競技かるたの聖地・近江神宮で撮影! 映画『ちはやふる』で広瀬すずが人生初のロングヘアを披露
競技かるたのクイーンを目指す主人公・綾瀬千早を中心とした青春ストーリーが熱い支持を集めて、コミックス累計発行部数が1200万部を超える末次由紀さん原作の『ちはやふる』(講談社『BE・LOVE』連載)。2016年3月・4月には二部作連続で実写映画化されることが発表されていますが、千早役に起用された広瀬すずさんが“人生初”というロングヘア姿を披露しています。
2015年6月に公開された『海街diary』への出演などの活躍が目立つ広瀬さんですが、どちらかといえばボーイッシュなショートヘアが印象的。それが今回、20cmにも及ぶエクステをつけて千早を演じることに。このほど公開された、野村周平さん、真剣佑さん、上白石萌音さん、矢本悠馬さん、森永悠希さんといった若手キャストと共に“かるたの聖地”滋賀県・近江神宮の真赤な「楼門」に並んだ劇中ビジュアルで、ロングヘアではかま姿で登場しています。
「(この髪型にすることが)役に一番近くなれるものと思いました」という広瀬さんは、「(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が”誰?”みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」とコメント。小泉徳宏監督も「地に足のついた千早が出来上がったと思います。びっくりするくらいはまりました」と太鼓判を押しています。
5月初旬から始まり、約3ヶ月に及ぶ撮影も間もなくクランクアップ。「せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました」という広瀬さん。「みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。“ガムシャラにやってきた証だね”という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」というので、原作の熱いシーンがどこまで再現されているのかファンならずとも気になるところ。
真島太一役で、映画『ビリギャル』などに出演している野村さんや、綿谷新役で、千葉真一さんの長男の真剣佑さんといった注目若手俳優がキャスティングされていることもチェックしたい本作。今から公開が待ち遠しい一作といえそうです。
『ちはやふる・上の句/下の句』 作品概要
キャスト:広瀬すず 野村周平 真剣佑
上白石萌音 矢本悠馬 森永悠希 清水尋也
松岡茉優 松田美由紀 國村隼原作:末次由紀『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」連載)
監督・脚本:小泉徳宏『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎている』
タイトル:ちはやふる・上の句/ちはやふる・下の句
撮影期間:2015年5月3日(日)~7月下旬
公開:2016年3月≪上の句≫/4月≪下の句≫二部作連続公開
企画・製作:日本テレビ
制作プロダクション:ROBOT
配給:東宝
協力:一般社団法人全日本かるた協会
映画『ちはやふる』公式サイト
http://www.chihayafuru-movie.com/
(c)2016 映画「ちはやふる」製作委員会
(c)末次由紀/講談社