天才少年、フシギちゃん、マザコン『フランケンウィニー』の個性的過ぎるキャラクターたち
ティム・バートン監督が贈る、不気味カワイイ犬の物語『フランケンウィニー』。今冬の公開が多くのファンに待ち望まれる本作ですが、今回映画に登場するキャラクターの画像とプロフィールが明らかになりました。
『フランケンウィニー』は「フランケンシュタイン」の物語をモチーフに、少年が科学の力で愛犬を生き返らせてしまったことから起こる大騒動を描いた作品で、1984年に制作された短編「フランケンウィニー」のセルフリメイク。
監督自身の少年時代の愛犬との思い出がヒントになったという、天才科学少年ヴィクターと無邪気な“フラン犬”スパーキーの友情を中心に、バートン作品ならではの世界観と不思議キャラ達が繰り広げるダークな笑いと感動の物語が、現代の最新技術によって3Dとなり蘇ります。
今回明らかとなったキャラクターは、スパーキーの飼い主であり、永遠の友人であるヴィクター、エドガー、フシギちゃん、ナセル、トシアキ、ボブ、エルザの7名。と、スパーキーが1匹。
それぞれの性格や特徴などは以下のとおりです。
・スパーキー(画像中央)
“禁断の実験”で甦った無邪気で陽気で好奇心旺盛なブルテリア。好きなことは、ボールを追いかけることと、“永遠の親友”ヴィクターが作る映画に出演すること。
“死んだこと”に、気づいていない…
背中の一部は、かわいい“水玉模様”
首元から、“電気”で“元気”を充電
ボルトから、強烈な“感電ショック”
水を飲むと、つぎはぎから“噴水”
シッポを振ると、ポロっと“取れちゃう“
少年ヴィクターは、“永遠の親友”
・ヴィクター(スパーキーの右隣)
10歳の科学大好き少年。ニュー・オランダという町で両親と愛犬スパーキーと暮らしている。いつも屋根裏部屋にいて、ひとりぼっちで発明や映画作りに没頭している。ある日、スパーキーが交通事故で死んでしまい、禁断の実験によって彼を甦らせようとするが…。
・エドガー(ヴィクターの右隣)
ヴィクターのクラスメイト。なかなか周りに解け込めず、友達もいない。科学展でヴィクターのパートナーになるため必死で近寄ろうとするうちに、ヴィクターの禁断の実験で甦ったスパーキーを見てしまう。このことは誰にも言わないとヴィクターに約束したのだが…。
・エルザ(エドガーの右隣)
ヴィクターの隣りに住む、感傷的で物悲しい雰囲気のクラスメイト。ペルセポネというプードルを飼っている。ヴィクターがスパーキーを失ったときには、自分のことのように心から悲しんだ。
・フシギちゃん(右端の猫を抱いている少女)
目を見開いて不吉なことを言う変わった女の子で、他の子供たちから距離を置かれている。まぶたひとつ動かさずに相手を見つめ、いつも一緒にいる白猫の“おヒゲくん”の夢についてとりとめなく話す。
・トシアキ(スパーキーの左隣)
科学部のメンバー。競争意識がとんでもなく強く、ヴィクターを打ち負かすことに大きな喜びを感じている。学校の科学展でトップ賞を勝ち取るためには、ヴィクターのアイデアを盗むこともやりかねない。
・ボブ(左端のボーダー服の少年)
力持ちのマザコンくん。愛想がよく、決して悪い奴ではないが、どこに行くにも頭のいいトシアキにくっついて、いつも彼に操られている。
・ナセル(トシアキとボブの間)
頭はいいが、強烈な個性の持ち主。ニュー・ホランドに住むどの子供たちよりも、暗く破滅的な人生観を持っている。ヴィクターの禁断の実験のうわさを聞きつけ、なんとかしてその秘密を手に入れようとする。
こうして、各キャラクターの説明文を見るだけで超個性的。どんな物語に仕上がっているのか、とても楽しみです。
ティム・バートンワールド全開の、不気味でちょっと怖いけど、切なくて愛しい物語『フランケンウィニー』は12月15日全国ロードショー。
フランケンウィニー
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