天国のセンセイ方はフリーダム!ドラマCD『文豪シリーズ』で文学史のお勉強!?
明治・大正・昭和に活躍した文豪たち。彼らの作品が素晴らしいのはもちろんですが、ひと癖もふた癖もあるエピソードの数々も伝えられ、キャラ立ちも十分で「もし○○センセイが○○だったら…」という想像をめぐらせたことのある方も多いのでは。
そんな気難しいイメージの強い彼らの、おかしな日常を描いたドラマCD『文豪シリーズ』の第一巻「我輩たちは文豪である」がフロンティアワークスから2012年7月27日に発売されます。
起用された声優も実力派揃い。イケメンでまじめだが天然ボケの芥川龍之介役を『薄桜鬼 黎明録』の斎藤一でも活躍中の鳥海浩輔、超甘党で下戸な夏目漱石を『鋼の錬金術師』マース・ヒューズ役の藤原啓治が担当。奥さんと仲のいいリア充で潔癖症なウサギ好きの泉鏡花を『超訳百人一首 うた恋い』の藤原義孝役が印象的な石田彰が演じます。
中でも、ナルシストで派手好きなオレ様ドMな谷崎潤一郎を『アルカナ・ファミリア』のジョーリィ役の遊佐浩二が担当しているのですが、これがハマり役。
公式サイトで視聴できる第二話「文豪、秋葉原に行く」では、谷崎がコスプレショップでナース服を見つけて妄想が止まらなくなるという超変態ぶりをいかんなく発揮。「秋葉原のことをあまり知らないので、しきたりなど勉強になった」という遊佐ですが、『春琴抄』や『細雪』といった代表作を読んでいても「演じやすかったということはありません」と苦笑する程、個性の強いキャラクターになっています。
既に、太宰治や川端康成が登場する第二巻「文豪失格」の発売が2012年10月26日に予定されている『文豪シリーズ』。
現在、公式Twitterアカウント「@APPLEFORESTinfo」をフォローしハッシュタグ「#bungou_CD」と「#APPLE_FOREST」を入れてつぶやいたファンの中から抽選で出演声優のサイン入りうちわがプレゼントされるキャンペーンを実施しています。
想像を膨らませつつも、実際の文豪の作品や人となりをさりげなく盛り込んだドラマCDなので、文学少年少女だったという人ほどより楽しめる一枚。『文豪シリーズ』をきっかけに、彼らの作品を手にしてみるというのもいいかもしれません。
ドラマCD「文豪シリーズ」特設サイト
http://www.apple-forest.com/bungou/index.html