Otajo -オタ女-

Today is
Oct 04 2024

記事

ナルト出生エピソードで観客号泣「どういう顔して始めれば(笑)」『NARUTO THE LIVE』出演FLOW “NARUTO縛り”カバーアルバム発売!HOME MADE 家族などアレンジ裏話も

アニメ『NARUTO-ナルト-』20周年記念として、2023年9月2日(土)・3日(日)の2日間、幕張メッセにて開催する音楽イベント『NARUTO THE LIVE』に出演し、アルバム『FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~』もリリースとなったFLOWのインタビューをお届けします。

2023年9月2日(土)・3日(日)の2日間、幕張メッセにて開催する、アニメ『NARUTO-ナルト-』の放送開始20周年を記念した音楽ライブイベント『NARUTO THE LIVE』。

うずまきナルト役の竹内順子さん、うちはサスケ役の杉山紀彰さんがイベントMCを務め、アニメのテーマソングを担当してきた、Anly、いきものがかり、ORANGE RANGE 、KANA-BOON、CHiCO、ハンブレッダーズ、FLOW、といった豪華アーティストが集結!

さらに、アーティストによる演奏の他に、アニメの劇中音楽をじっくり楽しむ劇伴生演奏パートもあり、数々の名シーンを振り返ります。

これまで『NARUTO-ナルト-』『BORUTO-ボルト- 』シリーズに「GO!!!」「Re:member」「SUMMER FREAK」「Sign」「虹の空」「Break it down」「GOLD」、舞台『ライブ・スペクタクル「NARUTO -ナルト-」』に「光追いかけて」「燈」の楽曲を提供してきたFLOW。

さらに、8月30日には同シリーズのTVアニメを彩ったFLOW以外のアーティストの主題歌も含めてリアレンジしカバーしたアルバム『FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~』をリリース!


・FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~ クロスフェード映像
https://youtu.be/fYEHNRhrbHs?feature=shared

『NARUTO-ナルト-』楽曲制作のこだわりやカバーについて、ライブイベントへの想いなどお話を伺いました!

「『NARUTO-ナルト-』を通してファーストロック体験を」

――アニメ20周年となりますが、FLOWさんにとって『NARUTO-ナルト-』はどんな存在ですか?作品に参加され続けていることへの思い、印象に残っていることを教えてください。

KEIGO:『NARUTO-ナルト-』は自分たちにとってアニメとの出会いの作品であり、「GO!!!」という曲は最初に手掛けたアニメのテーマソングでした。そこから20周年の同期で、バンドとしても節目で携われた作品は『NARUTO-ナルト-』なので、自分達は“戦友”と呼んでいるんですけど、ここまで一緒に歩いて来たような作品だと感じています。海外ライブも含めて、バンドの世界を広げてくれた作品だと思っています。

――『NARUTO-ナルト-』放送 20周年記念完全新作アニメーションの主題歌おめでとうございます!「GO!!!(20周年アニバーサリーバージョン)」のこだわりや聴きどころは?

TAKE:今回、「GO!!!」を歌い直してみて、当時の勢いもそうですが、バンドも19年間の歩みの中で成長していき、その成長も歌として表現できたんじゃないかなと思います。オリジナルと聴き比べても楽しいかなと思いますし、こんなところにハモが入ってる、この歌い方が変わってるなど、新たに感じて頂ける部分もあると思います。

KEIGO:ライブで一番歌っているのが「GO!!!」なので、ライブで成長してきた楽曲でもあります。その変化が新たに表現できたんじゃないかなと思います。


・FLOW「GO!!! (20周年アニバーサリーバージョン)」Music Video
https://youtu.be/phQ5o6O1HTg?feature=shared

――「ビバ★ロック」の方もカバーされたご感想を教えてください。

TAKE:「ビバ★ロック」は、同じくデビュー20周年で同期のORANGE RANGEさんの楽曲で、『NARUTO-ナルト-』のエンディングを彩った一曲なんですが、バンド同士の親和性が非常に高いなと感じました。当時同じように活動していて、時代感として近いところがあったので、まるで自分たちの曲であるんじゃないかというぐらい心にヒットして、楽しく演奏、歌わせてもらった楽曲です。

