調査のプロが教える デートで使える豆知識~瀬戸内海 離島めぐり編~
のんびりとした時間が流れる瀬戸内海。なかでもカップルで楽しめるオススメ離島を調査のプロ・リサーチャーさんに教えてもらった。
約700羽以上の野生うさぎが暮らす「大久野島」
瀬戸内海国立公園内にある国民休暇村・大久野島は通称「ウサギ島」と呼ばれ、野生のウサギ約700羽が生息している。
野生のウサギが生息している理由には諸説あるが、地元の小学校で飼育されていたウサギが放たれ、そこから繁殖し、今日に至ったという説が最有力だという。
また、島内には毒ガス資料館があり、大久野島に旧陸軍の毒ガス製造所が存在していたという過去を今に伝えている。
近代化産業遺産とアートとの融合「犬島」
岡山市東部にある犬島諸島群唯一の有人島である犬島には、経産省が「近代化産業遺産群 33」の「story30」に認定した犬島製錬所がある。
1909年(明治42年)、銅を製錬するために開所されたが銅の大暴落でわずか10年で操業を終えると現在は、遺構をアートで再生させた犬島精錬所美術館、犬島『家プロジェクト』が注目を集めている。
廃校を利用した宿泊施設・犬島自然の家は洋室が大人2050円和室が大人1440円で利用可能。給食室だった厨房は設備が充実しており食材を持ち込めば自炊もできる。
また犬島は、『西部警察』の最終回ロケがされた場所としても有名で、他にも映画『瀬戸内少年野球団』『カンゾー先生』『鉄人28号』がロケを行なっている。
江戸時代の町並みを遺すノスタルジックな「塩飽本島(ししわくほんとう)」
日本は群島からなる島国だが、その中で人が住んでいる島のうちの約半数が瀬戸内海に集中している。
瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島もそのひとつで中心となる島が塩飽本島だ。
古来より交通の要所として栄えたこの島は、周囲の潮流が速いため腕のよい船乗りが自然と多く育ち、戦国時代には塩飽水軍が活躍した。
島内に残っている江戸時代の塩飽勤番所をはじめ、廻船問屋や立派な寺の数々がかつての賑わいを思わせる。
築100年を超えた古民家の幾つかは現在、民宿となっており予約をすれば宿泊が可能だ。イルカとふれあいが楽しめるイルカ村も注目を集めている。