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May 20 2026

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「トガちゃんを失ったことに涙が止まらず」佐倉綾音&福圓美里『ヒロアカ』キャラクターマッチアップ名エピソード上映【麗日お茶子×トガヒミコ】イベントレポ

『僕のヒーローアカデミア』アニメ10周年プロジェクトの「キャラクターマッチアップ名エピソード上映」第1弾となる【麗日お茶子×トガヒミコ】が開催され、佐倉綾音さん、福圓美里さん登壇のトークイベントが行われました!

「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で10年にわたって連載された、堀越耕平先生による大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。

シリーズ世界累計発行部数は1億部を突破する本作は、“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久、通称“デク”が、社会を守り、“個性”を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語が展開するヒーローアクション漫画です。

それを原作とするTVアニメシリーズも、昨年12月にFINAL SEASONの最終回を迎え、通算8期、全170話にわたるシリーズが完結を迎えました。

今年2026年は、“ヒロアカ”のアニメ化10周年。記念プロジェクト【僕のヒーローアカデミア The Animation 10th Anniversary】が展開中です。

その10周年プロジェクトの企画のひとつが、TVアニメ名エピソード上映イベント「キャラクターマッチアップ名エピソード上映」。作品のメインキャラクターたちのマッチアップをピックアップし、それにまつわるエピソードを、東京・大阪・名古屋ほか全国8つの映画館で上映する特別企画。

5月16日(土)に開催された第1回は【麗日お茶子×トガヒミコ】。物語が進むにつれて単なるヒーローと敵<ヴィラン>とは違った関係性へと変化していった2人のドラマが際立つ5つのエピソードを上映し、TOHOシネマズ六本木ヒルズの上映後には、麗日お茶子役の佐倉綾音さん、トガヒミコ役の福圓美里さんが登壇する舞台挨拶を実施しました!

「少しだけ日常から浮いてしまう子たちの代弁者になったらいいな、なんて思っています」

満員の来場者からの大きな拍手に包まれながら登場した佐倉綾音さんと福圓美里さん。昨年12月13日に開催された、『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』最終回放送当日のリアルタイム上映イベントにて感極まって涙が止まらなくなってしまった佐倉さん。このイベントでも、「上映が終わった後の会場の皆さんの雰囲気を感じてしまって……」と冒頭から声を震わせ、福圓さんが「もう!?」とツッコミを入れながらのスタートとなりました。

お茶子とトガにフォーカスした今回のマッチアップ上映では、2人が最初に顔をあわせたTVアニメ3期の林間合宿編のシーンから振り返ります。

佐倉さんは当時について「イベントで原作の堀越先生が“お茶子と対になるキャラクターを出します”とお話しされていたのですが、最初はまだピンと来ていなくて。物語が進むにつれて、それがこの子(トガ)なんだと。少年漫画が原作で、デクくんへの思いを軸にしながらこんな風に2人の女の子の物語が展開されることに驚きました」と印象を語ります。

福圓さんは「お茶子ちゃんに興味を持つ理由はいっぱいあると思うのですが、この当時はたまたま会ったくらいだと思っていました。出久くんとの関係性の比重が高くなると思っていたのですが、話が進むとお茶子ちゃんとの関係性の方が強くなっていったことに驚きました」とコメント。

3期後半のプロヒーロー仮免試験編から5期にかけて、2人のキャラクターは変化を見せていくと、佐倉さんはお茶子の成長について「戦うことにベクトルの向いていないキャラクターですが、このあたりから救けるために戦う、一歩踏み出す強さが出てきました。デクの背中を見ながらもっと進化しないといけないのだという覚悟と成長を感じました」と語ります。

福圓さんは、「トガちゃんの出番は限られていて、最初は彼女がどうしていきたいのかが分からなかったのですが、このあたりのエピソードから、彼女のコンプレックスが表れたり、憎悪を持ったりと変化してきた時期のように思います。難しかったのは、5期の「ヴィランアカデミア編」でのキュリオスとの戦い。トガちゃん自身は周りに同情してほしくない、けれど私としては視聴者に可哀想だと分かってもらいたいと思っていたので、どう選択して演じるのが良いのか悩みました。私の声優人生の中でも、演じていて一番難しかったかもしれません」と振り返りました。

続いてトークは第6期のヒーローvs敵<ヴィラン>全面戦争編での2人の対峙について。

仲間であるトゥワイスの死を目の当たりにしたトガの変化を福圓さんに尋ねると「当時はトガにとってトゥワイスがどのくらい大きな存在だったのかが分からなかった。大事なことを出さない子なので、分かってあげられなかったなと思うところがあります。今となっては、彼女にとって最初の大事なお兄ちゃんのような、そんな存在だったんだなと。その人が殺されて、彼女の本音が漏れはじめたのがこのあたりの時期だったなと思います」と印象を語ります。

また、その回の特殊エンディングも印象的だったようで、「とても素敵でした」と語りつつも、物語に寄り添うような深い演出に「観ていて立ち直れなかった」「歌詞がまた……」「人の心無いんか」と口々に感想を漏らしました。

また、全面戦争での対決を経て、お茶子とトガは第7期の最終決戦編で3度に渡り向き合うことになります。

最終決戦の2人の戦いを振り返り、2年前の収録現場での印象を尋ねると、福圓さんは「不思議な時間でした。その回は収録に参加した人数が少なかったのですが、広いブースの中で、1列空けて2人で座って。隣同士は違うよね、なんて話しあったりして。この回は、正直、演じられる気がしなくて、プランニングせずにスタッフの意見を聞きながら演じました。どれが使われたのか分からないくらいのテイクを重ねていました」と振り返ります。