KEIGO:このタイミングで同期のORANGE RANGEさんの曲をカバーできるという嬉しさがありました。向こうは3人ボーカルなので、それを2人ボーカルでどう歌うかといった楽しさもありました。

TAKE:多重影分身で一人増やさなきゃ(笑)。

KEIGO:増やさなきゃいけない(笑)。レコーディングを含めて楽しくやらせて貰えた曲ですね。


・FLOW 「ビバ★ロック」Music Video
https://youtu.be/mVluWKMVlpE?feature=shared

――『FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~』も発売おめでとうございます。全曲『NARUTO-ナルト-』主題歌カバーでのアルバム実現経緯や、選曲理由を教えてください。

TAKE:お互い20年というタイミングで、一緒に盛り上がって行けるようなことができないかなというところからスタートしました。これまでも、いきものがかりさんの「ブルーバード」をカバーさせていただいたことがあるんですが、それ以外にも各アーティストの名曲がいっぱいあって選曲は悩みに悩みました。いい曲が多すぎるんですよね。断腸の思いで絞って、自分たちで楽しく歌えて演奏出来て、アレンジも原曲の良さも活かしつつ、FLOWらしいアレンジを加えたアルバムになりました。

KEIGO:もう本当にいい曲が多いなあというのが第一印象で。『NARUTO-ナルト-』の制作側もきっと音楽にこだわってたんだと思いますし、時代も反映しているし、本当に名曲揃いだなあっていうのが、このアルバムを作っていて思いました。

TAKE:こだわりのポイントを一つだけ挙げるとしたら、一曲目からちゃんと作品の時系列で並んでいて、まさに『NARUTO-ナルト-』の世界観をアルバムを通して追体験できるような内容になったと思います。

――特に気に入ってる楽曲や思い入れがある楽曲もあれば、ぜひお聞かせください。

TAKE:原曲とアレンジを大きく変えたのはHOME MADE 家族の「流れ星~Shooting Star~」です。原曲はバラードなんですけど、リズムを少し変えさせていただいて、アップテンポなビッグバンドアレンジを加えて、楽曲の世界観の羽を広げるようなアレンジにできたんじゃないかなと個人的には思ってます。

KEIGO:「Hero’s Come Back!!」もそうですが、ラップの曲があったり、自分たちで作った曲ではないのですごく新鮮だし、難しいなとも感じました。 試行錯誤しながら作ったのも印象に残ってますし、Anlyちゃんの「カラノココロ」など、女性ボーカルの曲もカバーさせてもらって、すごく印象的な作業だったと思います。


・FLOW「カラノココロ」Music Video
https://youtu.be/czX80K8YORU?feature=shared

――『NARUTO-ナルト-』の楽曲を作る上で心がけていることは何ですか?また、『NARUTO-ナルト-』提供楽曲の制作エピソード、今だから話せる裏話などがあれば教えてください。

TAKE:「『NARUTO-ナルト-』を通してファーストロック体験をみんなにしてほしい」という制作意図を聞いたことがあって、バンドサウンド、疾走感や、ロックの熱い部分がナルトの成長物語に非常にリンクしやすいような要素としてあると思うので、そこは常に意識して作ってきました。

KEIGO:言葉で説明するのが難しいのですが、『NARUTO-ナルト-』という作品は、ずっと一緒に歩いて来ている感覚があって、バンドの想いだったりとか、FLOW側のストーリーが『NARUTO-ナルト-』のストーリーともリンクしているように感じることがあり、運命的な出会いをさせてもらったアニメ作品だと思います。
特に、「Re:member」という楽曲はFLOW側の思いが濃く表現された曲なんですけど、そこもしっかりと『NARUTO-ナルト-』側とリンクできていると感じています。そういう思いも込めて歌えられる楽曲たちだと思います。


・FLOW「Re:member」MUSIC VIDEO(テレビ東京系アニメ『NARUTO -ナルト-』オープニングテーマ)
https://youtu.be/_msng5j20tA?feature=shared

「ナルトが初めて泣いたと言われていた印象的な映像」

――ご自分たちの楽曲に『NARUTO-ナルト-』のアニメーションがつくことについて。覚えている好きな演出などはありますか?

