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Oct 08 2024

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三蔵一行が勢ぞろい! TVアニメ『最遊記 RELOAD BLAST』年末スペシャルイベント昼の部レポ

連載20周年を迎えた峰倉かずや先生の大人気コミック『最遊記』シリーズ。そのシリーズ最新作となるTVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』が2017年7月から9月まで放送されました。

2017年12月17日(日)には、東京・ベルサール新宿グランドにて「TVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』スペシャルイベント-花宴-」が開催。イベントには、玄奘三蔵/金蟬童子役の関俊彦さん、孫悟空役の保志総一朗さん、沙悟浄/捲簾大将役の平田広明さん、猪八戒/天蓬元帥役の石田彰さんら「三蔵一行」が登壇。

2018年2月4日に第2弾となるスペシャルイベントの開催が控えていることから、第1弾となる今回は第1話~第6話までをピックアップして外伝エピソードを中心としながらも、イベント限定シナリオの朗読やキャスト陣によるトークコーナーでTVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』の魅力を伝えてくれました。昼・夜の2部制で行われたうちの昼の部の模様をレポートします。

保志さんが鼻歌まじりに「ジングルベル」を披露で会場はクリスマスムードに

この日、キャスト陣はスーツ姿で登場。フォーマルな装いからは、このイベントがスペシャルなものであることが感じられます。

オープニングでは最初の挨拶にて関さんが役名を噛んでしまうと、保志さん、平田さんも役名をわざと噛むという流れを作ります。平田さんは石田さんに向かって「この流れ……分かっているよな?」と念押し。石田さんがこの流れに乗るのかと会場中の注目が集まるなか、石田さんもしっかりと役名を噛んでみせ客席は大盛り上がり! キャスト陣のこの一体感は「最遊記」シリーズで長い時間を共にしているからこそ生まれたもの。

イベントはTVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』の世界観を振り返る『最遊記BLAST TALK』のコーナーからスタート。このコーナーではキャスト陣が「最遊記」に関するトークテーマを行うことに。

「玄奘三蔵/金蟬童子の好きなセリフは?」という質問に対し、第5話『花宴』・第6話『約束』に印象的なシーンが多かったと語ったキャスト陣。なかでも平田さんは第5話『花宴』で金蟬童子が悟空に「いいから寝ろ」と優しく声をかけるシーンに「悟空だからあんな優しい声だして!」と羨ましく感じたそうで、関さんに三蔵として同じセリフを“優しく”言ってほしいと希望するも、関さんには「いいから寝ろ!」といつも通りの三蔵のテンションで叱責された上に、拳銃で撃ち抜かれてしまいました。

続いて「悟空の好きなセリフ」を問いかけられたキャスト陣。関さんは悟空の瞳を見て金蟬童子が「太陽みたいだ」と呟く印象的なシーンをピックアップしているところ、平田さんは『うら最』にて「悟空が七夕の飾りつけをしながら鼻歌を歌う」シーンを、石田さんは第1話で「悟空が桃の木の歌」を歌うシーンと2人揃って悟空がご機嫌に歌うシーンをピックアップ。「そこなの!?」と困惑する保志さんでしたが、平田さんの「『うら最』みたいにジングルベルを歌ってほしい」というリクエストを受け「にゃにゃにゃにゃにゃにゃーん」と鼻歌でジングルベルを披露。一足早いクリスマス気分を会場に届けてくれました。

続いては一風変わってキャスト陣をピックアップ。「平田さんに言いたいこと・聞きたいこと」を尋ねられると、石田さんは平田さんが現場で臨機応変にアドリブを披露したり、アドリブを提案してくれることに対して「ストレスになっていませんか?」と心配の言葉をかけます。これを受けた平田さんはその場のノリで考えているため、気楽に考えられているから大丈夫と頼りになる回答を送りました。

「石田さんに言いたいこと・聞きたいこと」という質問では、石田さんがどんなことでテンションが上がるのか気になると質問した保志さん。この質問に対して石田さんは、「保志くんを見ているとテンションが上がるよ!」とテンションを上げてみるも、次第にテンションを維持することが難しくなったのか言葉が尻すぼみになってしまいます。ちなみに、石田さんのテンションが上がる瞬間は、バイクレースを見ている時だそうです。

また、「三蔵に叱責してほしい失敗談」「悟空に元気づけてほしいお悩み」「沙悟浄に慰めてほしい失敗談」「猪八戒に相談したいお悩み」というテーマでファンから集められた相談にキャスト陣が回答していくコーナーも登場。それぞれの質問に対して、キャスト陣は三蔵一行だったらどう答えるかを考え、真摯なアドバイスを送りました。

『最遊記RELOAD BLAST』の名シーンを生アフレコで振り返る!

