今年のクリスマス予算は5,000円未満! そもそも恋人がいなくて「予算を割く理由がない」
クリスマスまで2ヶ月を切りました。みなさんどう過ごすか、なんとなく考えていますか? オンラインレストラン予約サイトを提供するオープンテーブル社は、首都圏在住の20~30代独身男女(有職者)1,791人に対して、約2か月後に迫ったクリスマスに対する意識調査を実施。その調査結果からは、今年のクリスマスの予定や予算を考える以前に、そもそも独身男女の約3人に2人はクリスマスを一緒に過ごすパートナーがいない、という事実が……。
クリスマスに「アベノミクス効果」なく、予算も5,000円未満 豪勢なクリスマスデートはもはや過去のもの?
世の中的には景況感が伝えられている昨今ですが、「今年のクリスマスにかける予定の合計予算は昨年と比べて増やす予定ですか? 減らす予定ですか?」という質問に対して、大多数の75.9%が「昨年と同じ」と回答。
また、「今年のクリスマスにかける予定の合計予算として該当するものをお選びください」という質問の答えで一番多かったのは「5,000円未満」の45.0%。5,000円未満……ちょっと豪華にお酒まで楽しむ、というのは難しそうです。クリスマスに向けて20~30代独身男女の財布のひもは今年も固いようですね。
そして「今年のクリスマスはどのように過ごす予定ですか?」という問いに対しても、一番多かった答えは「自宅でのんびり過ごす」(33.1%)、続いて「特に決めていない」(32.9%)といった様子で、クリスマスの日に何かを積極的にしようと予定していない層が過半数を占めています。
予算横ばいなのは「行きたくない」わけじゃなくて、単純に、一緒に行く相手がいないから?
例年並みの予算については「収入が変わらないから(20代女性)」、「来年結婚を控えているので(30代女性)」という明確な理由がある回答者もいる一方で、「クリスマスに特別な思い入れはない(30代女性)」といった声に代表されるように、“クリスマスはちょっと豪華に”といった感覚が完全に一昔前のものとなっていることも確かなよう。
しかし、理由はそれだけでもないようです。そもそも、クリスマスに向けて約2か月となった調査時点で、「現在つきあっている人がいますか?」という問いに対しては、男性の70.3%、女性の57.5%が「いない」と回答しています。つまり、男女あわせると64.5%、20~30代の独身男女の約3人に2人は、クリスマスを目前に控えて、彼氏・彼女のいないフリーの状態なのです。さらに、「過去に恋人とのクリスマスデートを経験したことはありますか?」という問いに対しても、約半数の45.5%が「ない」と答える結果に。
自由回答の欄にも「特に予定がない」、「(予算を増減する)理由がない」、「予定を決めていない」という、これといった判断材料のないまま現状維持になるだろう、と考えている意見が多く見受けられました。今現在、彼氏・彼女もいなく、過去にクリスマスにデートに出かけたこともない。これでは、クリスマスデートに予算を割こうという発想すら浮かばないのも当然かも知れません。
ディナーに出かけるかはパートナー次第、それでもクリスマスのディナーは憧れ
「あなたは今年のクリスマスは外食ディナーを楽しみたいと思いますか?」という質問に対しては、「思う」と答えた人は35.4%にとどまりました。しかし、これも彼氏・彼女のいる・いないで分けて見てみると、明らかな違いが。
彼氏・彼女のいる人たちの外食ディナー希望率は61.9%と倍近くに跳ね上がり、そのうちの90%超はその彼氏・彼女とディナーに行きたいと思っていました。
また、出かける場所についても、「特別な日にしか行かないような高級店」(32.0%)、「一緒に過ごす相手が行きたいお店」(32.9%)、「自分が前から行きたかったお店」(25.6%)という具合に、クリスマスこそ、いつもとはちょっと違う、スペシャルなディナーを計画したいと思うようです。
「今年はクリスマスディナーを楽しみたい」と回答した彼氏・彼女のいない人たちも、56.7%が「今は彼氏・彼女がいないけれど、それでもクリスマスには恋人とディナーを楽しみたい」と夢を見ている結果が出ており、やはり特別な人とのスペシャルなクリスマスディナーは憧れの存在であると言えそうです。
男性も女性もフリーの人は周りに溢れています! せっかくなので、今年はクリスマスディナーを楽しんでみては?