TAKE:最初の「GO!!!」がやはり印象的で。横スクロールの巻物の中にいろんなキャラクターが出てきて、しかもその曲の掛け声に合わせて口寄せの動物たちが出てきたり。音と絵のリンクが非常に楽しかったなあっていうのを覚えてます。

KEIGO:「Sign」の時は、ナルトが泣いて涙を流すんですけど、あれはめちゃくちゃ印象的でした。

TAKE:ファンからも、ナルトが初めて泣いたと言われていた印象的な映像でしたね。

――これまでの『NARUTO-ナルト-』イベントに参加されての感想をお聞かせください。『NARUTO-ナルト-』ならでは、と感じる部分はありますか?

TAKE:とにかく熱量が高いと。普段の音楽ライブに、さらに『NARUTO-ナルト-』愛が乗っかるというところで、熱量が普通のライブとは違うと思います、作品愛であり音楽愛をみんなで共有できる、素敵な場所だと思うので、今回もライブが楽しみです。

KEIGO:過去のライブで声優さんも来てくれて、声優さんのアフレコ時の話も聞けたりするので、そっちに夢中になっちゃうじゃないですか(笑)。そういうのも作品のイベント、作品のフェスならではの演出で、この作品はやっぱりすごいなあと思います。

TAKE:それこそ前回、我々が出る前に、クシナの映像でナルトの出生のエピソードが流れてからライブ本編に入ったんですけど、みんなもう号泣してて、俺たち、どういう顔して始めればいいのかと。

KEIGO:イエーイなんて言えない(笑)。

TAKE:でも感動。感動の涙でしたね。

――『NARUTO-ナルト-』の作品やイベント、LIVEに関わってきた中で、一番テンションが上がった出来事があれば教えてください。

TAKE:15周年の時に、声優の人たちも含めて「GO!!!」をみんなで歌えたことですね。レコーディングの様子は、今YouTubeにも上がっているのですが、あれはもうある種、作品と関わってきた中でのご褒美を頂けたなって、一番テンション上がりました。


・FLOW 『GO!!! ~15th Anniversary ver.~』(Music Video Full Ver. コメント入り)
https://youtu.be/IYIOr_1G7y0?feature=shared

KEIGO:なんか自分たちのライブで親子がライブを見に来てくれてて、子供が額当てしてるんですよ。多分、初のライブハウスだと思うし、そんな子が「GO!!!」の時に一緒に「Burn!」って歌ってくれたのがとても嬉しかった。親子連れのお客さんが来てくれたりと、本当に世界が広がった気がして嬉しかったですね。

――『NARUTO-ナルト-』の中で好きなエピソードはありますか?

TAKE:我々が「Sign」という楽曲で関わらせてもらっていた時のエピソードで、ナルトにとっての自来也、そしてサスケにとってのイタチという、彼らが成長するターニングポイントになるエピソードですが、そのナルトにとっての師匠を越え、ペインに向かっていく姿だったり、イタチの真実を知ってサスケが自分の決意を固めるシーンで「Sign」という楽曲が流れて。共演というか、一緒にそのシーンをできたことを非常に誇りに思っております。

KEIGO:カカシ先生が若い時の話で、なぜオビトがマダラになってしまうのかという理由が書かれている回があって、そこがすごく印象的で大好きなんです。オビトがサスケであり、カカシがナルトであるみたいにクロスオーバーするところもあるし、決して悪いだけじゃない理由があると、オビトの中にも正義が描かれていて、オビトの愛が描かれているところが印象に残ってて好きです。

――9月開催の「NARUTO THE LIVE」参加でFLOWさんご自身が楽しみなこと、また、参加者の方に期待してほしいことは何ですか?

