レトロ可愛い世界観にキュン! 映画『繕い裁つ人』オール神戸のロケ地をご紹介
「Kiss PLUS」(講談社)にて、好評連載中の『繕い裁つ人』(池辺葵)。「このマンガがすごい!」オンナ編ランクインを果たすなど話題の本作を中谷美紀さん主演で映画化した『繕い裁つ人』が1月31日より公開となります。
『繕い絶つ人』は祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井を中心に様々な人間関係を描いた優しい物語。大泉洋&原田知世主演の映画『しあわせのパン』で多くの女性の心をつかんだ三島有紀子さんが監督を務めます。
本作はオール神戸ロケ。物語の中心的な場所となる「南洋裁店」をはじめ、どこかレトロで懐かしさを感じる喫茶店や雑貨店は眺めているだけで幸せな気持ちになります。今回は、三島監督こだわりの撮影地をピックアップしてご紹介。
「南洋裁店」
兵庫県川西市にある、国登録有形文化財、旧平賀邸を撮影に使用。外部だけでなく、室内も使用された。NHK連続テレビ小説「マッサン」のロケ地としても有名。
「雑貨店ナイーフ」
NAIFS(ナイーフ)は神戸市東灘区にある実在の雑貨店。先代からの付き合いもあり、市江の服を扱う唯一のお店。店主の牧葵(片桐はいり)は市江の良き相談相手。
「夜会場」
神戸どうぶつ王国(旧神戸花鳥園)を使用。市江の祖母(先代)が始めた、年に1度開催される夜会の場。 30歳以上の大人が自分だけの“特別な服”を着て音楽とダンスとワインを楽しむ夢の一夜。
「珈琲店サンパウロ」
神戸市中央区にある珈琲店サンパウロ、実在するお店を借りて撮影している。市江も度々気分転換に訪れ、ホールサイズのチーズケーキを頬張る。
「雷聲寺付近」
「メリケンパーク/モザイク」
「大丸神戸店」
藤井の勤務先。市江の作る洋服に惚れ込み、ブランド化の企画を提案する。
「ヨシムラ洋裁店」
市江(中谷)と同じ、洋裁店を営む「テーラー橋本」は大丸デパートのリフォームコーナーの仕事を請け負う老舗仕立て屋。店主の橋本(伊武)は市江の祖母も認めるほどの腕前。藤井自身もよく利用している。
『繕い裁つ人』ストーリー
町の仕立て屋「南洋裁店」。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江。彼女が古びたミシンで作るオーダーメイド服は大人気。しかし職人スタイルを貫くため量産は出来ず、百貨店の営業、藤井(三浦貴大)からのブランド化の依頼も断り続ける。なじみの客たちは、ここで仕立てた服と共に年を重ね人生を彩る。市江はその人だけの服を繕う日々で十分だったが――。
『繕い裁つ人』
監督:三島有紀子『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』
主演:中谷美紀
三浦貴大 片桐はいり 黒木華 杉咲花 中尾ミエ 伊武雅刀 余貴美子
2015年 全国ロードショー
(C)2014「繕い裁つ人」製作委員会