「ビキニOK」は23歳まで? 年齢とともに気になるのは体重より体型
いくつになっても夏といえば一度はビーチやプールに足を運ぶ、という人もいるのではないでしょうか?しかしそこで気になるのが水着になったときの体型。オルビスでは、ダイエットに興味のある首都圏在住のアラフォー(35~44歳)女性150名、及びアラサー(25~34歳)・アラフィフ(45~54歳)女性 各150名、計450名を対象に、「大人のダイエットに関する意識調査」を実施しました。
アラフォーの7割が「体重より体型」に不満! 体型への満足度は平均24点/3割超が0点と辛口評価
アラフォー女性の7割が「体重より体型」に不満を感じており、現在の体型(ボディライン)に対する自己評価の平均は100点満点中、24点。「0点」と回答した人がなんと3割以上(32.7%)に及び、「81~100点」は該当者なしという辛口の結果に。多くのアラフォー女性が「体重より体型」に、より深い悩みを抱えている現状が明らかになりました。
アラフォーの9割が、ビキニ姿にNG! 「ワンピース」へと形が変わるのは、平均23歳
露出の多い衣服への抵抗感を聞いたところ、約9割がビキニ姿に抵抗を感じており、アラフォー女性の体型への悩みが浮き彫りになりました。いつ頃から抵抗を感じるようになったか聞いたところ、「ビキニタイプ」に抵抗を感じるようになった平均は「23.2歳」、「ワンピースタイプ」の平均は「25.9歳」。20代前半で「ビキニ」から「ワンピース」へと水着の形が変わり、わずか3年足らずで水着自体が着られないカラダになったと感じているようです。それはちょっと自己評価が厳しすぎじゃ……とも思いますが、エイジレスビューティーとして注目を浴びるアラフォーの影にも、一般生活者のシビアな現実があるといえそうです。
ダイエットの壁は40代前半に……アラフォーは最後のダイエット適齢期!?
「年齢とともにダイエットしても体型が戻らなくなった」と感じているアラサーは93.4%、アラフォーでは 96.0%。アラフィフになると、「非常に感じている」のポイントが一気に高くなり、64.7%と実に6割超に。そこで、アラフィフ女性に、それはいつ頃からか振り返ってもらったところ、46.2%と半数近くから「40代前半」との声が聞かれ、「40代前半」にそびえ立つダイエットの壁の存在が伺い知れます。裏を返すと、アラフォーは、最後のダイエット適齢期といえるかもしれません。まだアラフォーまでには時間があるみなさんも、自分は大丈夫と余裕をみせていると危険かもしれませんよ!
年齢とともに落としにくくなるパーツは、「お腹まわり」が断然トップ
年齢とともに特に落としにくくなったパーツを聞いたところ、各年代ともに「お腹まわり」が断然トップに。年代が上がるほどその声も大きくなり、アラフィフの55.7%と半数以上から、最も落としにくいパーツとして選ばれました。私も20代半ばを過ぎたころから、急激にお腹周りにお肉がつくように! おそらく基礎代謝が落ち、食べる量は減っているのに体重は増えるという、辛い日々が続いています……。わかってはいましたが年代が上がるほどその声は増える一方なんて! これ以上の悪化が待っているなんて、恐怖以外のなにものでもありません。
医学博士 渋谷DSクリニック銀座院 院長の平山桂子先生によると、脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があり、白色脂肪細胞が脂肪を溜めこむのに対し、肩甲骨や首周り、胸郭に存在する褐色脂肪細胞は、UCP1(脱共役蛋白質)と呼ばれる蛋白質の働きによる燃焼システムによって運動をしなくても体脂肪を熱エネルギーに変換することができるといいます。しかし残念ながら、この褐色脂肪細胞は成人にはわずかしか存在しないという悲しい事実が。
実際、基礎代謝量に占める割合もさほど大きくはないそうですが、褐色脂肪細胞の活性化は、見逃しておくわけにはいかない賢いダイエット方法の一つでもあるとのこと。今後注目していきたいですね。
そんなUCP1を増やす成分の含まれたバラ科の果実『アロニアベリー』のサプリメントなどもオルビスからは登場しているので、気になる人は店頭や公式HPなど覗いてみてはいかがでしょうか?
オルビス「アロニア」研究所 http://cp.orbis.co.jp/aronia/page5.html#contents5_5_1