大人気「塩麹」のキラー調味料はやはり“麹” 減塩効果もある「しょうゆ麹」って?
昨年秋頃からブームとなり、もはや定番調味料の仲間入りを果たしたといっても過言では無い「塩麹」。普段の調味料を塩麹に変えるだけのお手軽さ、野菜や魚、肉を漬け込むことで素材の味を活かしながら旨みをアップする魔法のパワーに多くの人が夢中になっています。
そして、今塩麹の次に注目されているのが、同じ麹仲間である「しょうゆ麹」。情報番組「知りたがり!」(フジテレビ)や各雑誌、サイトなどで取り上げられ、女性向けサイト「エル・オンライン」のグルメコーナー「ELLE a table」では、グリーンスムージーや塩麹漬けのレシピを抑え、しょうゆ麹の作り方が最も注目されている様です。
そもそも“麹”の良い所って?
麹は皆さんご存知の通り、発酵食品。麹菌が造り出す酵素が肉、魚などのたんぱく質や、米などのでんぷん質を分解し、旨み成分をアップ。消化吸収が助けられる他、アンチエンジング、便秘解消、疲労回復にも効果があると言われています。
麹としょうゆのダブル発酵パワー
そして、しょうゆも主に大豆を原料とした日本古来の発酵食品。しょうゆはビタミン、マグネシウム、鉄分などのミネラル豊富な調味料で、この2つが合わさったしょうゆ麹はまさに理想的なコラボと言えるでしょう。
簡単! しょうゆ麹の作り方
用意するのは生の米麹としょうゆだけ。米麹200gに醤油200cc、つまり1:1の米麹と醤油があれば誰でも簡単に作ることが出来ます。
1:米麹をボウルに入れて手でほぐし、しっとりするまでなじませていく。ぱらぱらと別れていた麹をぎゅっと丸く握れるくらいになったら次の工程へ。
2:米麹にしょうゆを混ぜて、しょうゆ麹だねの完成。これをタッパーなど密閉容器に移し、1日1回スプーンなどでざっくりかき混ぜて、1週間~10日間発酵させる。冷蔵庫に入れる必要は無く、常温で。
しょうゆ代わりにいつもレシピに。これだけで減塩効果
出来上がったしょうゆ麹は塩麹と同じく、いつもの調味料代わりに使えばOK。醤油よりもとろりとして、水っぽくなりづらいのでこれからの季節冷奴やサラダに使うのがオススメ。米麹の独特な麹臭さが苦手だった人でも、しょうゆ麹はクセが少ないので毎日使えます。
今、注目の調味料しょうゆ麹。スーパーで手に入る材料だけで簡単に作れるので、ぜひトライ。また、ものぐささんには、市販されているしょうゆ麹もあるので、一度試してみるのも良いかもしれませんね。
※画像はAmazon.co.jpより引用。