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Nov 21 2024

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小西詠斗&髙石あかり「寧々ちゃんは女の子から見てもキュンキュンする」「ゾワゾワするシーンがあって好き」『地縛少年花子くん-The Musical-』インタビュー

『地縛少年花子くん』の初舞台化となる、『地縛少年花子くん-The Musical-』が2021年1月に大阪と東京で上演決定! 月刊「Gファンタジー」 (スクウェア・エニックス刊)で連載中のあいだいろによる同名漫画が原作。現在原作漫画は14巻まで発行され、昨年1月からはTBSほかにて待望のTVアニメが放送されました。花子くん役の小西詠斗さんと、ヒロイン・八尋寧々役の髙石あかりさんにお話を伺いました!

本作は、かもめ学園に伝わる七不思議のひとつ『トイレの花子さん』こと“トイレの花子くん”をヒロインの八尋寧々が呼び出したことがきっかけで、学園に潜む怪異たちが怪しく動き出すハートフル便所コメディです。

主人公・花子くんを演じるのは、舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たちの堀川国広 役、2020年1月から放送中の「テレビ演劇 サクセス荘3」にケニー役で出演している小西詠斗さん。

ヒロイン・八尋寧々を、「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 3~」の橋本にゃー役や、舞台「鬼滅の刃」禰豆子役で話題となった髙石あかりさんが演じます。

「地縛少年花子くん」という1つのジャンル!

――まず、原作の印象を教えていただけますでしょうか。

小西:原作は、イラストもレトロで可愛いキャラクターたちばかりで、本当にすぐに読み終えてしまいました。いろんな要素があって、僕は花子くんとヤシロの関係がすごく面白いなと思いました。

髙石:コメディやホラー、友情だったり、恋愛もあるのかな?と、いろんな要素が詰め込まれているので、私は「地縛少年花子くん」という1つのジャンルなんじゃないかな、と勝手に思っています。

――原作で好きなエピソードはありますか?

髙石:好きなセリフはあります。“花子さん”と最初は呼んでいた寧々ちゃんが、「じゃあ、花子くんって呼ぶね。その方が友達っぽいでしょ?」と言うのが、もうキュンッ!として。寧々ちゃんって、女の子から見てもキュンキュンするようなことを言うんです。花子くんがカッコイイのはもちろんのこと、寧々ちゃんもたまらないですね!

小西:僕はホラー作品ではあるけれど最初の方はキャッチーで怖くないと思って見ていたんです。でも、ミツバが出てきてから急に「え!こんなことするの!?」という展開で、ゾワゾワしたシーンがあって好きですね。怖いです(笑)。

――ビジュアル撮影はいかがでしたか?

小西:僕は花子くんのちょっといやらしい笑顔をすごく大事にしようと思って、撮影に挑みました。花子くんはにやついているか、闘っているときのような真面目な表情が多かったです。あとは飛んでいるような写真を撮りたいとなったときに、マントをすごいなびかせてけっこうツライ体勢で撮りました(笑)。

髙石:私は怖がっている表情をたくさん撮ったと思います。

――衣装などでこだわりを感じた部分は?

髙石:衣装に関しては、髪の毛です。ウィッグは舞台だと遠目でわかりにくいかもしれないですけど、いろんな色を入れてくださっているのですごく繊細な色が作り上げられていています。

小西:僕は顔に付いている御札はテープでペタっと貼っただけだったので、本番でどうなるのか気になりますね。あとは帽子が落ちないのかな?とか。

髙石:ビジュアル撮影のときは?

小西:あのときはただ頭に載せていただけなんですよ(笑)。

――台本を読んだ感想や、どんな作品になりそうか教えてください。

小西:台本を読んだだけでも、これをどう演出で表現するんだろう?と、僕たちもまだわからなくて。だけど、花子くんが意地悪を言ってヤシロ泣をかせたり、かと思えば守るために闘ったり絶妙な関係で。それを上手く表現したいと思っていますし、高校生たちと花子くん、そして七不思議たちが醸し出す独特な世界観を上手く表現したいです。

髙石:はじめにいただいた台本だともっけちゃんが動いていて、寧々ちゃんの前を通ったりしているので、どうやって表現するんだろう?と思ったのと、花子くんは最初の登場から飛んでいるので、どんな演出になるのか? 台本を読ませて頂いたことでより興味がわきました。たぶん、今お客さまが「どういう風にやるんだろう?」と思っているのと現状は同じ気持ちです。

「幽霊のイメージを良い意味で裏切ってくれると思います」

――内容は原作に沿った形で進むんですよね?

小西:原作に沿って進みます。

髙石:ただ、脚本を書いてくださった浅井さやかさんもおっしゃっていたんですが、原作の方は中高生に向けていたんですけど、今回のミュージカルは性別・年齢幅広く、舞台が好きな方や、アニメや原作が好きな方など、いろんな層に刺さるように作られているらしいです。

小西:たぶんこの作品は、みなさんどの世代も思っている幽霊のイメージを良い意味で裏切ってくれると思います。幽霊に対する怖いというイメージが、変わるんじゃないかなと思います。

――アニメなどを拝見していると、ミュージカルは合いそうだなと思いました。

小西:そうですよね。キャッチーなので、コミカルで、ミュージカルになるとすごく面白いと思います。

――今作はミュージカルとなりますが、小西さんはミュージカル挑戦は初めてですか?

