もう行った? リニューアルした新生「イデーショップ 自由が丘店」をフォトレポート!
2015年9月、東京・自由が丘の「イデーショップ 自由が丘店」がリニューアルオープンしました。
自由が丘店は、IDÉE(イデー)最大の旗艦店。3フロアからなる構成で、どのフロアも共通して「アートに囲まれた暮らし」がテーマになっています。
イデーが誕生してから30年以上が経ちましたが、これまで大切にしてきた価値観を改めて「Laugh & Luxe」という言葉で表現し、今回のリニューアルで店舗空間に反映されています。「IDÉE CRAFTS」「POOL」「IDEE LIFE in Art」といった新たな展開も始まりました。
最新のイデーを伝えるショップへと再編集された店内を、写真を多めでレポートします!
1階入り口正面にあるコーナー「IDÉE CRAFTS」。月替わりでさまざまなクラフトをフィーチャーします。2015年10月16日(金)~11月9日(月)の期間はリトアニアのクラフトを紹介する展示「”Lithuania Diary” #IDÉE with LTshop」を開催中。
ファッションブランド・ミナ ペルホネンの皆川 明氏がものづくりの監修をする「POOL」も誕生。ハギレや端材を再生させる新たな取り組みです。写真は、鹿児島にある福祉施設「しょうぶ学園」で活動を行うアーティストが描いたドット柄を、無印良品の白磁シリーズのB品にコラージュしてプリントしたプロダクト。
「POOL」からはアパレルシリーズ「いろいろの服」もデビュー。無印良品による天然素材のファブリックの残反を活用して、イデーデザインの日常着を提案。後染めでカラーバリエーション豊富です。
2階では、リニューアルオープンに合わせて発表されたMarina Bautier(マリナ・ボーティエ)氏による「DIMANCHE(ディモンシュ)」シリーズ新作を販売。ダイニングテーブルとトローリーが新たに登場しています。
2階では、約20のスタイリングシーンを展開。どのシーンにもアートが組み合わせてあり、置物や壁面にも注目です。
従来はイデーオリジナルプロダクトがメインでしたが、今回のリニューアルでセレクトの照明の取り扱いが増えました。こちらはフィンランドの家具メーカー「Secto Design(セクトデザイン)」による、バーチ材を使い職人の手作業で作られた照明。
3階には「日常の中でアートを強く感じること」をテーマにして活動してきた「IDÉE LIFE in Art」の常設ギャラリーが誕生。アートの取り扱いが従来の3倍に増えました。アーティストの有名・無名を問わず、作家の個性やストーリーのある作品が並列して展示・販売されています。
これまでバラバラに展示されていたものを、リニューアル後はよりわかりやすいように集めて提案。3階のカーテンコーナーには数多くのサンプルが並びます。その数は2000種類を超え、インテリアショップでは最大級の取り扱いです。
ラグ・キリムも、個性豊かな手作りのものがずらりと並びます。中近東や中央アジア、メキシコなど世界中を訪れ、現地で買い付けられています。
3階奥のコーナーにある棚は、「Roundabout/OUTBOUND」店主・小林和人氏がディレクション。
千葉県で陶芸教室「陶房 橙」を開き、活動する陶芸家・修復家の竹村良訓氏による作品。鮮やかな色使いが特徴です。
1985年にIDÉE SHOPを南青山に出店した頃からある、イデーの原点とも言えるオブジェ。非売品ですが3階奥にて展示中。
イデーショップ 自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘2-16-29
営業時間:11:30~20:00(土日祝11:00〜)
定休日:不定休
Writing:Akiko Okawa
Edit:Tadasuke Shiomi