ケータイ代をフリマアプリで稼ぐ人も!? “スマホ断捨離”の実態は?
最近、さまざまなフリマアプリがリリースされていますが、「本当に買ってくれるのか?」「高級ブランドしか売れないのでは」と躊躇している人も多いのでは?
フリマアプリの中でも特にファッションに特化している『フリル』が2015年9月1日から9月7日の間にサービスを利用している1169名を対象にした調査によると、出品している人は「良いものを出す」というよりも「不要品の整理」といった意識の方が強いようです。
同調査で出品した理由を尋ねた質問では、89%もの人が「不要なものを整理したかった」と答え、「売るための商品を準備した」という回答は14%に過ぎませんでした。大手オークションサイトの『ヤフオク』とは違ったユーザー層が集まっているということもありますが、より“断捨離”寄りで、しかも「捨てる」のではなく「売る」という行動へと移りつつあるようです。捨てるのがもったいない、と感じていた人も、誰か別の人が着る、ということだと逆の意味で気軽に出品できるのかもしれません。
また、「とっておきの『フリル』の活用法は?」といった質問では、「服を売ったお金でまた新しい服を買う」「銀行感覚で使っている」といった、「稼ぐ」意識が強い返答も。中には「リサイクルショップの10倍、100倍の値段で売れる」といった声もありました。出品する際に希望価格を設定でき、銀行口座の登録が簡単というアプリの特性がでているといえるでしょう。
さらに、ここで稼いだお金の使い道を尋ねた質問では、「携帯代や税金を払うお金が手に入っている」といった返答も! ポイントを使い『フリル』で服を買うことで、「家計に影響がなく買い物ができるのがうれしい」といった声もありました。特に育児や介護などで家から離れられない人にとっては、お金を稼ぐ手段だけでなく、ストレス解消になっているケースもあるようです。
不要なものを処分する時に賢く活用したいフリマアプリ。特に衣替えのシーズンやお引越しの時に使ってみることを検討してみると良いきっかけになるかも?
フリル(公式サイト)
https://fril.jp/