『チェブラーシカ』好きは必見!? ロシア人形アニメーション巨匠の短編集『ミトン+こねこのミーシャ』がDVDに
ロシア発のキャラクターといえば『チェブラーシカ』。ソビエト連邦時代の1969年より人形アニメーション化されたものが、日本でも2001年にミニシアターで上映されて人気に火がつくことになりましたが、この短編4本を監督として制作したのが、ロマン・カチャーノフ(1921-1993)。コマ撮りで繊細な表情を表した人形の愛らしさは、現在でも多くのファンに支持されています。
そんなカチャーノフ監督が1967年に発表した『ミトン』などを収録した『ミトン+こねこのミーシャ』がDVD化。2800円(税別)で2015年2月4日に発売されます。
2014年5月に横浜・みなとみらいのブリリアショートショートシアターなどで上映された短編アニメーションは、カチャーノフ最高傑作とも謳われる『ミトン』や、海軍で働くパパと少年を描いた『レター』(1970年)、日本初公開となった『こねこのミーシャ』(1963年)、『迷子のブヌーチカ』(1966年)。DVDではこのほかに1972年制作の『ママ』と、特典映像として日本初出となる『ノビチェク~働きもののトラクター~』(1961年)が収録されています。
『チェブラーシカ』ファンはもちろん、ロシア・北欧好きにとっても必見の人形アニメーション。映画館で見逃したという人は是非チェックを!
DVD『ミトン+こねこのミーシャ~ロマン・カチャ―ノフ短編集~』作品情報
発売日:2015年2月4日
収録分数:73分(本編58分+特典映像15分)
商品番号:PCBP.53178 ¥2800(本体+税
4:3 スタンダードサイズ/カラー/オリジナルロシア語(一部字幕あり)
レンタル同時リリース監督:ロマン・カチャーノフ
美術:レオ二ード・シュワルツマン ほか
音楽:ガマリア・ヴァジームほか
制作:ソユーズムリト・フィルムスタジオ(ソ連国連動画スタジオ)
(C)MITTEN+PROJECT
発売・販売元:ポニーキャニオン収録エピソード(6作品)
※古い作品のため一部マスター起因による映像の乱れがございいます。ご了承ください。■『ミトン』ソ連/1967/10分
1967年アヌシー国際映画祭グランプリ、1968年モスクワ映画祭銀賞
1972年ヒホン国際児童映画祭グランプリ
ひとりぼっちの女の子アーニャは、子犬が欲しくてたまらないのに、お母さんは飼うことを許してくれません。ひとり外に出て、手編みのまっ赤なミトンの手袋を子犬にみたてて遊んでいると、不思議なことが・・・。雪の日に起こった、素敵な奇跡のファンタジー。■『こねこのミーシャ』ソ連/1963/10分/一部字幕 (初DVD化)
くろいこねこのミーシャ。あるひ自分が住んでいた小屋が壊され、新しいモダンな建物に建て替えられることになりました。おうちがなくなったこねこのミーシャはあたらしいおうちを見つけられるでしょうか?■『迷子のブヌーチカ』ソ連/1966/20分 (初DVD化)
おじいちゃんが目をはなした隙にいたずら好きな女の子、ブヌ―チカがいなくなってしまい・・・おじいちゃんはブヌ―チカを無事に見つけられるでしょうか?■『レター』ソ連/1970/9分
海軍で働くパパからの手紙はママと僕の最高の楽しみ。でもある日パパから出紙が届かなくなり・・・ファンタジックな表現がおりなす愛と夢のものがたり■『ママ』ソ連/1972年/9分
大切な息子がお昼寝中に買い物に出かけるママ。街は人でいっぱい。なかなかおうちに帰れないママは不安でいっぱいになるのですが・・・特典映像
■『ノビチェク~働きもののトラクター~』ソ連/1961年/15分/一部字幕 (日本未公開・初DVD化)
新米トラクターのノビチェクは「あそぼ」と誘う
仲間たちの誘惑にまけずに今日も一生懸命働きます!!
そして仕事を終えたノビチェクは・・・
ミトン+公式サイト
http://www.mitten-plus.jp/