KEIGO:過去の『NARUTO-ナルト-』のイベントやライブでも、とんでもない熱量なのはわかっているんですけど、今回の「NARUTO THE LIVE」も凄いことになると思います。出演するアーティストも自分たちの世代もいれば、若い世代もいたりして、いろんな層が参加していて。カバーさせてもらったアルバムもそうですけど、名曲揃いな『NARUTO-ナルト-』なので、自分たちもライブでの演奏を楽しみにしていますが、他のアーティストのライブもすごく楽しみです。
とにかく『NARUTO-ナルト-』に浸る2日間をみんなで味わえればいいかなと思ってます。

TAKE:規模の大きな皆さんとのオフ会ですよね。みんなで愛をぶつけ合いましょう。

――ライブ楽しみにしています、ありがとうございました!

イベント概要

◆イベント名:アニメ『NARUTO-ナルト-』20周年記念 NARUTO THE LIVE
◆開催日:2023年9月2日(土)・3日(日)
◆会場:幕張メッセ イベントホール
◆出演アーティスト(五十音順)
9月2日(土):いきものがかり、KANA-BOON、CHiCO、ハンブレッダーズ、FLOW
9月3日(日):Anly、ORANGE RANGE、KANA-BOON、CHiCO、FLOW
※「KANA-BOON」「CHiCO」「FLOW」は両日出演いたします。
※「CHiCO with HoneyWorks」の活動休止にあたり、「CHiCO」のみの出演となります。

◆MC:うずまきナルト(CV.竹内順子)、うちはサスケ(CV.杉山紀彰)
◆主催:NARUTO THE LIVE実行委員会
◆共催:ソニー・ミュージックエンタテインメント/アニプレックス/バンダイナムコエンターテインメント/バンダイ/BANDAI SPIRITS/メガハウス/富士急ハイランド/ニジゲンノモリ
◆公式サイト:https://naruto-20th.jp/live/
◆公式Twitter:@naruto_20th
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
(C) NARUTO THE LIVE実行委員会

リリース情報

FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~
2023.8.30 CD & Digital Release

[初回生産限定盤]VVCL-2340~2
CD+BD+豪華BOX仕様 ¥6,600(税込)
[通常盤]VVCL-2343
CD only ¥3,300(税込)

【収録情報】
■CD収録楽曲
1.遥か彼方 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
2.ビバ★ロック / ORANGE RANGE
3.GO!!!(20周年アニバーサリーバージョン)
4.ユラユラ / Hearts Grow
5.Hero’s Come Back!! / nobodyknows+
6.流れ星~Shooting Star~ / HOME MADE 家族
7.ブルーバード(NARUTO縛りMix ver.) / いきものがかり
8.CLOSER / 井上ジョー
9.Sign(Piano Ballad ver.)
10.Moshimo / ダイスケ
11.シルエット / KANA-BOON
12.カラノココロ / Anly
13.GO!!! – From THE FIRST TAKE
14.Sign – From THE FIRST TAKE

■Blu-ray収録MV
1.遥か彼方 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
2.ビバ☆ロック / ORANGE RANGE
3. GO!!!(20周年アニバーサリーバージョン)
4.CLOSER / 井上ジョー
5.Sign(Piano Ballad ver.)
6.シルエット / KANA-BOON
7.カラノココロ / Anly
※初回生産限定盤にBDとして収録

関連記事:
『NARUTO-ナルト-』人気投票1位「波風ミナト」描き下ろし漫画内容は“ミナト開発の術に関する秘密の物語” 岸本斉史「僕個人としては九喇嘛を応援していました」
https://otajo.jp/113952

『NARUTO-ナルト-』アニメスタッフが語る原作漫画の完成度の高さ「岸本斉史先生はかなり映像的な描き方」影分身の向きは全部違うなど裏話満載インタビュー
https://otajo.jp/112748[リンク]

『NARUTO-ナルト-』20年でパートナーへ成長&第七班の絆 竹内順子・杉山紀彰インタビュー「少年編に戻った映画をやりたい!」と願望も!
https://otajo.jp/112728[リンク]

うちは一族強すぎッ!! うちはシスイが3位!?『NARUTO-ナルト-』人気投票速報に「うちは一族幻術で操ってない?」1位キャラは公式ショート漫画化
https://otajo.jp/112193[リンク]

※Otajoとガジェット通信は姉妹サイトです。

その他のおすすめな記事はこちら!

記者プロフィール

non

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

アニメ / アニ漫 / 漫画 / 音楽の新着記事一覧

PAGE TOP