名作FF10が360度ステージで歌舞伎化!『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』IHIステージアラウンド東京にて2023年春上演
2001年7月19日に発売され、ゲーム業界に新たな金字塔を打ち建てた『ファイナルファンタジーX』が21年の時を経た今日、 “大長編 歌舞伎”として再び始動!
「ファイナルファンタジー」シリーズ35周年を記念して、『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』が2023年春、IHIステージアラウンド東京(豊洲)にて上演することが決定しました!
メインキャストを務める尾上菊之助さんはこれまでも「NINAGAWA 十二夜」「マハーバーラタ戦記」「風の谷のナウシカ」など自身の企画、構想などから新しい歌舞伎の舞台を創り出してきました。この作品は菊之助さんが更なる高みに挑戦すべく歌舞伎化を熱望した渾身の新作歌舞伎とります。不朽の名作ゲーム『ファイナルファンタジーX』の世界観を、アジア初の没入型エンタテインメント劇場にて世界初上演します。
IHIステージアラウンド東京は、周囲を取り囲む360度全てに展開されるステージと、その中心に巨大な円形の観客席を配置し、巨大なお盆に乗った観客席自体が回転しながら、舞台、映像、音楽などと画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚や“没入感”を楽しむことができる劇場です。
『ファイナルファンタジーX』の圧倒的な映像世界に没入し、世界観はそのままに、IHIステージアラウンド東京ならではの臨場感と迫力で、『ファイナルファンタジーX』の世界・ザナルカンドへの旅を舞台に昇華させます。
記念すべき初上演の出演者は、歌舞伎の舞台のみならず、ドラマ『グランメゾン東京』『下町ロケット』などで活躍する尾上菊之助さんをはじめ、映画やドラマなど出演は多岐にわたり、近年ではバーチャル×歌舞伎という両者の世界観が見事に融合する「超歌舞伎」など新しい形の歌舞伎にも挑戦し続けている中村獅童さん、歌舞伎界期待の若手俳優で、ドラマ・ミュージカル・バラエティーなど、様々な場でマルチな活躍をみせる尾上松也さん、そして、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で小栗旬さん演じる北条義時の父・北条時政を熱演中の坂東彌十郎さんと魅力溢れる豪華な顔ぶれとなっています。
そして、脚本は連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日)など心温まる人情ドラマから重厚な人間ドラマまで多くの大ヒットドラマを手掛けている八津弘幸氏。共同演出は、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』やB’zのドームツアーなど成功させ、ダイナミックかつ繊細に魅せる演出が業界内で注目されている金谷かほり氏という強力タッグが実現。
涙なしには見られない、壮大なる感動のストーリーを劇場で! きっと、あなたも心が震える!
■企画・演出 尾上菊之助コメント
名作ゲーム『ファイナルファンタジーX』と日本が誇る伝統芸能の歌舞伎が融合し、相互の文化をつなぐ新しい架け橋にしていきたいと思い、『新作歌舞伎ファイナルファンタジー X』を企画いたしました。
IHIステージアラウンド東京での歌舞伎公演は初めての挑戦になりますが、発売当時にゲームをした時の衝撃的で感動した気持ちを大切に、ゲームを大好きな人にも、歌舞伎を見たことがない方にもぜひ見てもらいたいと思っております。高さ8メートルの巨大スクリーンに映し出される映像が舞台を彩り、あたかも「ファイナルファンタジー」の世界にいるかのような没入感をご堪能いただけると思います!このような時代だからこそ、見て頂きたい心に響くストーリーです。ぜひ劇場にお越しください。
■ゲーム『ファイナルファンタジーX』 プロデューサー 北瀬佳範コメント
最初にこの話を頂いた時は“まさか”という半信半疑の気持ちでいっぱいでしたが、尾上菊之助様から直接、熱のこもった思いを伝えていただき大変感動したのを覚えています。大衆娯楽としては最後発のビデオゲームと日本の伝統芸能である歌舞伎とのコラボがどのような感動を生みだすのか。今からワクワクが止まりません。
『新作歌舞伎 FINAL FANTASYX』 ティザーCM
https://youtu.be/6bJb5sZm8yo
公演概要
『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』
日程:2023 年春(予定)
会場:IHI ステージアラウンド東京(豊洲)
出演:尾上菊之助 中村獅童 尾上松也
中村梅枝 中村萬太郎 中村米吉 中村橋之助 上村吉太朗 中村芝のぶ
坂東彦三郎 坂東彌十郎 ほか
公式 HP:https://ff10-kabuki.com
製作:TBS
■ 物語
大いなる脅威『シン』に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。民はエボン寺院に心のよりどころを求め、召喚士たちは「命と引きかえに発動する究極召喚こそ『シン』を倒す唯一の手段」とする寺院の教えを信じ、スピラに平穏をもたらすべく旅に出る。究極召喚でも『シン』は完全には死なず、一定の期間を経て復活するが、それでも『シン』の出現しない時期――
ナギ節は、人々の心につかの間の安息を与えていた。
ビサイド村の少女ユウナも、ナギ節をもたらそうと決意した召喚士のひとりだった。異世界ザナルカンドからスピラへと迷いこみ彼女と出会った少年ティーダは、見知らぬ世界にとまどいながらも、召喚士を守る「ガード」としてユウナに同行する。『シン』に立ち向かう討伐隊の壊滅、明かされる『シン』の正体、そして寺院の裏切り――旅のなか、衝撃の出来事が幾度となくティーダたちを襲うが、彼らはそれを乗り越え、自分たちの物語をつむごうとする。
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