初心者むけ“進撃”講座も!「ブロスコミックアワード2013」大賞は「王国の子」
テレビ番組情報から、岡村靖幸、Perfumeなど個性的なメンバーがコラムを連載する雑誌「TV Bros.」。現在発売中の11月9日号では年に1度のお楽しみ企画「ブロスコミックアワード2013」が17ページに渡って特集されています。
「ブロスコミックアワード」はその年に新刊が発売、または発売が決まっている作品を対象に、マンガ好きのブロス関係者50人が選ぶマンガ賞。過去には「少女ファイト」(2008)「町でうわさの天狗の子」(2009)「友達100人できるかな」(2010)「大正ガールズエクスプレス」(2011)「ハイスコアガール」(2012)など個性的な作品が大賞を受賞しています。
2013年の大賞は「ITAN」(講談社)にて連載中のびっけ先生の「王国の子」。ゼントレン王国の第三王位継承権を持つ王女エリザベスと、エリザベスの影武者、女形の役者ロバートを主人公に王宮内の様々な争いを描いた作品です。
作者のびっけ先生は大学在学中に同人作家として作品を発表。インタビューでは「16世紀イギリスを舞台にした映画『エリザベス』を観ている時にインスピレーションを得ました」と「王国の子」を描いたきっかけを話しています。先生自体が無類の戦国モノ好きということで、歴史や王宮モノが好きな女性は注目してみてはいかがでしょうか?
また、今回から新設された「アニメ化コミック部門」大賞には「進撃の巨人」が選出。演出や世界観の解説から、女性人気No.1のリヴァイ兵長に迫った“進撃のリヴァイ”ページなど、進撃初心者の方が楽しめる企画に。
漫画・アニメ好きとして知られるSKE48の松井玲奈さんと木崎ゆりあさんへのインタビューでは、木崎さんが「アルミンはあんなに可愛いのにグッズが少なくて可哀想。アルミンをもっと出して!」などアルミン愛を熱弁。SKE48の楽曲を進撃メンバーでフォーメーションするならセンターは誰? など妄想トークが盛り上がっています。
ちょっと個性的でこれから人気が出そうなコミックをチェックしたい方は「ブロスコミックアワード2013」をチェック。ちなみに、同誌の連載企画「wikipedia 本人確認ウィキ直し!」にて川越達也シェフの直筆が載っているのですが、達筆でうっとりしました。