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Nov 21 2024

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橋本祥平の推しサウナ施設は?「朝・昼・夜、表情が違う絶景が楽しめる」『BEST SAUNA vol.2』撮り下ろしインタビュー

話題のサウナに特化したムック本『BEST SAUNA vol.2』より、サウナ好き俳優の橋本祥平さんの撮り下ろしインタビューをお届けします。

サウナの楽しみ方は十人十色。『BEST SAUNA vol.2』では[見るデトックス]マガジンとして、サウナーを支え続けてきた王道施設から、アウトドアサウナや銭湯サウナ、ラグジュアリーな非日常サウナまで……都心部を中心とした個性溢れるサウナ施設を紹介。アナタの「ベストサウナ」を見つける一助となる書籍となっています。

サウナーとして認知され、『週刊SPA!』でサウナ連載を担当する俳優・橋本祥平さんが表紙を飾り、連載誌面には収まりきらなかったサウナシーンの未公開カットが約100点以上掲載! 橋本さんが温浴施設を楽しむ様子を通して「ととのい」を感じることができます。また、サウナ好きとして知られている俳優・鳥越裕貴さんとの特別対談の拡大版も収録しています! 

橋本さんに本書の魅力、オススメのサウナ施設、サウナ仲間俳優などお話を伺いました。

また、今回はムック本内でも紹介している「HUBHUB日本橋人形町」で撮影を実施。サウナを楽しむ様子を覗いているような、この記事だけの撮り下ろし写真とともにお楽しみください!

――今回のムック本には、『週刊SPA!』で連載された施設が収録されていますが、どれくらいの期間連載されたものをまとめられたのでしょう?

橋本:連載を始めて1年ちょっと経つんですけど、月1回いろいろな施設に伺って撮影しているので、数で言ったらかなりあって、ムック本には載っていないところもまだあります。

――きっと他の俳優さんも羨ましいと思っている仕事ですよね。

橋本:そうだと思います、本当に有り難いですね。どの現場に行っても必ずサウナ好きの方がいるので。しかも役者だけじゃなくて、いろんな現場のスタッフさんも「『週刊SPA!』見てるよ」って言ってくださって。そう知っていただける機会が改めてすごく増えたので有り難い限りですね。

――世の中的にも今サウナブームで、本書を拝見していても思ったのですが、ここ2、3年でオープンした施設もとても多いですね。

橋本:確かに、伺わせてもらった施設も出来たばかりとか、まだプレオープンのところとか。それこそここ2、3年で急激にサウナ文化が日本に流行りだして。僕は18歳くらいからサウナを好きになったんですけど、でもその10年前からサウナーという言葉はあったと思うんですよ、僕もそれは覚えていて。その時点でも人気ではあったと思うんですけど、よりメディアに取り上げられてきたのがここ2、3年とかなんですかね。

――サウナー歴約10年ということですが、ハマったきっかけは?

橋本:僕は当時通っていた学校の1年上の先輩に誘われて行ったのがきっかけでした。本当にサウナが好きな先輩で、色々サウナの極意みたいなものを教わって段々とハマっていった感じです。いきなりめっちゃハマったかと言われたら、そうでもなかったかもしれないです。先輩と回数を重ねていって気づいたら欲しているみたいな感じになっていました(笑)。

――19歳でサウナ好きという先輩はちょっと渋い趣味ですよね。

橋本:当時からすごく大人っぽい方だったので、「なんかやっぱりこういうのが大人なんだな……」と思いました(笑)。

――最初はそこまでハマらなかったところから、どのタイミングでハマっていったのでしょう?

橋本:最初はサウナも「熱いな」だったし、水風呂も「冷たいな」と感じていたんですけど、そのあとのいわゆる“ととのいの時間”、その瞬間の今まで体験したことないような感覚が忘れられなくて。それを体感してからハマりだしましたね。そこから本当に1人でも行くようになりました。

――私はまだ“ととのう”ことを体験出来ておらず、やっぱりサウナが熱くて何セットも入るのが苦手なんですよ……。サウナと水風呂を3セットくらい入らないといけないと言うじゃないですか。

橋本:いやいや!人によってですけど、1セット目でも整う感覚を味わえることはありますよ。

――そうなんですね! そして、こんなにバリエーション豊かにあるんだ!と驚くほど本当に多彩なサウナ施設がありますが、どこが印象的でしたか?

