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Oct 15 2024

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松本潤のイタズラに大盛りあがり!2022年は日本舞踊に挑戦!?「今、生きることで精一杯」映画『99.9-刑事専門弁護士-』舞台挨拶レポ

TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本潤さん主演の「99.9-刑事専門弁護士-」待望の映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』(12月30日(木)全国公開)の初日舞台挨拶にキャストと監督が登壇しました。

本作は個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。

映画では、超型破りな弁護士・深山(松本潤)、敏腕弁護士・佐田(香川照之)、三代目ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲花)の元に15年前に起きた毒物ワイン殺人事件に関する依頼が舞い込んでくる。その犯人とされた人物は、死刑判決の確定後、無実を訴えながらも獄中で死亡しており真相は葬られた。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた!
深山たちは、事件が起きた村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていくことに。しかし、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生む事態に、事実だけを求め続けてきた深山に初めて迷いが生まれる。最大のピンチに見舞われながらも、果たして深山たちは0.1%の事実にたどり着くことができるのか――。

初日舞台挨拶には、メインキャストの松本潤さん、香川照之さん、杉咲花さんと、木村ひさし監督が登壇。

フォトセッションではキャスト3名で鏡開きを行うも、最初に松本さんが香川さんの邪魔をするイタズラでおどけてみせたり、ステージから降壇する際、流れてきた主題歌の「Find The Answer」に香川さんがノリノリで踊りながら降壇する姿など、今回も仲の良さが伝わってくる和やかなイベントとなりました。

「99.9」は台本に書かれていることが3割!? 穂乃果のキャラは松本潤のアイデアも

最初の挨拶では、杉咲さんが穂乃果の「ビシッ!」のポーズを披露!

――3代目ヒロインの穂乃果はかなり個性的なキャラクターですね。

松本:ヒロインとしては3代目ですが、かなり進化系ですよね。深山との距離感だったりも含めて、「99.9」に新しいスパイスを入れていただいたと思います。

――穂乃果のキャラクターはどうやって作り上げていったのでしょう?

杉咲:クランクイン初日はドラマ版からの撮影だったんですけど、気仙沼に行って再現シーンを撮っているときに監督が「『ビシッ!』と言ってください」とおっしゃって。それがどういう意味かわからなくて、後々、それが(劇中に登場する穂乃果の愛読漫画キャラ)「ロボット弁護士B」の決めポーズだったことが発覚したんですけど。

木村監督:まだ気仙沼のシーンを撮っているときは、やろうかな、やらないかな?と思っているくらいで。

松本:だって編集で切りやすいように言ってもらってましたもんね。それで言うと、気仙沼シーンは、花ちゃんが朝ドラをやられてすぐのクランクインだったので、ちょっと朝ドラ明けの「ビシッ!」でしたね。2回め以降、「ビシッ!」の成長を見ていただけたら(笑)。

杉咲:最初は弱かったな、と改めて思います(笑)。

香川:もし、杉咲さんが女優としてそのキャラクターを拒絶するかもしれない、という危険性もあって、編集で切れるようにしていたんですか?

木村監督:そうなんです。様子を伺いながらやっていました。

香川:そうしたら受け入れてくださった雰囲気があったんですね?

木村監督:「お、いけるぞ、これ」と思って。嫌がられたら始まらないですからね。

杉咲:いやいや! でも、こういう風にして作られていく現場なんだなと感じました。

香川:だから、「99.9」は台本に書かれていることが3割くらいしかなくて。

松本:もっとある(笑)。8割以上あります。

香川:8割はないだろう?

松本:あるよ、どうやって作ってきたの(笑)。

香川:特に杉咲さんのキャラクターに関しては、必要最低限のセリフが書いてあるだけで、あとは木村ひさし監督が現場で「こうやってください」というのでほぼ出来ていったので、オファーの段階ではこんなキャラだとは知らなかったわけでしょ?

杉咲:そうですね、真面目でおしとやかな人なのかと思っていました。

松本:穂乃果は令嬢でお嬢様という設定だもんね。

――「ビシッ!」以外も特徴的な笑い声などありましたが、松本さんや香川さんがアイデア出しをしたりすることはあるんでしょうか?

