『アイマス』『エウレカ』を大合唱!!アニソン&クラブサウンドが秋空に響いた『Re:animation4』
2012年10月13日に開催された、東京・新宿を舞台にアニソンからクラブミュージックまで様々な音楽が聴ける超都市型音楽イベント『Re:animation4』(以下『リアニ』)。2012年5月3日の前回は大雨の中でしたが、今回は過ごしやすい天候に恵まれ、多くのファンがシネシティ前広場・新宿BLAZE(フロア・ラウンジ)での40組によるライブ・DJパフォーマンスに酔いしれました。
今回、一番の注目だったのは、『THE IDOLM@STER』(以下『アイマス』)から若林直美(秋月律子役)、平田宏美(菊地真役)、長谷川明子(星井美希役)の3名の声優によるライブ。後藤王様、omae03といった事前にプレイしたDJたちが『アイマス』の曲やセリフを各所におりまぜたパフォーマンスを披露していたため、既に会場は熱気に包まれていましたが、アニメ版『アイマス』オープニング曲『READY!!』が流れ、3名が登場した瞬間、その歌声とダンスで圧倒。ファンもサイリュームで応えました。
トークでも衣装を若林が徹夜してリメイクしたことを明かすなど、集まったプロデューサー(P)たちを楽しました3名。『tear』『マリオネットの心』『livE』と各キャラクターの持ち歌と『THE IDOLM@STER 2nd-mix』の全5曲のパフォーマンスは、お約束のコール「プロデューサーさん、『アイマス』ですよ! 『アイマス』!」をフロア全員で唱和、最後まで大興奮のステージとなりました。
屋外広場では、高校生DJのSEKITOVAや、コンピレーションCDにも参加しているakinyan electroなどがプレイ。耳の肥えたファンも納得させるプレイを秋空の下響かせ、昼間の歌舞伎町の真ん中をダンスフロアへと変えて行きました。
『オタ女』でインタビューに答えて頂いた#SkirtDISCOも屋外会場でパフォーマンス。前回と同じリョーマのコスプレかと思いきや、プレイ中に衣装替えをするという予想外の行動で集まったファンを驚かしました。「これまでとは違ったことをしないと意味がない」という通りのプレイには「わたし自身も楽しめました」と語り、充足感を覚えている様子でした。
今回は『アイマス』ライブもあったこともあり、「きゅんっ!ヴァンパイアガール」の衣装をはじめ、様々なコスプレを楽しむ女子の姿を多く見ることが出来ました。
トランスを中心とした玄人好みのプレイを魅せた女子DJのまゆりんちは「ダンスもアニメも楽しむファンが多く『リアニ』には集まるので、いつも楽しいです」と話し、「女子でDJする人も増えているのでうれしいですね」とイベントに参加する楽しみが広がっていることに喜びを感じている様子でした。
イベントの最後には、兄弟リミキサーユニットThe LASTTRAKがアニメ『交響詩篇エウレカセブン』のエンディング曲「秘密基地」をリミックスした縁で、同曲を歌う高田梢枝本人が登場。フロア全体がひとつになって合唱する声が響きました。
「私の曲はバラードが多いので、こういったリミックスされるとは思っていませんでした」という高田は、「すごく盛り上がってくれて…みんな口ずさんでくれて嬉しかったです。これからも機会があればこういうコラボをやってみたいです」と話してくれました。
イベントを仕掛けた杉本真之さんは「『アイマス』にしろ高田さんのコラボにしろ、スタッフが”観たい”というものが実現できて盛り上がったのでよかったです」と語り、シネシティ広場前の会場が今回で最後になることについては、「今、都内で出来ないのか一生懸命場所を探しています。ほかにも、大きいイベントじゃないところで短い間隔でレギュラー化するなど いろいろな可能性を模索していくつもりです。とりあえず、屋外開催は絶対に止めません」と継続開催について意欲を述べました。
VJで「これで終わりじゃないって、信じてる。」とメッセージを発した『リアニ』。このムーブメントと盛り上がりがこれからも続いていくことを、多くの人が望んでいるはず。次の機会が出来るだけ早く発表され、より大きなイベントへと成長していくことを期待したいところです。
Re:animation | リアニメーション – Animation meets club music party and rave –
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