橋本:サウナと水風呂といっても、全部違うんですよね。やっぱり温度も違えばサウナの熱の感じも違いますし。
僕は神奈川県出身ですので、神奈川県の「スカイスパYokohama」さんを推させていただきたいと思います(笑)。サウナに入りながら、この夜景を見られるってなかなかないと思うんですよ。ビルの上の階にある施設なので、景色も絶景ですし、朝・昼・夜、いつ行っても見える景色の表情が違うと思うんですよね。そういう意味でも楽しめると思います。たぶんここはテレビとか観なくてもあっという間に時間過ぎると思います。

――神奈川といえば、茅ヶ崎の「8HOTEL」や鎌倉の「KAMAKURA HOTEL」もとても素敵だと思いました。「8HOTEL」はリゾート感があって日本じゃないみたいな。

橋本:そうですね! 茅ヶ崎の「8HOTEL」は海が近くて、電車ですぐ行けるし、でもちょっと都心から離れている感があって、非日常を味わうには良かったなと思います。しかも泊まれる場所もあるので、部屋をとったらそのまま寝れて、また好きな時間にサウナに入って……とできるので、いいですね。プールもありますし、水風呂の代わりに泳いで。

――近場で非日常を感じられそうですね。サウナ好きが選ぶベストサウナ上位の東中野の「松本湯」なども行かれていたり。

橋本:「松本湯」さんも本当にすごく良かったですね! 本当に感動しました! 役者仲間でも行っている方が結構いて。混雑する日は整理券制になったりするらしいですね。サウナの中も広々としてますし、館内もリニューアルしたということでキレイで、銭湯ですのでお風呂もいろんな種類があって、サウナ好きとお風呂好き両方のツボを押さえていると思いました。

――今回、連載では載せきれなかった未公開カットが100点以上収録されているということですが、こんなに上裸の橋本さんを堪能できることもなかなかないな、と思いました(笑)。橋本さんの肉体を色々な角度から堪能できるのはファンには堪らないんじゃないかなと。

橋本:そう言っていただけると嬉しいです(笑)。普通は写真集とかでも1、2ページですよね(笑)。
僕も見ると当時の出演作品を思い返しますね。「あ、やっぱりこのときあの作品やってたから結構カラダ絞れてるな」とか、「このときちょっと甘いな」とか(笑)。でも、あくまでも「ベストサウナ」というタイトルですので、僕なんかよりもサウナに注目してほしいですね。

――でも本当に細かく各施設の情報が載っていてすごいですよね! サウナ情報が詳しく紹介されていて良い1冊だなと思います。

橋本:これを見て自分に合いそうだと思う、ここだったら好きかも!という施設に行ってほしいと思います。いろんな特徴を持ったサウナ施設があるので、自分の中のベストサウナを見つけてほしいです。

――鳥越裕貴さんとの対談も載っていますが、鳥越さんとはあれから一緒にサウナに行かれましたか?

橋本:行ったかな? 前に撮影でちょっと都心から離れているところに行ったときに、終わり時間が一緒で帰りに「ひとっ風呂浴びて帰ろうか」と行きました。でも結局行っても、中では別行動になっちゃうんですよ。それぞれお互い満足するまで入って、最後外の休憩スペースで「お疲れした」みたいな感じで会って。千葉県のほうの施設だったんですけど、海を見ながら2人でぼーっとするという、良い時間でしたね(笑)。

――鳥越さんとは長いお付き合いだと思いますが、9年前くらいに初共演していると対談でおっしゃっていましたが……。

橋本:初めては『SHOW BY ROCK!! MUSICAL』ですね。

――やっぱり!!でもそれだと2016年なので7年前くらいですね(笑)。

橋本:めちゃめちゃ盛って言ってしまいました(笑)。いやでも、本当にこういう仲になるとは思っていませんでしたね、面白いです。

――他に一緒にサウナに行く俳優仲間はいらっしゃるんですか?

橋本:最近は全然一緒に行っていないんですけど、猪野広樹とはもうめちゃめちゃ行っていましたね! 彼も神奈川県出身なので、2人の中間地点くらいのサウナ施設に現地集合して、めちゃめちゃ行ってました! 最近は猪野さんも忙しいですから、なかなかタイミングが合わなくてここ何年も行けてないな。

――鳥越さんとの対談で、橋本さんは先輩ともすごく仲が良くて「太鼓持ちだ」と言われていましたが、ご自覚はあるのですか(笑)?

