人に見られるとちょっと恥ずかしい恋愛ジンクス
恋愛成就のためのおまじないやジンクスは数多く存在しているが、今回紹介するジンクスは人に見られるとちょっと間抜けで恥ずかしいジンクスとなっている。
でも、恥ずかしさを超えて行うジンクスは、それだけ想いが本気という証拠。恋愛の神様も幸運をもたらしてくれるのではないだろうか?ということで調査のプロ・リサーチャーさんに教えてもらった。
お釜のふたを頭に乗せて参拝する「釜蓋神社(かまふたじんじゃ)」(鹿児島県南九州市)
鹿児島県南九州市にある釜蓋神社は、正式名を「射楯兵主神社(いたてつわものぬしじんじゃ)」と言い、数年前に元日本代表の中村俊輔選手に神社がお守りを送ったところ、中村選手が好成績を残したことでサッカー界から注目を浴びる神社となる。
2012年のロンドン五輪で銀メダルに輝いた女子日本代表の澤穂希選手や金メダルを獲得した米国代表チームも大会前に参拝し、御利益があるパワースポット神社として一躍有名となった。
ご利益を得るためには「釜蓋願掛け」をするのだが、直径30cmの木製の釜蓋を頭にのせ、鳥居から賽銭箱までの約8m間、蓋を落とさずに歩ければ願いが叶う、と伝えられている。
恋愛成就を願う人はもちろん、スポーツ選手や受験生など多くの人が釜の蓋を頭にのせて参拝しているという。海に近い神社なので、潮風が止まった時に気持ちを集中して歩けば成功する確率が高いのだとか。
こっそりまたがると願いが叶う「三越・ライオンの像」(東京・日本橋)
三越と言えばライオン像を連想するほど「三越のライオン像」は象徴的な存在だ。そしてこのライオン像は「人に見つからずにまたがる」と願いが叶うと言われており、「必勝祈願の像」としても親しまれているのだ。
恋愛成就を願う人だけでなく、出世したい人などが人に見つからないようにライオンをまたいでいるといわれている。
ちなみに三越のライオン像は、全国の三越の支店にもあり、どれにまたがってもいいようだ。
木に抱きついて神水を浴びると良縁に恵まれる「温泉神社(うんぜんじんじゃ)の夫婦柿」(長崎県 雲仙)
島原半島各地には温泉神社とよばれる神社が多数あるが、その総本山が長崎県雲仙にある温泉神社だ。
創建は大宝元年(701年)に雲仙を訪れた行基(ぎょうき)によるものだと言われており、この地域の山岳信仰の拠点ともなっているという。
温泉神社の本殿の裏には樹齢200年を超える柿の木がある。寄り添うように立つその姿から「夫婦柿」と呼ばれ、大切に祭られている。
祈願は、まず両手で柿の木を抱き、二つ一緒に下から上になで上げながら願いを唱え、最後に神水を浴びるというのが正式な方法だという。
木に抱きついて恋愛成就するなら安いもの。恋は盲目というのだから人目なんか気にする必要はないだろう。