小西:そうですね、初めてのミュージカルで初めての主演なので、出演のお話を伺ったときは、「本当にミュージカルなんですか!?」と確認したくらい、本当に不安でした。でも、ボイストレーニングに通っている内に、役を演じながらいかに感情を伝えられるかが大事なのかな、と思って。上手く歌うことにとらわれすぎず、役を演じることに集中しようと思っています。

――髙石さんは舞台『鬼滅の刃』でも、みんなでの歌唱シーンはありましたよね。

髙石:私自身、ミュージカル作品に出演するのは初めてではないのですが、ソロの歌唱シーンは初めてなんです。だから、私も感情や声を歌にのせて、歌で感情が伝わってくるようなお芝居にできたらなと思います。

――演出家の吉谷光太郎さんの作品は、ミュージカルとタイトルに付くと本当に歌もダンスも多くある印象ですが、その点についてお話は出ていますか?

小西:まだあまり……。僕はダンスに関しては、作品で踊ったりしたことがあるくらいで、本当にかじったことくらいしかないので、きちんと踊ったことはまだないですが、歌よりは不安はないです(笑)。そこは思いっきり食らいついていくしかないな、と思っています!

髙石:私はダンスボーカルグループで活動させていただいていたので、上手いかは別にして、ダンスは大好きです。吉谷さんは映像をたくさん使う方法ではない演出をされる方だと伺っているので、それはすごく楽しみです!

小西詠斗の印象は「声が素敵!」

――お互いの印象はいかがですか?

髙石:(小西さんは)もう声が素敵です!

小西:ありがとうございます。初めて言われました(笑)。

髙石:それを聞いてびっくりしました。絶妙なんですよね。高いトーンも出るし、低いハスキーな声も出るし。私は声フェチなので、すごい素敵な声をお持ちだなと思いました。あと、人見知りだと聞いて、全然それを感じなかったので驚きました。

小西:実はかなりの人見知りですね。プライベートとかは1人だと喋れないです。無理やり喋るようになってある程度は喋れるようになったんですけど。髙石さんはイメージどおり、すごく明るくて元気な方で。僕より年下なのに、取材でもすごく丁寧に受け答えをされていて、僕が同じ歳のときは何も出来ていなかったのに、と感じて、「僕大丈夫かな?頑張らないと」と思いました。

――見どころや楽しみな部分を教えてください。

髙石:絶賛稽古中なのですが、演出を付けていただいている最中なので全貌がまだわからないです。全てに演出がついて、私達がどう演じたら、より良くその演出をもっと深く掘り下げて良いものなるのか、というのが楽しみなところです。早く完成させたいですね。また、寧々ちゃんの個性である大根足を作るのに美術さんと話し合って奮闘しています。本当に私の役作りで大根足を作っていくのか、美術さんや衣装さんに協力してもらって作ってもらうのか、、、。頑張ります!

小西:もちろん、全体の世界観は見どころだと思うんですけど、まず僕が一番注目して欲しいと思っているのは、先程も言ったようにヤシロと花子くんのどんどん変わっていく絶妙な関係をどう上手く表現していくのか。あとは、花子くんはカッコイイところと可愛いところのギャップを大事に演じようと思っているので、そこはぜひ注目して観ていただきたいですね。

――では、最後に意気込みをお願いします。

髙石:寧々ちゃんの芯の強さだったり、ヒロインだけどヒーローみたいな、私からしたらすごくカッコイイなと思えるキャラクターなので、そういう部分をキュートに演じつつ、カッコイイなと思ってもらえるお芝居をしたいと思っています。私自身が思う、そして、みなさんが思う寧々ちゃんにより近づけられればと思います。劇場でお待ちしています!

小西:僕は初主演、初ミュージカルということで、応援してくださっているみなさんのおかげで舞台に立つことができています。「地縛少年花子くん」という原作がある作品なので、それを本当に大事に演じていきたいですし、早くみなさんにお会いできることを楽しみにしています。みなさんもこれを楽しみに元気に過ごしていただけたらと思います。頑張ります!

――頑張ってください! ありがとうございました!

『地縛少年花子くん-The Musical-』は【大阪公演】2021年1月22日(金)~24日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、【東京公演】2021年1月28日(木)~31日(日)東京ドームシティ シアターGロッソで上演。千秋楽日2公演のライブ配信も決定しました!

千秋楽日2公演のライブ配信決定!

配信サービス:「dアニメストア」
配信公演:(東京・千秋楽日2公演)1月31日(日)1、12:30 2、17:00
金額:各3,600円(税込)※本チケットの購入時に、サービス手数料として220円が発生いたします
ライブ配信チケット販売期間:1月16日(土)10:00~2/7(日)20:00
ライブ配信視聴チケット:https://cutt.ly/hjEYdka[リンク]
アーカイブ期間:生配信終了から1週間

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公演情報

『地縛少年花子くん-The Musical-』
【大阪公演】2021年1月22日(金)~1月24日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
【東京公演】2021年1月28日(木)~1月31日(日) 東京ドームシティ シアターGロッソ
【公演チケット】一般販売実施中
イープラス:https://eplus.jp/hanakokun/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/musical-hanakokun/
ローソンチケット:https://l-tike.com/hanakokun/

【原作】あいだいろ「地縛少年花子くん」(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)/「地縛少年花子くん」製作委員会
【脚本・作詞】浅井さやか
【演出】吉谷光太郎
【出演】
花子くん役:小西詠斗
八尋寧々役:髙石あかり
源光役:谷水力
つかさ役:設楽銀河
ミツバ役:三原大樹
赤根葵役:朝倉ふゆな
ヤコ役:佐倉花怜
七峰桜役:関根優那
日向夏彦役:黒田昊夢

土籠役:安里勇哉

アンサンブル:蘆川晶祥、船橋拓幹、熊田愛里、朝日奈杏

【公式サイト】 http://musical-hanakokun.com[リンク]
【公式Twitter】@hanako_mu

(C)あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会
(C)ミュージカル「地縛少年花子くん」製作委員会

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記者プロフィール

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アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

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