J・A・シーザーさん&幾原邦彦監督トークショーも!『寺山修司 映像詩展2013』で名作を一挙上映
作家・詩人・劇作家としてだけでなく、映像作家としても数々の作品を残している寺山修司(1935-1983)。その没後30年の節目となる『寺山修司 映像詩展2013』が2013年4月13日から19日まで、東京・渋谷PARCOパート3にあるシネクイントで開催されます。
今回、1971年に公開された長編『書を捨てよ、町へ出よう』をはじめ、俳優・三上博史のデビュー作でもある『草迷宮』などの実験的な短編作品も含んだ28本をまとめて上映。その先鋭的な作風で多くのファンを魅了した映像をスクリーンで観ることができます。
また、2013年4月18日19時からの自伝的作品『田園に死す』上映後には、『演劇実験室◎万有引力』主宰者のJ・A・シーザーさんと、アニメ『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』監督の幾原邦彦さんのトークショーが決定しています。
寺山の劇団『演劇実験室・天井桟敷』で劇伴を担当し、その表も裏も知り尽くしているシーザーさんと、学生時代に『天井桟敷』の舞台に足しげく通ったという幾原監督は、どちらも寺山の演出や表現を受け継いでおり、その魅力や方法論を直接聞ける貴重な機会になりそうです。
チケットは鑑賞日の3日前から劇場・Webで発売されるほか、10000円のフリーパスが既にシネクイントで発売になっています。今なお多くのクリエイターに愛され続けている寺山作品をより深く知るチャンス。映画ファンだけでなく、幾原監督のアニメが好きだという人もチェック必須です。
寺山修司 映像詩展2013
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