この秋のキーワードは「BLACK」!?『Popteen』10月号特集はオトナのオンナ!
渋谷109のSHOPを中心とした女子高生から20代前半までをカバーする『Popteen』は、ギャルっぽいファッション誌というイメージが強いですが、最新号の10月号は秋のアイテムとして黒をイチオシ。これまでに比べてグッとオトナめのスタイルで攻めています。
なによりも印象的だったのが、みずきてぃこと西川瑞希がCECILMcBEE(セシルマクビー)のレザーの上下を着こなしているショット。ライダーズとヒョウ柄がミックスされたスカートという組み合わせで、19歳には見えないかっこよさとオンナっぽさを同居させたスタイリングでした。
また、one way(ワンウェイ)のスタッズつきブラウスにジャケットを羽織るというブリティッシュな要素を入れてきたり、dazzlin(ダズリン)のラメ入りニットにチュールスカート&ドットタイツという甘さと辛さを両方合わせたり、どこのブランドもロック系も織り交ぜたラインが特徴といえそうです。
アウターも、モッズコートやトレンチコート、ケープコートといったバリエーションの中でも黒はもちろん、グレー、ブリーツ、カーキーグリーンといった渋めの色が中心。読者モデルは全員20歳前ですが、2つか3つは年上に見えそうなスタイリングが続きます。
また、モデルの声を集めたページでも、「ちょっと落ち着いて女度をアゲたい!!」とあり、ブラックカラーをメインにしたコーデが目立ちます。中でもぴかりんこと椎名ひかりがPUTOMAYO(プトマヨ)のカットソーと白スカートをアリス風にアレンジした、これまでとは印象の違うブランドやスタイリングに挑戦。まえのんこと前田希美も、「初挑戦」という黒アイテムとしてドットワンピースやベルト付きショートパンツで、メリハリの利いたコーデをキレイめに着こなしています。
いずれにしても、これまでの「ギャル」のイメージからすると落ち着いたオトナのオンナを目指した『Popteen』のモデルたちの秋には、何か新しい変化の兆しがありそう。109をはじめとするSHOPのラインナップからも、黒を基調にした女の子が渋谷を中心に増えるのも間違いないでしょう。