「素晴らしい」「こんな感じの喫茶店に行きたい」の声多数! 学校ではクールな同級生女子が働くメイド喫茶で見せる笑顔が素敵すぎた
サークル『Iadahime』で『東方Project』の二次創作やオリジナル作品を発表しているいなたそさん(@inatasohime)が、メイド喫茶で同級生の橘椿と偶然同じアルバイトになってしまった杉名つくしの恋愛マンガ『天使の別荘はお好きですか?』の第一話「内緒」をTwitterで公開しています。
内緒(1/3) pic.twitter.com/xs7Np8mRvT
— いなたそ◆名華祭 A12 ◆超同人祭「8月8日-10日 ラ35」 (@inatasohime) July 13, 2020
メイド喫茶『エーデルワイス』で初めてのアルバイトをはじめた杉名くん。偶然の同級生の橘さんも働いていて、「私がここで働いていること、学校では絶対言わないでね」と怖い表情で言われてしまいます。
「ロングスカートでゆったりとした制服。メイドさんもみんなかわいい。料理も飲み物もすごく美味しくてとてもゆったりとした雰囲気だ」という『エーデルワイス』。杉名くんがいうように、「メイド服を着たウエイトレスさんがいるレストラン」といった風情です。
自分がホールで働いていることについて、「僕自身も分かってないのであえて突っ込まないでいただきたい」という杉名くん。チラッと橘さんを見ると……。
「容姿端麗だからメイド服がとても似合っている。トレードマークはあずき色の大きなリボン。昨日は青い紐リボンで、その前は白のパレッタだったな」とめっちゃ観察しています。そのよく気付くあたりがホールに配属された理由でしょうか。
橘さんことを「学校で髪の毛を結えているのを見たことがない。だから髪型が変わるのも見てて楽しい」と思う杉名くん。「働き始めて1年程度らしいが、お店での人気は男女問わずかなり高いらしい」といいます。
「学校の男子にも人気だから、もしメイド喫茶で働いてるってバレたら、野獣と化した男どもが押し寄せてくるだろうな……だから内緒にしているのだろうか」と思う杉名くんですが、「いや、むしろバレて困るのは俺の方だ。橘と一緒にアルバイトしてると知れたら、それこそ学年中の男子から血祭りに上げられるだろう」と思い、「だから頼まれなくても誰にも言うつもりはない」と考えています。
二人だけの秘密の喫茶店『エーデルワイス』。学校では、クラスメイトに「橘のことどう思うよ?」と聞かれます。
「どうって、そりゃもちろん付き合いたいかってことだよ!」というクラスメイト。「顔がキレイだよなぁ……全く笑わないけどそこもクールで良いし」と言い、「もう彼氏とか居るんだろうか!? 仲の良さそうな友達も居るような気配ないし、なにか仲良くなるキッカケとかあればなあ!」と狙ってます。
「同じクラスになったことだし何とか近づきたいもんだぜ!」という声が聞こえたのか、杉名くんのことを見てキッと睨む橘さん。「おっ、橘がこっち見てるぞ」と喜ぶクラスメイトに「別に…可愛いとは思うけれど橘に興味ないし」と答える杉名くんのことを、橘さんは何か思うことがありげな視線で見ています。
「橘は俺に厳しい。…というより冷たい感じがする。ニコリともしてくれない」という杉名くん。ですが……。
普段学校では見せないような、素敵な笑顔で接客する橘さん。「学校で見たことがない表情のせいで彼女のことが気になりかけている」という杉名くん。「もちろんその笑顔は自分に向けられたものではないけど…」と分かりつつも、気まずいから辞めようと思っていたバイトについて、「それはまだ少し先になりそうだ」と思うのでした。
大阪・日本橋にあるメイド喫茶『e-maid』が『エーデルワイス』のモデルだと語るいなたそさん。「かれこれ13年ほど通っているのですが、通っているうちにクラシックなメイド喫茶のお話が描きたいと思い始めたのがきっかけです。もともと男女の恋愛ものを描きたいと思っていたので、それをメイド喫茶の枠に落とし込んで話を考えました」と『天使の別荘はお好きですか?』を描き始めた理由について話し、メイド喫茶の魅力については「やはりメイドさんと話をしたり、お給仕姿を見たりできるところが一番の魅力ではないでしょうか。普通の喫茶店やレストランではウェイトレスさんと世間話や雑談をしたり、お仕事をしているところを見て楽しむというようなことはなかなかないと思いますし、メイドさんは我々の想像以上に細かいところまで見てくれているので、好きな本を一冊持ち込んで読んでいるだけで話題を広げてくれたりします。そういうところが自分の癒やしにもなります」と語ってくれました。
「メイド服の椿がかわいい」といった声のほか、「こんな感じの喫茶店に行きたい」といった反応も寄せられていたことについて、いなたそさんは「今までずっと二次創作で活動していたので、突然オリジナル作品を出しても評価を得られないと思っていたのですごく驚いております。自分が描くオリジナルにはとにかく自分の好きな要素を詰め込んだので、それに共感したというコメントもいっぱい頂いたので大変嬉しいです」とコメントしてくれました。
「続きが気になる」という声も多数あったこのマンガ。いなたそさんによると「毎月15ページ前後の漫画を更新していければいいなーと思っています」といい、「twitterやpixivなどで毎話更新して、そこからさらに応援してくださるという方は同じ内容になってしまいますが、電子版や紙媒体の本を買って支援してくだされば、とても嬉しいなと思います」とのこと。
さらに「モデルになった『e-maid』も料理も飲み物もとても美味しくて、ゆったり時間を過ごすこともできるし、メイドさんも素敵な方ばかりですので、もし近くに行く予定があれば是非寄っていただいて、『エーデルワイス』の雰囲気を少しでも味わっていただければと思います」と語り、「最後に……メイド服はいいぞ!!」と強調したいなたそさん。『e-maid』のほかにもクラシックな雰囲気のメイド喫茶は各地にあるので、そこで本作を読みつつ紅茶を飲んで、メイドさんを愛でるといった楽しみ方をしてみたいところです。
エーデルワイス(BOOTH)
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※画像はTwitterより
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