男性がイラッとする女子の行動「考えが二転三転」「急に泣く」「話の前置きが長い」 面倒1位は「○○と私どっちが大切?」
恋愛・結婚マッチングサイト、マッチ・ドットコム ジャパン株式会社は、25~44歳の独身男性265名を対象に女性心理の理解に関する調査を実施。「第40回Match.com愛の調べ~独身男性と女心編~」として発表しました。
「女心と秋の空」という言葉もあるように、女性の心は移ろいやすく、男性にとっては理解しにくいことも多いよう。それが原因でケンカしたり、トラブルになったりと男女の気持ちのすれ違いに関する話題は尽きません。男性は複雑で繊細な女心について、どう感じているのでしょうか。
【Q1】あなたは、女性の気持ちを理解できるほうだと思いますか?
・はい…15.8%
・いいえ…43.4%
・わからない…40.8%
まずはじめに、女心の理解が得意な男性はどれほど存在するのか聞いてみた結果、「はい」15.8%に対して「いいえ」が43.4%。多くの男性が女性の気持ちは理解しにくいと感じているようです。
「いいえ」の理由は「自分が思っていたことと正反対のことをする(28歳/SE)」、「時期によって態度がころころ変わる(27歳/治験受託営業)」、「怒っているけど何が不満なのかよくわからない(29歳/教育・事務)」など。女心の理解はいつの時代も多くの男性にとって難題なんですね。
一方、女性の気持ちを理解できるという人からは「ずっと女性の多い職場で働いてきたから(31歳/美容師)」、「交際中の彼女を一度も怒らせたことがないから(25歳/化学・研究)」、「自分自身が女性っぽい考え方だから(33歳/運輸)」などの声が。職場や家庭環境、女性との交際経験によって理解度は大きく変わるようです。
【Q2】女性特有の行動で、最もイラっとするのはどれですか?
・考え方が二転三転する…26.5%
・急に泣きはじめる…18.5%
・話の前置きが長い…12.8%
・「かわいい」を連発する…10.9%
・買い物に時間がかかる…10.4%
・占いの結果に左右される…5.2%
・小食をアピールする…1.9%
・食べるのが遅い…0.9%
・その他…12.8%
次に女性に多く見られる行動で、男性がイラッとしてしまうことを質問。
1位は「考え方が二転三転する」で26.5%。理由は「嘘をつかれたと感じる(31歳/航海士)」、「自分勝手で相手のことを考えていない(37歳/駐車場管理)」、「言っていることに一貫性がないと話が通じない(41歳/商社・事務)」など。たとえ悪気がなくても相手を振り回すことになるため、男性から理解を得ることは難しそうです。
2位は「急に泣きはじめる」で18.5%。理由は「弱さをアピールして許してもらおうとしているから(35歳/労務)」、「泣かれた方の立場を考えていない(44歳/素材メーカー・開発)」、「仕事の指導中にそれをやられると何も言えなくなる(38歳/システムエンジニア)」など。
女性に泣かれると男性は為す術がなくなるだけに、イラっとしてしまうようです。しかしこれは男性だけでなく、女性だって一緒。同じ女性同士であっても、泣かれてしまうとどうしようもないので困ってしまいますよね。
そして3位は「話の前置きが長い」で12.8%。理由は「話の構成が出来ていないし、長いわりにオチがない(31歳/美容師)」、「何を言いたいのか結論を先に言ってほしい(33歳/装置設計)」、「聞いているうちに話の内容を理解出来なくなるから(37歳/ソフトウェアエンジニア)」など。
詳しい前後関係や状況の説明をするよりも、簡潔にまとめて欲しいのが男心のようです。これは女子あるある過ぎますが……。順を追って話さないと気がすまない女子と、結論だけ聞きたい男子の違い。話していて申し訳ないとも思うのですが、このクセってなかなか直りません。
選択肢以外では「『わからない』」と言って思考を止めること」、「人の悪口やゴシップで盛り上がること」、「背景や経緯に対して関心を持たないこと」、「表面上は仲良くしながら陰口を叩くこと」などがイラっとする行動として挙げられました。「人の悪口やゴシップで盛り上がること」は大人の男性にもいるなぁ、と感じてしまいますが。
【Q3】恋人に言われたら、一番面倒だと思うのはどれですか?