佐倉さんは「トガちゃんとのやりとりは2週に渡ってのエピソードとなったのですが、駆け足にするのではなく、観ている人にトガちゃんを忘れさせないようにしているのかなって……」と涙で声を詰まらせます。

福圓さんは「やっていることは戦いなのですが、綾音ちゃんからは必死になって“救けたい”という気持ちだけ感じていました」と語ると、佐倉さんは溢れる感情を抑えつつ、言葉を必死で繋げながら「トガちゃんにとっては救いになることだったから、後悔するのも失礼だと思っています。お茶子も色々な思いがあるので、このあとずっと悩んだんじゃないかなと思いました」とキャラクターと心情を重ねました。

FINAL SEASON第169話「笑顔が好きな女の子」では、お茶子自身が抱える傷、トガが自身を救うために命を捧げたという事実とそれに対する思いを吐露し、それをデクはじめクラスメイトたちが受け止める姿が描かれました。

佐倉さんに収録時の印象を聞かれると、「『ヒロアカ』は、原作の持つ力が大きく、お芝居から離れてしまうことが多いので、アフレコの時の記憶が飛ぶ人が続出するんです。トガちゃんとの最後を演じた後、スタジオの外に出てからもトガちゃんを失ったことに涙が止まらず、落ち込みながら街をずっと歩いていました。その時間がお茶子にもあったんだなと思いました」と振り返ります。

福圓さんは、「漫画やアニメのキャラクターで、しかも悪役なのに、死をこれだけ大きなこととして捉えてくれるなんて、すごい作品だなと思いました。トガを演じる身としては、こんな風に泣いてくれて、傷みを一緒に背負おうとしてくれていることはすごく嬉しかったです」とコメント。

また、本イベントでは、先日5月2日に放送され、国内外で大好評を博したNo.170+1「More」も上映されました。

デクたちの雄英高校卒業から8年後の物語が展開したエピソードでのお茶子の成長について佐倉さんは「感想を送ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。中でも演じ分けがすごいと言われるのですが、実はキーは変えてないんです。音だけ聞くと変わらないんですよ。気持ちや抑揚等で変化を出したんです」と演技の際のエピソードを明かしました。

福圓さんは、「お茶子が“個性”カウンセリングをしていることに感動しました。トガは犠牲になってしまいましたが、この後の子たちは救われていく世界になるんだなと思ったので嬉しかったです。「More」は、私だけ別収録だったのですが、あの場に一緒にいなくて良かったなと」と語ると、佐倉さんも「自分の頭の中で響くトガちゃんの声を想像しながら演じるのがすごく丁度よかった」と語りました。

また本イベントでは、ヒロアカアニメ10周年プロジェクトの最新情報も発表され、5月2日に発表された原作ファンブック「Ultra age」収録の堀越耕平先生の特別読切のアニメ化となる特別短編「I am a hero too」の公開日も明らかに!

まず7月にアメリカロサンゼルスで開催される大型イベント「AnimeExpo2026」のヒロアカスペシャルイベント内で初公開され、そして日本では、8月のキャラクターマッチアップ名エピソード上映第2回・第3回の中で上映することが明かされました。さらに、8月3日(月)からは各動画配信プラットフォームでの配信されることも決定しました。

大盛り上がりとなったイベント最後には、キャスト陣よりファンへの感謝のメッセージが贈られました。

佐倉さん「見るたびに泣いてしまうのですが、何回もトガちゃんとの最後のシーンを観てしまうんです。今度こそ救えるんじゃないか、今日美里さんと2人で話をしたようにもしかするとお茶子とトガちゃんにもこんな時間が作ることができたんじゃないかと思ってしまいます。これからも色々な現場で美里さんにお会いすると思うのですが、トガちゃんのことも、美里さんのことも絶対に忘れられないと思います」

福圓さん「トガちゃんが好きと言ってくださる方が本当に多くて、少しだけ日常から浮いてしまう子たちの代弁者になったらいいな、なんて思っています。それをお茶子ちゃんが救ってくれるというストーリーが大好きです。最後はいち視聴者として観ながら、本当に素晴らしい作品に携わることができて良かったと思っています。『ヒロアカ』とトガヒミコを、これからもよろしくお願いします」

そして「ヒロアカ」のイベントではお馴染みとなった「更に向こうへ!」の掛け声に、会場から「Plus Ultra!(プルスウルトラ)」の声が響き、イベントは大盛況で幕を閉じました。

今後8月には、第2回【緑谷出久×爆豪勝己】、第3回【緑谷出久×死柄木弔】のキャラクターマッチアップ名エピソード上映が開催されます!

上映イベント情報

【僕のヒーローアカデミア The Animation 10th Anniversary】
キャラクターマッチアップ名エピソード上映
第2回【緑谷出久×爆豪勝己】/第3回【緑谷出久×死柄木弔】
開催日:第2回…8月1日(土) 第3回…8月2日(日)
舞台挨拶:第2回…山下大輝、岡本信彦 第3回…山下大輝、内山昂輝
※上映内容、上映劇場、舞台挨拶会場、チケット詳細などは後日発表となります。

【放送・配信情報】
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』
第1期~FINAL SEASON(8期)全170話
/No.170+1「More」/オリジナルアニメ全7エピソード
各配信プラットフォームで配信中
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

<10周年プロジェクト特設ホームページ: https://heroaca.com/10thanniversary/ >

【原作コミックス情報】
シリーズ世界累計発行部数1億部突破!
『僕のヒーローアカデミア』コミックス 全42巻発売中!
(集英社ジャンプコミックス刊)
<週刊少年ジャンプ公式サイト> https://www.shonenjump.com/j/
<『僕のヒーローアカデミア』コミック公式サイト> http://www.shonenjump.com/j/rensai/myhero.html
(C)堀越耕平/集英社

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アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

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