映画『ピーターラビット』でウサギの宿敵を演じるドーナル・グリーソンの“神経質イケメン”さが最高だった
5月18日より公開となった映画『ピーターラビット』。ふわふわでモフモフな可愛い見た目に反して、イタズラ好きな原作のピーターラビットをさらにヤンチャにしたノリノリなコメディ作品です。
【ストーリー】ピーターは世界で一番幸せなウサギ。たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという心優しい大親友もいる。亡き両親のことを想うと寂しいけれど、ビアの存在がすべてを吹き飛ばしてくれる。ところがある日、大都会ロンドンから潔癖症で動物嫌いのマグレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変!今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマグレガーとの争いはエスカレート。さらにビアへの“恋心”も絡まって思わぬ大事件に発展!ピーターはあるミッションを秘めて、初めてのロンドンへ向かうのだが——。
筆者も本編を観まして、ウサギのリアルすぎる毛並み(なでたい!)、個性的な他の動物キャラクターたち、美しいイギリスの田舎町などなどに楽しませていただきました。でも、一番うっとりしたのは、ピーターの宿敵・トーマス役のドーナル・グリーソン!!
映画の中では、ピーターが大好きな女性・ビアとトーマスが急接近した事により、ヤキモチを妬かれ、ウサギたちの攻撃にあうという役柄。
もともとはロンドンの老舗デパート「ハロッズ」で誇りを持って働いていたのに、ひょんな事からピーターやビアらが暮らす湖水地方にやってきます。神経質な都会男が、動物たちがたくさんいる田舎町にやってきたら起こりうるトラブル……皆さんもなんとなく想像出来るかと思うのですが、もう「キーッ!」の連続(笑)。イライラしっぱなしです。
ピーターとのバトルでは、予告編動画にもあるとおり鍬(!)を持ち出す始末で、動物大好きな筆者からすると若干「ヒエッ……」としたのですが、演じているドーナル・グリーソンのさじ加減がうまいのか、いい感じにマイルドになっておりました。というよりも、ピーター達の攻撃がすごすぎて、トーマスがかわいそうに思えるほど!
映画の冒頭では基本ずーっとイライラして眉間にしわを寄せていたトーマスも、ビアと時間を過ごすうちに優しい表情を見せる様になります。
筆者は個人的に“神経質(そうな)イケメン”が大好きなので、たまらんカッコよさでした。
イライラからのにっこり笑顔も最高! イラデレ!
(C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
ドーナル・グリーソンは、『ハリー・ポッターと死の秘宝』にてロンの兄ビルを演じ、『レヴェナント』『ブルックリン』など話題作に続々出演。
『スター・ウォーズ』新三部作では、偉いはずなのにカイロ・レンに何かといじめられがちなハックス将軍を好演しています。そういえば、ハックス将軍も、超神経質そう! 「スター・デストロイヤー」が散らかってたらめちゃくちゃ怒りそう!
これから映画をご覧になる方はピーターはもちろんトーマスにもご注目を。筆者の様にこのドーナル・グリーソンの神経質イケメンさにグッとくる方いるはずです!
映画『ピーターラビット』
http://www.peterrabbit-movie.jp