“こい”にまつわるジンクススポット3つ
神様の使いとも言われる縁起の良い魚「鯉」。「鯉」=「恋」ということで、恋愛成就のご利益もあるとされている。
そこで、調査のプロであるリサーチャーさんに、鯉にまつわる恋愛ジンクススポットを調べてもらった。
「鯉恋の宮」(富山県蛎波市)
庄川水記念公園内にある「鯉恋の宮」は、「恋人たちの願いをかなえるKOI恋プロジェクト」としてつくられた。複数の恋愛スポットが一堂に会している。
十数メートルの高さにある「KOI恋の鐘」は、一度深呼吸をして心静かに鳴らすと幸運が訪れるという。鐘までの階段や橋は足元が透けるようになっており、スリル満点。
鯉恋の宮のシンボルキャラクター「なで鯉こいっぴ」は、漫画家・森みちこさんがデザインし、夫の彫刻師・大野勝人さんが彫ったという夫婦愛に満ちたモニュメント。
体の各部をなでるとご利益があるとされ、尾ヒレをなでると「良い人とシリあえる」らしい。
2016年1月7日(木)には、開運や縁結びを願う人の為に「厄払い鯉の放流体験」の開催が予定されている。
神戸北野天満神社の「叶い鯉」(兵庫県神戸市)
神戸北野天満神社は、学問の神様として親しまれる菅原道真公を祭る由緒ある神社。
手水所(参拝の前に手や口を清める所)にある鯉の像は「叶い鯉」と呼ばれ、この像に水をかけて祈願すると恋が叶うといわれている。
言葉を芸術にした現代芸術家・イチハラヒロコさんの「恋みくじ」も引くことができる。
「すきなら 好きと、 言えよ。」「愛は速攻。」「悪いけど この恋は にがさん。」など、ユニークで力強い言葉の数々は恋のパワーを与えてくれること間違いなし。
五色沼の「ハート模様の鯉」(福島県耶麻郡北塩原村)
裏磐梯(うらばんだい)には大小40あまりの湖や沼があり、総称して「五色沼」と呼ばれている。
その中でも、「毘沙門沼」は神秘的な美しさで有名。エメラルドグリーンの水面が多くの観光客を魅了。
季節や天気によって様々な表情を見せるので、訪れるたびに新たな魅力を発見できる。
この毘沙門沼で「ハートの鯉」を見つけると恋愛が成就する、という伝説がある。
お腹の下側にハートマークを付けた鯉が、ボート乗り場周辺で何度か目撃されているらしい。「赤いアイシャドウ」のある鯉を捜すのがコツだそうだ。