嵐『パズドラ』新CMは燕尾服でダンス! CDとは異なる歌詞にも注目【嵐インタビュー】
スマートフォン向けパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』(以下、パズドラ)のイメージキャラクターに、引き続き“嵐”が起用され、新作TV-CM『パズドラダンス』篇が10月26日(木)より全国でオンエアスタート。
新作CMでは、意外にも嵐にとって企業CMでは初めてとなる、5人のダンスをメインに描いたCMに挑戦しているそう! えー! 今までもダンスしているCMを見たことがある気がしますが、どれだけ踊っているのか期待!
オンエアに先駆け、CM撮影レポートと嵐メンバーの座談会風インタビューが到着しました!
新作CMは燕尾服!
前作はカラフルなメンバーカラーのドットのシャツが印象的な衣装でしたが、今回はモノトーンの燕尾服でビシっと決めた嵐。新曲『NOW or NEVER』のメロディーに合わせて、パズドラダンスを踊ります。背景にズラリと並ぶ白い格子状の空間には、表が赤、裏が青の衣装を着たバックダンサーが配置され、嵐のメンバーが指を動かすアクションに呼応して、目まぐるしく色が変化していきます。
ダンスの終盤、フレームの上から突然、『パズドラ』のドロップが次々と降下。最後は振り返りざまに二宮さんが「パズドラが好きです!」と言い放ち、ポーズを決める嵐のメンバーの姿に、『パズドラ』の商品ロゴとスマホのディスプレイカットが入ります。
メンバーは、新曲『Doors~勇気の軌跡~』のカップリング曲『NOW or NEVER』(11月8日リリース)の軽快なメロディーに乗せて、最高にクールなパフォーマンスを披露。パズドラのドロップ操作やドロップの動きをモチーフにした印象的な振付に連動して、格子状のセットで踊るカラフルなバックダンサーたちの色も、まるでパズルのように赤や青へと変化します。一番の注目ポイントは、ワンカットで撮影した嵐の“パズドラダンス”シーン。緊張感あふれるステージで息の合った華麗なダンスを踊る、見応えたっぷりの新CMに仕上がっているとのこと。
完璧な振付で沸かせたワンカットのダンスシーン
ダンスシーンは、途中でミスすると最初からやり直しになるワンカットということで、緊張感が漂う中、二宮さんの「じゃあ、行きましょう!」という合図で始まりました。ほど良い緊張で集中力を高めた5人は、テストのプレイバックを一緒に見ながら、それぞれの修正ポイントを把握すると、本番一発目からほぼ完璧なダンスを披露。『パズドラ』のドロップの動きをモチーフにした独特の振付や、バックダンサーと連動したアクションも難なくこなし、現場を大いに沸かせていたそう。
ギリギリの距離感を狙ってクールな映像を追求
メンバー同士が交差して、位置を入れ替えるシーンなどは、お互いの距離がより近い方が見た目のインパクトが強まるため、嵐メンバーは常に相手とぶつかるか、ぶつからないか、スレスレのところを狙って踊っていました。そんな紙一重のアクションを、「案外みんな攻めるよね(笑)」と嬉しそうに語っていた櫻井さん。手応えを感じつつも、更なる高みを目指し、一体感のあるハイレベルなパフォーマンスを追求。
二宮さんの思いがこもったひと言にメンバーもほっこり
後ろ向きの状態から一斉に振り返って、全員でポーズを決めるラストシーン。ここでは唯一、二宮さんの台詞があり、セッティングの合間、メンバーを相手に練習する場面がありました。『パズドラ』ヘビーユーザーの二宮さんが放つ「パズドラが好きです!」という言葉には、練習とは思えないほど説得力があり、目の前でその力強いオーラを感じた櫻井さん、相葉さんも思わずにっこり。
すっかりテンションが上がって、「(この台詞)かっこいいでしょ?」と無邪気に問いかける二宮さんを、少し離れた場所にいた大野さん、松本さんもニコニコしながら見つめていました。
注目のフランス人デュオが手掛けた“パズドラダンス”の振付
今回の振付は、パリを拠点に世界中で活躍し、日本でも「大塚製薬ポカリスエットTV-CM『エール』」(2016年)などの代表作があるフランス人デュオ“I COULD NEVER BE A DANCER”が手掛けました。
同デュオのオリヴィエ氏によると、「コンセプトは人差し指とスマートフォン、『パズドラ』のドロップをダンスで表現すること。5 人の動きに呼応して、バックダンサーの色が変わるパターンや形は、『パズドラ』のドロップを消していく時の動きを参考にしました」とのこと。
嵐とのお仕事は初めてでしたが、リハーサルで顔を合わせた時に感じた「カメラが回り始めると、一瞬にして輝きを増すグループ」という予感は、本番で確信へと変わり、「振り入れが速いだけでなく、すぐに自分たちのものにしていた。まさにプロフェッショナル!」と、5人の圧倒的なグルーヴ感に舌を巻くほど!
