ヲタ度と突き抜け感が支持率高し! 椎名ぴかりん人気のヒミツは”キャラ作り”にあり!?
2014年5月21日にミニアルバム『漆黒の闇に染まりし歌声が貴様にも聞こえるか…』をavexから”椎名ぴかりん”名義で発表したモデル・アイドルの椎名ひかり。そのキュートなルックスもさることながら、オタク属性を全面に出した独特のキャラクターが同世代の女子からの支持を集めています。
中学生当時の2010年にファッション誌『Popteen』(角川春樹事務所)でモデルとして出演しはじめた”ぴかりん”。それまで”くみっきー”こと舟山久美子や”みずきてぃ”こと西川瑞希といったギャル系キレイ目のモデルが活躍している中、「オタク系ギャル」を自称し、「魔界からやってきた」といった不思議フレーズを用いて新風を吹き込みました。その後、2012年7月号では単独表紙を飾り、『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝比奈ハルヒフィギュアを披露するなどして、その存在を確固たるものにしました。
『Popteen』初単独表紙!椎名ひかりの「オタ系ギャル」ぶりがハンパない!! – オタ女
https://otajo.jp/4803 [リンク]
2012年12月には、人気ボカロクリエイターの八王子Pがプロデュースを手がけた『侵略ぴかりん伝説☆』でメジャーデビュー。王道ポップスをベースにしながらもアニソンや電波ソングの要素も盛り込んだ”ぴかりん”ワールドが展開されています。さらに2013年には劇場アニメ『どーにゃつ』のローニャ役で声優デビューも果たし、タレントとしての活動の場を広げています。
”ぴかりん”の活躍で注目されるのは、それまで縁のなさそうなギャル系の雑誌で「オタク」と堂々とアピールし、「魔界」といった中二病ワードでキュートさの中に”毒”を入れることにより、同世代のファッションに関心がある層に留まらない支持を集めることに成功したことでしょう。その突き抜けたキャラ作りを、ブログや『Twitter』でも”ぴかりん語録”を連発することにより、さらにインパクトを高めていくという循環にもなっています。
この流れは、雑誌『KERA』(インデックス・コミュニケーションズ)の読者モデルから世界的アーティストに羽ばたいたきゃりーぱみゅぱみゅの足跡と重なるものがあります。”ぴかりん”が今後どこまで「魔界」ワールドで現実を揺さぶることができるのか、見逃せません。
椎名ぴかりん OFFICIAL WEBSITE (avex)
http://avex.jp/pikarin/index.php [リンク]
ぴかりん(椎名ひかり)オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/shina-hikari/ [リンク]