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Nov 22 2024

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”バイラ男子”はとにかくネイビーがお好き!? 「彼に”読んで”って言われる人、急増中!」と『BAILA』編集部が主張

アラサー向けの月刊ファッション誌『BAILA』(集英社)の2014年10月号をパラパラとめくっていて目にとまったのは、「バイラ男子が彼女に着てほしい服、緊急調査」と題された特集。なんでも、編集部で「スナップで声をかけた人が彼氏がバイラ愛読していると言ってた」「会った読者が、彼氏にバイラみたいな格好をしてと言われたそうです」「知り合いの男性編集者(面識なし)も、彼女へのプレゼント探しにバイラ読むって言ってた!」と盛り上がり、企画にするしかない、となったとのこと。

そもそも「”バイラ男子”って何?」という疑問を挟む間もなく、次のページで展開されるのは、5名の男性による座談会。そのスペックは、というと……。

Aさん:商社・30歳。唯一の既婚。
Bさん:金融・33歳。こだわり派のペースメイカー。
Cさん:SE・31歳。清潔感と落ち着きのある服が好み。
Dさん:Webデザイン・34歳。女友達の多い癒し系。
Eさん:プレス・35歳。女性のおしゃれに精通。

なんというか、どこまでホントなのか判断に悩むメンバーですが、彼らによると『BAILA』のよさは「大人っぽさとカジュアルのミックス具合」「モテ狙いじゃないところ」とのこと。どちらも頷けるところもありますが、要するに清純派なルックスやファッションが好きなのでは……。
そして、ここで特に強調されているのはネイビー。「ネイビーさえ着ていれば、確実に好感度が上がる」とまで断言しています。その次のページ以降、モデルの絵美里や森絵梨佳がオフィス・パーティーシーン・カジュアルの3つにわたって、男性視点で「着て欲しい」とされるコーデ例が紹介されていますが、オフィスでは白とネイビーを合わせた着こなしをプッシュしています。しかし、「白シャツよりもこなれた感じで仕事をまかせられそう」って、一体どのような判断なのでしょうか……。
2014年は多くのブランドがネイビー推しをしていてトレンド感もあり、ひとつは持っていて損はないのは間違いなさそうですが、どうしてもモノトーン以外のアイテムと組み合わせるのにはハードルがあり、着回しに難があるのも確か。取り入れる時はワンパターンにならない工夫も必要なのではないでしょうか。

ほかにも「青山や銀座でデートするならばヒールで来て欲しいけれど、二子玉川や自由が丘ならスニーカーもいい」など、なんだか面倒くさい印象を受けてしまう”バイラ男子”。彼らのアドバイスは話半分に聞くのがよさそうですが、一点だけ。カジュアル服に合わせるスニーカーについて、「選び方をあまり知らない女性が多いのかな」というのは鋭い視点。「コンバースのローカットやVANSなら間違いない」とのことですが、自分自身やその時のコーデに合ったスニーカーを、デートの際に選んでもらうというのもいいかもしれません。

@BAILA (HAPPY PLUS)
http://hpplus.jp/baila/

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記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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