櫻井「20年くらい一緒にいるので上手くできた」
――ほぼワンカットのダンスCMの撮影はいかがでしたか?
相葉:ワンカットはやっぱり緊張感ありますよね。一回ミスすると最初からやり直しになるので、他のメンバーだけでなく、後ろで踊ってくれるダンサーさんにも迷惑かけちゃうから。
櫻井:前回のCMもワンカットだったよね?
二宮:そうそう、そうだった。
大野:パズドラの撮影は毎回面白くて、今回も想像を超えることをやってるなぁと。
――ダンスの中で大変だったところは?
松本:パズドラをイメージした振りみたいのがあって、テンポが速いので、指で動かすところとか、みんなで合わせるのが大変でしたね。
二宮:テンポ速かったよね。
櫻井:映像で見るとけっこうメンバー同士の距離感が空いているけど、実際に踊っている時は近い距離なので、隣のメンバーに手が当たりそうになることもあって。そのバランスというか、距離感をつかむのがちょっと難しかったです。
二宮:慣れるまでがね(笑)。
櫻井:でも、僕らはジュニア時代を入れると、もう20年ぐらい一緒にいるので、それはホント上手にできました(笑)。
二宮:あ、上手くできたっていう話ね。難しかったって話かと思ったら(笑)。
松本:でも、一回だけ俺に(櫻井さんが)すごい勢いでぶつかってきた時があったよ(笑)。
――今回のダンスのポイントを教えてください。
相葉:指でドロップを動かしたり、スマホをタップしたりする振付は、みんなでマネできるポイントかなと思います。
櫻井:でも、今回僕ら振り入れしていても、なかなか覚えるの時間が掛かったから、そう簡単にはマネできないかもよ。
相葉:いやいや、なんでそんな急にシビアになるの?(笑)
松本:覚えてくれたら嬉しいよね。
相葉:そうそう。
――CMでアレンジして使用される嵐の新曲についてお聞かせください。
櫻井:このCM用に歌詞が一部変わっている箇所があるんですよ。「バトル」という言葉が
入っていて、これがCDになるとまた別の言葉になっていて。
二宮:ちょっと斬新だよね。
櫻井:初めての経験だったかもしれない。
大野:そうだね。今までなかった。
二宮:歌詞が変わるってことはなかったんじゃないかな。
櫻井:レコーディングの時、ビックリしなかった? CM用の歌詞お願いしますって言われて。
二宮:あ、そうなの、みたいな。でも、曲としては、その辺がけっこうこだわって作っているところじゃないかな。
櫻井:テンポが速くて、勢いというか、疾走感のある楽曲だなと思います。
楽曲の歌詞にも注目の『パズドラ』新TV-CMは10月26日から全国でオンエア。
<CM概要>
タイトル:パズドラ 新TV-CM 『パズドラダンス』篇(15 秒・30 秒)
出演:嵐
CM楽曲:『NOW or NEVER』 歌/「嵐」
放映日:2017年10月26日(木)
放送地域 :全国