『最遊記RELOAD BLAST名場面ハイライト』コーナーでは、 TVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』の第1話~第6話のうち、ファン投票で人気のシーンをキャスト陣が生アフレコで再現することに!

『歌う悟空と悟浄』や『猪八戒の100パーセント営業スマイル』など思わずクスリと来てしまうシーンが再現されたかと思いきや、『下界の桜の下で再会を誓って指切りを行う』シーンや『天蓬元帥が最後を迎える』シーン、『悟空と金蟬童子の別れ』など思わず胸が打たれるシーンも再現。「最遊記」シリーズの魅力でもある三蔵一行の遊び心を感じる一面と格好つける男たちの美学溢れる一面が感じられるアフレコとなりました。

生アフレコ終了後は感動に包まれ会場はしんみりとした雰囲気に。そんな空気を打破するかのように、平田さんが「天蓬元帥が買い置きしていた即席ラーメンの味が気になるよね」と石田さんに問いかけ、石田さんは「多分、塩味ですよ」と回答することで会場を和ませてくれました。

豪華賞品を巡るゲームコーナーで保志さんがミラクルを起こす

『新宿BLAST PALK』のコーナーでは、キャスト陣が豪華賞品ゲットをかけて3つのゲームに挑戦。第1のゲームはキャスト4人が心を通わせクイズに答える『以心伝心ゲーム』。

出題されるお題は、TVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』に関するものにつき、最遊記の世界観に長きに渡って携わるキャスト4人にとっては朝飯前かと思いきや「三蔵が無人島にもっていくものは?」という4択クイズに対して、保志さん、平田さん、石田さんが「タバコ」で正解したのに対し、関さんは「クレジットカード」を選択し以心伝心失敗となってしまいます。関さんは「逆に捻らないといけないと思って……!」とがっくりと肩を落としました。

第2ゲーム『伝言ジェスチャーリレー』では、20秒以内にお題である「エロカッパ」という言葉をジェスチャーで次の人に伝え、答えられた人数に合わせてポイントが与えられるというゲームに挑戦。関さん、平田さん、石田さん、保志さんという順番でジェスチャーを伝えていくも、“エロ感”が伝わらず石田さん、保志さんともに「カッパ」と回答。

平田さんは客席の反応を観察すると、「最遊記の世界観ならこれだ!」と見事に「エロカッパ」が正解であることを言い当て、1ポイントをゲットしてみせました。

最後の『めくり当てゲーム』では、回答者がボードにかかれている言葉を当てるために、他3人に質問してヒントを入手。集めたヒントを元に正解を導くゲームに挑戦。ここでは残り10秒という切羽詰まった状況でしたが、保志さんがノーヒントで「カッパ!」と叫び、見事に正解するというミラクルが起こりました。

3つのゲームを終え、合計6ポイントを入手した三蔵一行。ポイントはダーツの矢と交換され、合計6発の矢でダーツに描かれた豪華賞品を狙うことに。しかし、上手く矢が当たらず、豪華賞品である「フカヒレスープ」は入手することができず、天竺カレー×2、桃まん、たわし×3をゲット。

イベントの後半には『外伝ノ外伝』と題した朗読劇も行われました。朗読劇では、仕事に打ち込む金蝉童子に対し、悟空、捲簾大将、天蓬元帥らは家電ショップや映画館に行こうと遊ぶ計画を企てます。最終的に室内で野球を始めた3人でしたが、野球のボールで部屋の窓を割ってしまい、金蝉に怒られる……という金蝉一行ならではのやり取りに会場では笑い声が絶えませんでした。

最後はキャスト4人からメッセージが送られると、『最遊記』イベントでは恒例の「準備はいいか?」「野郎ども!」のコール&レスポンスで血気盛んに締めくくりました。

『最遊記』シリーズの大型イベントは、2017年1月に行われた『最遊記FESTA 2017』、そして6月に行われたTVアニメ「最遊記RELOAD BLAST」スペシャル先行上映会ぶりとなり、今年は1年に3回にも渡ってイベントが開催できることが嬉しいと語ったのは保志さん。イベントを見守るファンも同じく年始から年末までTVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』の世界に浸れることを喜ばしく思って居たことでしょう。

そして、2月4日にはTVアニメ『最遊記RELOAD BLASTスペシャルイベント-遊宴-』と題した第2弾イベントの開催が控えています。三蔵一行に加え、勝生真沙子さん、小西克幸さん、草尾毅さんの出演も予定されている豪華イベント。こちらもまた盛り上がりそうです!

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『最遊記』限定・保志総一朗の司会も健在 『外伝』や『うら最』復活の話も!先行上映イベントレポート
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TVアニメ 最遊記RELOAD BLAST:
http://saiyuki-rb.jp/[リンク]

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