杉咲:穂乃果の笑い声は松本さんがアドバイスをくださって。ゆくゆくは林家パー子さんのように笑ってほしいって。

松本:襲名してね。だから、もう次1回出番があったら、穂乃果はピンク色の衣装を着ています。

香川:杉咲さんの現場での笑い声がちょっとパー子さんに似てらっしゃったんだよね。

松本:みんなで喋っているときの笑い方が、ちょっとあのテイストなんですよ。

杉咲:たまに(笑)。

松本:それで似ていたから、キャラクター的に深山についていこうとするキャラクターだから、(深山が)オヤジギャグを言って滑っている空気をどうにか良い方向に持っていこうとして、空回ってもらう、というのを面白いかな、と言ったら採用されました。

木村監督:一応、映画のグッズ案で「穂乃果の笑い袋」という案を出したけど採用されなかったです。

松本潤「色々あるので……察してください(笑)」

――では、今年一年を振り返って、2022年の抱負を教えてください。

松本:本当に表に出るのは今年は「99.9」関連だったと思うんですよね、レギュラー番組とかやっているわけではないので。僕としてはこの2021年12月30日というのはすごく特別な日になったと思います。この映画が公開されたのもそうですし、このあと僕は東京ドームに行ってジャニーズフェス(「Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~」)というのをお手伝いしたりとかしているので、30日はすごく良い思い出の一日になるなと思っています。

――2022年の松本さんの抱負は?

松本:え~……。とりあえず今、生きることで精一杯なんでねぇ(笑)。今、色々あって忙しいんですよ。
この間から、このタイミングで映画が公開できたことをすごく嬉しく思っています。そして、2022年のこの映画が公開されている時期に、何事もなく皆さんが安心して劇場に足を運んでいただけるような環境がそのまま続いたらなと願っています。たくさんの人にこの映画を観ていただけたらと思いますし、ピリッとするところもありますけど2時間ギュッとしていて、本当にエンターテイメントとして笑えて映画館を出るときに心が軽くなった状態で出れる映画なんじゃないかなと思うので、皆さんの人生の彩りといいますか、スパイスになってくれたらなと思いますね。

――松本さん個人で2022年に何かやってみたいことはありますか?

松本:2022年ですか? 何ですかね? 色々と先々の準備と言いますか、やりたいと思っていることはあります。それこそ香川さんにたぶんお願いすることになりますけど、日本舞踊とか、和のことを色々勉強する時間も作っていきたいと思っているので。色々あるので……察してください(笑)。

香川:一年早いようですけど、今年の初めにこの「99.9」をどうしようかとお話させていただいたときは、ちょうど嵐の休止直後で、たぶん松本さんに人生で一番時間があった、ある種初めての暇な時間で「何もしていない!」って言っていたのに、一年経って年末はこんなに忙しくなっていてね。

松本:人って変わるものですね(笑)。

香川:だから、こうして無事に年の瀬を迎えられたことは有り難いなと思います。また映画がせっかく「99.9」というタイトルが付いていますから。映画がここから1月にどこまで伸びるかという! 99.9!って。

松本:ちょっと意味がわからない(笑)。

香川:興行収入的な。たぶん、1人1人がもう1人を連れてくれば、たぶんそこまで行くような気がするんですよね。

松本:ぜひ、よろしくお願いします。

香川:「99.9」をぜひ1日でも長く生かしてください!

また、イベント中に客席にいた赤ちゃんが泣き出すハプニングがありましたが、「どうした、大丈夫か? 全然、泣いていてください、子供は泣くのが仕事ですからね。よしよし、もっと来い!もっと来い(笑)」と松本さんが対応する場面もありました。

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作品概要

12月29日(水)スペシャルドラマ放送! 12月30日(木) 映画公開!
タイトル:『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』
出演:松本潤、香川照之 杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、馬場徹、映美くらら、池田貴史、岸井ゆきの
西島秀俊/道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠/榮倉奈々、木村文乃、青木崇高/高橋克実、石橋蓮司/奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳
監督:木村ひさし 脚本:三浦駿斗 トリック監修:蒔田光治 音楽:井筒昭雄 企画:瀬戸口克陽 エグゼクティブプロデューサー:平野隆 プロデューサー:東仲恵吾 辻本珠子
配給:松竹 公開:12月30日(木)
(C)2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/999movie[リンク]
ドラマ『99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇〜映画公開前夜祭〜』
[放送日時]
12月29日(水)よる9:00〜11:27
[SPドラマ公式サイト]
https://www.tbs.co.jp/999tbs/

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記者プロフィール

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