
配給：アスミック・エース／エイベックス・ピクチャーズ<br />
製作：地球外少年少女製作委員会<br />
＜キャスト＞<br />
相模登矢：藤原夏海<br />
七瀬・Б・心葉：和氣あず未　※「Б」はキリル文字の大文字となります。<br />
筑波大洋：小野賢章<br />
美笹美衣奈：赤﨑千夏<br />
種子島博士：小林由美子<br />
那沙・ヒューストン：伊瀬茉莉也　ほか<br />
＜主題歌＞<br />
春猿火（KAMITSUBAKI RECORD）「Oarana」<br />
作詞・作曲：Vincent Diamante<br />
＜ムビチケ前売券（オンライン）＞<br />
前売り価格：各1,500円(税込)<br />
＜前編＞<br />
販売ページ： https://mvtk.jp/Film/075306<br />
販売期間：1月27日(木)23:59迄<br />
特典：登矢、心葉、大洋 スマホ壁紙<br />
＜後編＞<br />
販売ページ： https://mvtk.jp/Film/075305<br />
販売期間：2月10日(木)23:59迄　<br />
特典：美衣奈、博士、那沙　スマホ壁紙<br />
＜来場特典＞<br />
前編：描き下ろしミニ色紙（3種・ランダム）<br />
イラスト：磯光雄（監督）、吉田健一（キャラクターデザイン）、井上俊之（メインアニメーター）<br />
後編：複製原画セット（2枚1セット計3種・ランダム）<br />
磯光雄、吉田健一、井上俊之、それぞれが担当したシーンからお気に入りの原画をセレクトし、その複製原画をプレゼント<br />
※公開劇場にて数量限定配布、なくなり次第終了となります<br />
※各特典はデザイン、使用が一部変更となる可能性がございます</p>
<p>＜Blu-ray＆DVD情報＞<br />
◆地球外少年少女 前編「地球外からの使者」劇場公開限定版<br />
発売日：2022年2月11日(金)<br />
Blu-ray：8,000円（税抜）／DVD：7,500円（税抜）<br />
＜収録内容＞<br />
第1話「地球外からの使者」<br />
第2話「霧と闇」<br />
第3話「ルナティック・セブン」<br />
＜限定版特典＞<br />
吉田健一描き下ろしイラスト使用クリアスリーブケース<br />
絵コンテ集 第1話（コンテ：磯光雄）<br />
特製ブックレット（24P）<br />
ノンテロップED/特報/本予告/後編予告収録<br />
スタッフオーディオコメンタリー<br />
司会：氷川竜介（アニメ･特撮研究家）<br />
出演：磯光雄、吉田健一、他</p>
<p>◆地球外少年少女 後編「はじまりの物語」劇場公開限定版<br />
発売日：2022年2月11日(金)<br />
Blu-ray：8,000円（税抜）<br />
DVD：7,500円（税抜）<br />
＜収録内容＞<br />
第４話「セブンズ・パターン」<br />
第５話「おわりの物語」<br />
第６話「はじまりの物語」<br />
＜限定版特典＞<br />
吉田健一描き下ろしイラスト使用クリアスリーブケース<br />
絵コンテ集 第６話（コンテ：磯光雄）<br />
特製ブックレット（24P）<br />
ノンテロップED（第6話版）<br />
スタッフオーディオコメンタリー<br />
司会：氷川竜介（アニメ･特撮研究家）<br />
出演：磯光雄、吉田健一、清水洋史（音響監督）、他</p>
<p>※本作品を公開劇場にてご鑑賞者対象の販売となります。<br />
※数量に限りがございますので、上映期間中に品切れとなる場合がございます。<br />
※販売の詳細につきましてはご鑑賞劇場へお問い合わせください<br />
※劇場にて販売される劇場限定版Blu-ray、DVDの購入には、劇場にて発券する座席指定券、もしくは入場後の半券が必要となります。（前編・後編の指定はございません。どちらの券でも購入頂けます）<br />
※新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、劇場上映終了後は、ECサイトにて販売をいたします。発売日が決まりましたら、改めて地球外少年少女公式HP、公式Twitterにて発表します。但し、数量に限りがある場合がございますので予めごご了承ください。</p>
<p>＜配信＞<br />
Netflixにて世界同時配信（1-6話全話一挙配信）<br />
http://www.netflix.com/orbital-children<br />
（C）MITSUO ISO／avex pictures・地球外少年少女製作委員会<br />
公式サイト：https://chikyugai.com/<!-- orig { --><a href="https://chikyugai.com/" rel="noopener" target="_blank">［リンク］</a><!-- } orig --><br />
公式Twitter：@Chikyugai_BG（https://twitter.com/Chikyugai_BG）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://otajo.jp/105503/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
	</channel>
</rss>
