本広克行監督が培ってきた演出すべてを応用!舞台『PSYCHO-PASS サイコパス』は魅力的すぎる公安局刑事課三係に奥行き感じる世界観[動画レポ]
アニメ版の総監督を務める本広克行氏が演出を手がけた『舞台PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』が4月18日より上演。5月6日の大千秋楽は全国映画館でライブビューイングが実施されます。
本作は、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの脚本家・深見真氏が舞台用に書き下ろした完全オリジナルのスピンオフ・ストーリー。舞台オリジナルとなる、公安局刑事課三係のメンバーがPSYCHO-PASSの世界に新たに登場します。
元々、『踊る大捜査線』シリーズなど実写映像作品を多く手がけてきた本広監督によるものなので、ドラマ的な雰囲気もある中、公安局刑事課三係のメンバー1人1人がとても魅力的に描かれている本作。
シビュラを信じてやまない真っ直ぐな監視官・九泉晴人(鈴木拡樹)をはじめ、オタクな蘭具雪也(多和田任益)や脳筋キャラの大城奏人(池田純矢)、それを構う面倒見の良い相田康生(小澤雄太)など、個性豊かな、けれどリアリティーのある執行官メンバーたち。
仲の良い仲間の掛け合いや時に衝突し合う様子などが、まさにPSYCHO-PASSのノリで繰り広げられ、「この公安局刑事課三係、PSYCHO-PASSの世界にいそう!!!この日常ありそう!」と思わされる!
アニメシリーズに登場する常守朱や禾生局長も声でのみ登場しますが、同じPSYCHO-PASSの世界に存在している違和感のないキャラクターの雰囲気がこの公安局刑事課三係にはあります。それぞれの物語や関係性も垣間見られる部分があり、もっと観ていたい……! そう感じさせられるほどキャラクターたちが魅力的。
また、本広監督が「今まで培ってきた演出のすべてを、たぶんこの作品で応用が出来ているかなと思っています」と語ったほど、映像と生の演技の融合、そして死角からのカメラなど面白い試みも取り入れられ、様々な角度から楽しめる演出となっています。
さらに! “ライブビューイング好き”だという本広監督は、「(ライブビューイング用に)カット割りをしながら芝居の立ち位置などを考えたつもり」とコメント。さすが過ぎる……!! 公演のチケットは完売ですが、ライブビューイングまだ僅かに残っている劇場もあるので、まだ確保していない人はチェック。
本編の様子をチラ見せ!
映像演出や豊富なアクションシーンなど、ぜひ動画でご確認ください。魅力的な三係の掛け合いも!
動画:『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』ダイジェスト
https://youtu.be/eBm6n1rZUAk[YouTube]
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ライブビューイング情報
<日時>
2019年5月6日(月・祝) 17:00開演
<会場>
全国62箇所の映画館
詳細は、公式サイトをご覧下さい。
<チケット料金>
3,600円(全席指定/税込)
※映画館により、特別シートなど追加料金が発生する場合がございます。
≪公演概要≫
■公演日:<東京>2019年4月18日(木)〜4月30日(火) <大阪>5月4日(土)〜5月6日(月・祝)
チケット価格:8,800円(税込・全席指定)
■演出:本広克行(映画「踊る大捜査線」シリーズ、「幕が上がる」他)
■脚本:深見真(アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ、「バイオハザード:ヴェンデッタ」他)
■ストーリー監修:Production I.G
■キャスト:鈴木拡樹、他
■制作:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ポリゴンマジック
■主催:舞台「サイコパス」製作委員会
公式サイト:
https://psycho-pass-stage.com/[リンク]
【あらすじ】
公安局刑事課三係に所属する監視官の九泉晴人(くせんはると)は、公安局局長・禾生(かせい)からの命で連続殺人事件を捜査することになる。遺体は18ものパーツに細かく切断、その一つ一つにナンバリングがされていた。そして、繁華街の路地裏、四箇所に派手に飾り付けるという、いずれも同じ手口で犯行が繰り返されていた。「どうしてバラバラにしたのか、どうして四箇所に死体をばらまいたのか、ナンバーをつけた理由は何か。」九泉は同じ三係に所属する監視官・嘉納火炉(かのうひろ)や執行官たちと、捜査を進める。被害者の身元を調べていくうち、「中国語の部屋」と名付けられた、とある装置が事件に関わりがあることに辿り着く。
その矢先、街中にバラバラ死体がばら撒かれるという、市民の色相悪化を狙ったサイコハザードが発生。「ヒューマニスト」と名乗る武力闘争組織がテロの犯行声明を上げ、シビュラシステムには重大な欠陥があると批判、さらに大きな事件を予告する。そして、捜査を進める中、公安局内部に裏切り者の存在が浮かび上がる。
事件の鍵を握る「中国語の部屋」とは、ヒューマニストの狙いとは、そして、“裏切り者”は誰なのか―――
(C)サイコパス製作委員会(C)舞台「サイコパス」製作委員会