オトナのための夏休み!? カップルで行きたい話題のグランピングスポット
グランピング(Glamping)とは、グラマラス(Glamorous)キャンピング(Camping)の略で、高級ホテル並みのリッチな空間で優雅に自然を満喫すること。
大人のカップルにぴったりのアウトドアレジャーとして話題になっている。
そこで、調査のプロであるリサーチャーさんに、グランピングが楽しめるキャンプ場を調べてもらった。
アクアヴィレッジ(静岡県)
1日1組限定のプライベートキャンプ場。目の前にはコバルトブルーの海が広がり、背後には切り立った山がそびえる。
無人島のようなこの場所には船でしか近づくことができない。誰もいない大自然がアクアヴィレッジの魅力。
魚の泳ぐ海でシュノーケリングやシーカヤックを楽しんだり、国定公園内を巡る遊歩道を歩いたりと、童心に返って贅沢な時間を過ごせる。
周辺にコンビニ等はないが、テントや調理器具はレンタルでき、炊事場やトイレ・お風呂も整備されているので、初心者でも安心。
平日は4名から、休日は6名からの予約受付となっている。ダブルデートやグループデートにオススメだ。
伊勢志摩エバーグレイズ(三重県)
伊勢神宮の森の清流を源とする湿地帯に隣接するキャンプ場。
様々な水生生物や野鳥が生息し、渡り鳥の飛来地としても有名なこの湿地帯は、アメリカ・フロリダの「エバーグレイズ国立公園」と多くの共通点を持っている。
本場エバーグレイズと伊勢志摩エバーグレイズとの間で意見交換も行われているらしい。キャビンやトレーラーホールはアメリカから直輸入。
カヌーやプールなどのアクティビティや、ステーキやフルーツなどの食材にもアメリカンリゾートのエッセンスが取り入れられており、日本にいながらにして海外キャンプの気分を味わうことができる。ぐっすり眠った翌朝は嬉しいモーニングサービスがある。
伊勢志摩エバーグレイズで体験できるのは「カナディアンカヌー」。
人が座るところだけ穴が開いている「カヤック」と異なり、普通の船のように上面が開いている。
FBI AWAJI(兵庫県)
淡路島の船瀬にある静かなキャンプ場。旧船瀬キャンプ場の閉鎖を惜しんだ常連メンバーが意を決して購入し、手作業で整備した。
2011年夏のオープン後も進化を続け、現在は誰もが快適に過ごせる「大人の基地」となっている。
「FBI」とは「First・class・BackpackersInn」の略。
ビーチバーやレストランが隣接しており、昼はバーベキュー、夜は音楽を聴きながらカウンターでお酒を楽しめる。
様々なタイプのテントやグリル、ランタンなどのレンタル備品が充実。売店には炭・薪・調味料など、キャンプに必要なアイテムが揃っている。
淡路島に行ったら食べたいのはやはり海の幸。春は鯛やメバル、夏はハモやタコ、秋は伊勢海老、冬はトラフグ。
さらに、海産物だけでなく、松坂牛や神戸牛のルーツといわれる「淡路牛」も外せない一品である。