「キュンとする」「撃沈された」 乙女ゲー好きがヤンキー高校生にバレたマンガに「かわいいかよ!」と叫びたくなる
『ヤングアニマル』(白泉社)で『となりの信国さんは俺のことが好きな気がする』が連載中の安田剛助先生(@YasudaK00suke)が、Twitterで更新しているマンガ『ヤンキー男子高校生に懐かれています。』。ソフトウェアメーカー内勤の瀬川ハルさん(26)が、ゲームセンターで格ゲーをしているうちにヤンキー高校生の高荒くんに懐かれて自宅でゲームをするようになる……というストーリーになっていますが、どうも瀬川さんがプレイに集中できない様子です。
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— 安田剛助「姫ヶ崎櫻子」「となりの信國さん」連載中 (@YasudaK00suke) January 2, 2021
「おっ?おっ?」とニヤっとする高荒くんと対象的に、難しい表情をしている瀬川さん。「おーどうした??今日動きが悪いんじゃねーのか?んん??」と煽られますが、乙女ゲーのアクリルスタンドを隠し損ねていることが気になってしまってました。
「ずっと視界の隅でちらちら見えとる…。集中できない」となる瀬川さん。「早く隠しに行きたい…」と思っているところに、「?…。…さっきから何見てんだ?」と気づかれてしまい、「はァーー!?? なっ、何も見てないし!」と誤魔化そうとするのも空しく、「ん? 何だコレ。こんなの前来た時あったか?」「あっあっ、やめてやめて触らないで」とキョドります。
「おとめげー?」「…あー知らない?乙女ゲーム」「知らねえ」という高荒くん。「ギャルゲーは?」「知らねえ。オタクのエロい奴か?」「……まあうーん違うけど、まあまあまあ…。それのイケメンバージョン…みたいな…」と説明すると、「…ふぅーーん。あんたそーゆーゲームもするんだね」と言われて、「まあ…やるね…。格ゲーもイケメンキャラから入ったし」と白状。高荒くんは「…それで何で隠してるの?」と聞いて、「…別に隠してないし」「隠してんだろ」と言い合いに。「…ッンだよ」と舌打ちをした高荒くん、「馬鹿にするって思ったのかよ」と言います。
「あんたがオタクだって知ったら、俺が馬鹿にするって思ったのかよ」「え? いやっ違う…」「俺の事オタクを馬鹿にするニンゲンだって思ったから隠したんだろ。…どうせ俺にはわからねえってよ。俺は別にあんたがオタクでも馬鹿にしねえし!!」という高荒くん。「めっちゃ人の事オタクオタクゆうやん…」と思う瀬川さんですが、「…いやまあー、ホント別にいーんだけど、何かさー…その……。さ…最近始めた乙女ゲーの…推しキャラが…ちょっとだけ…ちょぉーっとだけね? …君に似てるから」と言います。
「何かぁ…見られたくなかっただけだし」という瀬川さんに「……。…なら、いーけどよ」と仏頂面で答える高荒くん。後日、推しキャラに似せてヘアピンを着けるようになって、「あーーーッ!! こいつ喜んでやがる!! くそっくそっ…。まんまと可愛いじゃん畜生おお…」と心乱されてしまうのでした。
今までの話です↓↓
⚡️ "ヤンキー男子高校生に懐かれています。"https://t.co/05W9FXmGN7
— 安田剛助「姫ヶ崎櫻子」「となりの信國さん」連載中 (@YasudaK00suke) January 3, 2021
「イケメン主体のマンガも描きたいとずっと考えていました」という安田先生。『ヤンキー男子高校生に懐かれています。』は「好みのイケメンキャラの要素を詰め込んで考えられたものです」と語ります。瀬川さんと高荒くんは格ゲーという趣味が共通していますが、「現状ではマンガで描かれている事以外の事をはっきりとは決めていません。少しずつ分かっていければと思います」と話します。
「最の高」「キュンキュンする」という反応のほかに、ヘアピンをする高荒くんに「かわいいかよ!」「撃沈された」という声も上がっていたこのマンガ。安田先生は寄せられている感想について「とてもありがたいことだなと感じます。引き続きよろしくお願いします」とコメントしてくれました。
安田先生は、負けヒロインを描いた『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』も『コミックキューン』(KADOKAWA)で連載中。第1巻が2020年12月26日に刊行されているので、こちらも要注目です。
※画像はTwitterより
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