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Mar 06 2021

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「やっとだ!」「素直に好きが溢れている」 幼馴染カップルがイヴにキスをするマンガがキラキラと想いが詰まっていた


幼馴染の祐希と夏葉が、高校3年生になって付き合ってからの日常を描いているPericoさん(@perico_op)のマンガ『マジで付き合う15分前』。クリスマスイヴにイルミネーションを見に行く約束をしていた祐希が、当日に熱を出してしまっていましたが、「5時までに治す」と夏葉に宣言していました。そんな中で夜を迎えます。

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「祐希!こっち」と声をかけられ、「夏葉!ごめん遅くなった」「いいよ別に。行こ、イルミネーション始まっちゃう」と言われて向かうと、「きれー…。間に合ってよかったね」と嬉しそうにしている夏葉。「なー。そうだ、プレゼント」とポケットをまさぐりますが、「…あれ? ない? なんで? ちゃんと買ったのに。プレゼント」と焦りだして……。 

「いらない。気持ち悪い」と中学時代のトラウマがフラッシュバック。そこで目が覚めた祐希。起き上がり「夢……?」となって熱を出していたことを思い出し、「そうだ!夏葉とイルミネーション行く約束して--。だいぶ身体も楽だ。これなら行けるかも、イルミネーション」と時計を見ますが、既に18時を過ぎていました。

そこに夏葉が部屋に入ってきて、びっくりしてずっこける祐希。「大丈夫!?」と心配されますが、「ごめんオレ、マジで寝ちゃって、イルミネ行く約束したのに、時間過ぎてて」と謝ります。「本気で行く気だったのか…」と思いつつ、夏葉は「いいよ別に。てかチケットなーちゃんにあげちゃったし…」と言い、祐希は「えっ」となります。

もともとチケットを確保したのは祐希の妹の奈央。「ちょうど宗くんと出かけるところだったから…席あけるのも勿体ないと思って」という夏葉から「勝手にごめん…。けどまだムリしない方がいいと思う…」と言われて、ヘコんだ様子の祐希。夏葉は「…ねぇ、からだ平気? ちょっとだけ外に出れない?」と誘います。

マンションの廊下に出たふたり。「おわ…っ。雪……!」「綺麗でしょ。さっき降り始めたところなんだー」と街の様子を見つつ、「ホワイトクリスマスだね」と笑いかける夏葉に、一瞬見とれる祐希。「そんな格好のデート日和にオレは家で何を…?」と未練を残したままなのに対して、「…別にいいじゃん。こっからの夜景も綺麗だよ」と夏葉。祐希は「…こんな毎日見てる景色、イルミネの方が絶対綺麗だろ」と言いますが、夏葉は「そうかなぁ…」と返して……。

「私は意外と好きなんだけどな、ここからの眺め。ふたりで夜中までダベって怒られたなーとか、台所でおやつ取ってきて食べたなーとか、いろいろ思い出せて」と語る夏葉。「そーいや最初、祐希にキスされそうになったのもここだった」と言われて「未遂だろ…」と返す祐希に、「…そうやってさ、何でもない場所が思い出でキラキラしてるの。最初から綺麗な場所よりずっと素敵だよ」と話します。

「…私はきっと、この景色を見るたび、ここで祐希とキスしたなぁって思い出すんだと思う」「…だからキスは未遂だっつーの」「関係ないよ」という夏葉。「今からするから」と祐希の袖を掴んで……。

やさしく唇を重ねられて、目を見開く祐希。目が合って「……へへ…冷えちゃうよね。そろそろ家入ろうか」と恥ずかしそうに笑う夏葉の手を、今度は有希が取ります。

一緒に走った細い廊下。冷たい手すりの感触。古くて狭いエレベーターの音。これまでふたりで見てきたなんでもない景色たち。思い出が詰まった場所で、もう一度キスをする祐希と夏葉。「オレも一生思い出すと思う」と感じるのでした。

2021年1月23日に刊行された同人版3巻に収録されているこのエピソードについて、「単行本の最後に入る話だったので、少し重さのある話をということでこんな感じになりました」というPericoさん。付き合ってからキスまで長かったように感じられますが、これまで「“普通のカップル”になってしまわないように“幼なじみじゃなくてもできる”シチュエーションはなるべく毎回避けるよう描いてきました」と話します。

「やっとだ!」という声のほか、「甘酸っぱい」「こういうのに憧れる」「素直に好きが溢れていて良い」という反応も多数上がっていたこのキス回。Pericoさんは「前の話を含めて、意外と男性からの共感の声が多くて嬉しいです。私は意外と女性より男性の方が恋愛事において傷つきやすいんじゃないかと思っていたので」と感想を寄せてくれました。

同人版3巻だけでなく、2021年2月26日にKADOKAWAから単行本刊行が決定している『マジで付き合う15分前』。Pericoさんは「同人版の方は120ページで初キス編で構成されています!カラーなども沢山描き下ろしていますし、特に奥付イラストは必見です……! KADOKAWA版は描き下ろしの短編が最後に18ページ収録されています。祐希と夏葉がそれぞれ高校に上がったばかりの頃の話をお互いの視点で描いています。商業書籍担当が“素晴らしいです!!!”とネームを絶賛していました。本当に素晴らしいかぜひ確かめてほしいです!」と見どころを教えてくれました。

「なるべくたくさんの方にいい最終回をお届けすることが今一番のモチベーションです。ぜひ今後も楽しんでほしいです!」と『マジで付き合う15分前』について語るPericoさん。ふたりの卒業まで見守っていきたいところなのではないでしょうか。

Perico(pixivFANBOX)
https://perico.fanbox.cc/ [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/perico_op [リンク]


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記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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