映画館で思わず笑っちゃう人続出! 『イントゥ・ザ・ウッズ』王子が愛を歌う劇中動画
『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録し歴史的なミュージカルブームを作り上げたディズニーが、満を持して贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』が公開され、今世紀の実写ミュージカル映画でNO.1となるオープニング記録を樹立。筆者も観てきましたが、なかなかブラックで大人なストーリー、何より皆さんの歌声が素晴らしかったです。
今回、鑑賞者の多くが大絶賛する、シンデレラの王子とラプンツェルの王子が、共にプリンセスへの想いを歌うシーンが解禁。これ筆者も劇場で思わず笑っちゃった名シーン。映画を観た人に聴くと、必ずこのシーンの話になります!
映像は『イントゥ・ザ・ウッズ』の中でも特に鑑賞者からの人気の高い歌「Agony」が歌われるシーン。王子兄弟が、それぞれの想いが届かぬことを嘆き、美しい川を舞台にお互いの辛さ、苦しみを歌い合います。まずはシンデレラの王子が、舞踏会からいつも逃げ出してしまう彼女に対しての苦しみを熱唱し、かぶせるようにラプンツェルの王子が、塔の上から出ることのできない彼女を迎えに行けない苦しさを熱唱。
ふたりはずぶ濡れになりながら自分のほうがより辛いと訴え、最後には感情が高ぶるあまり、服をはだけさせながら歌い踊ることに。2人のイケメン王子が見せるまさかの姿は非常に衝撃的。バカ王子(すみません!)っぷりがたまらないのです。
映像に登場するのはクリス・パインと、ビリー・マグヌッセンの2人。クリス・パインは、2004年の『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』で映画デビューを飾り、その後2009年の『スター・トレック』で主役のジェームズ・T・カークに起用され一躍有名に。続編の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でも再び同役を演じ、映画は世界で4億6千2百万ドルを売り上げる大ヒットとなった。映画のみにとどまらない活躍を見せる彼は、今やハリウッドでも最もホットな俳優の1人に数えられます。
ビリー・マグヌッセンは、ブロードウェイのヒット作で、トニー賞にノミネートされているクリス・デュラングの「Vanya and Sonia and Masha and Spike」の演技で13年のトニー賞演劇助演男優賞にノミネートされており、舞台だけでなく、『マジック・マネー』(12)『ザ・イースト』(13)といった映画への登場も近年増加中。
なみに、この映像はちょうど運命の相手となるシンデレラ、ラプンツェルに出会って少し経った後の2人の気持ちが歌われるシーンだが、歌われる楽曲の名前となっている「Agony」には、「(精神または肉体の)激しい苦痛・苦しみ」という意味が。今までのアニメーション作品と大きく異なり、“プリンス側”の苦悩、苦しみがリアルに描かれているのも『イントゥ・ザ・ウッズ』の特徴なのです。
『イントゥ・ザ・ウッズ』で最も印象的!? 王子2人が愛の苦しみを熱唱
https://www.youtube.com/watch?v=qz3IS3YWp8o
(C)Disney.