橋本:まぁ、自覚はあります(笑)。自分自身もそうしているほうが楽しいですし、それで面白おかしくイジってくれる先輩が多いので、もちろん自分で自覚しながらやっているというのはあるんですけど。でも、最近は自分では落ち着いたと思っているんです。どちらかというと、現場に下の子が増えてきて、下の子達にそういう姿ばかりを見せるわけにはいかないな、と思いますし(笑)。ちょっと模索しながら影で太鼓を持ってみたいな(笑)。

――座長も多く、頼られる場面も増えてきていますものね。

橋本:どうですかね?頼ってくれる人がいたらいいんですけど。

――皆さん頼っていますよ! 橋本さんは本当に多才で素晴らしくて、映像に加えて舞台作品に長期間出演されていることが多いので、全然お休みの期間がないな!と感じていて……。最近息抜きにしていることはありますか?

橋本:息抜きはやっぱりサウナですよね。あと、バンド(Argonavis)もやっているんですけど、スタジオに入ってドラムを叩くことが発散みたいになっています。だから、結構自分の中では発散や息抜きがそのまま仕事に繋がるので、すごく良い流れだなと思っています。もし、しっかり休みがあってもそれこそ趣味の時間に費やすじゃないですけど、休みの日もスタジオに入ってドラムを叩いて、夜にサウナに入って……とすると思います。

――では、本当に今はプライベートの趣味としてもドラムが好きになられているんですね。

橋本:もうめちゃめちゃ好きですね! 本当にツライとかは思っていなくて、むしろこんなに楽しんでやっちゃっていいのかな?くらいでやっているので、すごく良いバランスで出来ています。

――今回の撮影期間を通して、サウナはこういう面もあるんだな、と気づきはありましたか?

橋本:それこそ汗の出具合いとか、その日の体調によって全然違うので、自分の体のコンディションを知れると思うんですよ。サウナで自分の体を見つめ直せるなと思いました。
あと、いろんな目的があると思うんですけど、あまり縛りがない。男性だったらガッツリ汗をかいて水風呂に入りたいとか、女性だったら美容目的とか。

――橋本さんは舞台メイクをされますが、サウナで肌がキレイになる感覚はありますか?

橋本:すごくありますね。やっぱりサウナに入ったときは調子が良くなりますし、メイクをする女性も多いと思うんですけど、しっかり毛穴から汗が出て汚れが落ちる、老廃物が出る感じがすごく良いと思います。

――本書を手に取ってくれる方にメッセージをお願いします!

橋本:『BEST SAUNA vol.2』ということで、こうやってサウナのムック本の表紙を飾らせていただいて有り難いです! 今まで連載で行った施設をご紹介しているんですけど、自分自身も思い出のアルバムとしてずっと残るのが嬉しいなと思いますし、本当にいろんなサウナの魅力が詰まった本ですので、それがいろんな方に伝わればいいなと思います。これからもいっぱい色々なところに行けるように頑張りたいです。

――ありがとうございました!

■撮影地
HUBHUB日本橋人形町(住)東京都中央区日本橋堀留町1-8-9 (営)日帰り10:00〜19:00/宿泊17:00〜翌11:00(朝サウナ 6:00〜9:00)。無休 (料)1万2000円(2名・4時間)〜。完全予約制の貸し切り専用施設で、男女グループでの利用も可能。出張アウフグース(90分・3回/5万5000円)のオプションも

[撮影:曽我美芽]

■橋本祥平
1993年12月31日生まれ、神奈川県出身。2013年、『陽炎ペイン』にて舞台デビュー。主な出演作として、映画『文豪ストレイドッグス BEAST』(22/芥川龍之介役)、舞台『刀剣乱舞』(17/太鼓鐘貞宗役)、舞台「バクマン。」THE STAGE(21~/新妻エイジ役)、ミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一篇(22~/斎藤一役)、TV『ろくにんよれば町内会』(22~日本テレビ)などがある籍情報

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作品情報

■見るデトックスマガジン『BEST SAUNA vol.2』
【収録内容】
・人を癒す至高の施設22
(東京浴場、HUBHUB 日本橋人形町ほか、全22施設ご紹介)
・1000人が選ぶ[行ってよかった!]サウナ
・聖地はいかにして聖地であり続けるのか? サウナしきじ研究
・サウナの新たな境地「ウィスキング」
・【特別対談】 橋本祥平×鳥越裕貴

・発売日:2022年8月29日
・判型・ページ数:A4/96ページ 
・定価:1,540円(本体1,400円)
・予約リンク(通常カバー):https://www.amazon.co.jp/dp/4594619002
・予約リンク(Amazon限定カバー):https://www.amazon.co.jp/dp/4594619495

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