・会う時間がつくれないときの「○○と私どっちが大切?」…30.8%
・食べたいものを聞いたときの「なんでもいいよ」…18.7%
・付き合って間もない頃の「私のどこが好き?」…10.1%
・服など選んでいるときの「どっちが私に似合うと思う?」…9.1%
・特に怒ってないときの「なんか怒ってる?」…9.1%
・記憶がないときの「あのときのこと覚えている?」…7.6%
・昔の話をしているときの「どうして前の彼女と別れたの?」…6.6%
・予定が決まってないときの「どこか連れて行って?」…5.1%
・その他…3.0%
続いて交際中の女性にありがちな発言で、男性を面倒な気持ちにさせてしまう発言。
1位は「○○と私どっちが大切?」で30.8%、3人に1人が面倒だと回答しました。「比較している対象が別次元のものだから(29歳/教育・事務)」、「仕事が忙しいことを理解してくれないから(41歳/中学校教員)」、「どっちも大切だから返答が難しい(34歳/メーカー・開発)」など、最も答えにくい質問のひとつとして受け止めているようです。
最近は女性もみなさん働いているし、忙しかったりしますよね。逆に彼氏に言われている女性も増えているのでは? 筆者は趣味や仕事を優先してしまうので、冗談ぽくですがこのセリフを言われたことがあります。
2位は「なんでもいいよ」で18.7%。「外食したいなら目的を決めてほしい(27歳/治験受託・営業)」、「なんでもいいと言いながら後で文句を言われるから(27歳/道路設計)」、「返事が適当で真剣に考えていないから(29歳/映像制作)」が主な理由で、概ね女性のなんでもいいはなんでもよくない、ということを理解した上で面倒に感じているようです。
「なんでもいいよ」と言っておいて、決めると不満そうにする子もいるので、本当に面倒! そういう女子の場合は「イタリアン? 和食? 中華?」などいくつか候補を出してあげて、選んでもらうといいですよ。
女性の心変わりにビックリ! 実際にあった経験談
Q:ちょっとビックリした“女性の心変わり”に関するエピソードがあれば教えてください。
・「夜中に『アイスが食べたい』と言うので買って帰ってきたら寝ていた(41歳/医師)」
・「自宅近くまで来ていながら『会う気がなくなった』とのメールが届いた(27歳/開発)」
・「復縁して1ヶ月も経たないうちに『元彼が気になる』と言い出した(28歳/フリーランス)」
・「一緒に旅行の計画を経て、予約まで済ませたのに出発2日前に『行かないよ』とメールしてきた(29歳/教育・事務)」
・「誕生日は気を使わなくていいと言っていたのに『プレゼントが安い』と怒られた(30歳/塾講師)」
・「喧嘩して絶縁された2日後に『遊ぼう』と連絡が来た(31歳/営業販売)」
・「『いちごアイスを食べたい』と言われ買ってあげたのにそれには手をつけず、自分のバニラアイスを全部食べられた(34歳/メーカー・経理)」
・「『なにがあってもあなたに付いて行く』と言っていたのにあっさりフラれた(44歳/情報システム)」
・「別れた3日後に別の男と付き合いはじめた(25歳/営業)」
・「泣いていると思ったら急に笑い出す(38歳/システムエンジニア)」
・「笑っていると思ったら急に怒り出す(40歳/学校職員)」
・「楽しく過ごしていた翌日に『もう終わりにしましょう』と言われた(42歳/金融)」
・「低気圧が近づくと急に機嫌が悪くなる(34歳/人材サービス・企画営業)」
多くの男性が女性の発言や行動に戸惑った経験あり。女性はこれを機に、普段の言動を振り返ってみるのもいいかもしれません。一方の男性は単純でわかりやすいとよく言われますが、女性から見ると理解できない部分も少なくないはず。お互いに違うところを認め、話し合って誤解を減らしていくのがいい関係を築くコツ。お互い人間なので、パートナーには完璧を求めず、性差を意識して多少は目をつぶるという寛容さも欠かせません。簡単なことではないですが、仲良く穏やかな日々を送っていきたいものです。