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Dec 14 2024

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「キュンとした」「イケメン」 新年会で空気を読む新人女子を無愛想な先輩がさりげなく助けるマンガがほっこり展開

2020年11月25日にZERO-SUMコミックスで単行本が刊行されている鳥原習さん(@t_rsa)のマンガ『空気が読める新入社員と無愛想な先輩』。最新話は、空気が見える不思議な力を持っている新入社員の志野聡子さんが、会社の新年会に参加して無愛想な教育係の慈先輩にさりげなく助けられるストーリーで、読者からは「スマートで優しい」「すごいキュンとした」といった声が多数寄せられています。

※参考記事 「癒やされた」「優しい言葉と気持ちに救われた」 空気が見える女子新入社員が無愛想な先輩とケーキバイキングに行くマンガがハートフル
https://otajo.jp/94549 [リンク]

部署合同の新年飲み会。「あっ、或原部長。次何飲まれますか?」と声をかけた志野さん。「ああじゃあ麦焼酎水割り貰おうかな」という部長は、「まあでも今日は無礼講だからそう気を使わないで」と言いますが、志野さんにはどやあと「わきまえてるな」という上司の本音が見えてしまっています。

「志野さんは飲める?」と聞く部長からは「のめるよね」とウェイウェイした空気が。「あー…、そうですね。じゃあハイボールを」という志野さん。「前より自分の気持ち言えるようになったとはいえ、つい空気読んじゃうのはそう直らないなぁ」と思い、「やっぱり先輩みたいにはいかないか…」とジョッキに視線を落とします。そんな中、「慈、慈は次何飲む? 焼酎うまいぞ」と言われて「いえ私はジンジャーエールにします」とバッサリ答える慈先輩。志野さんは「流石にこれは難易度高いけど」と思います。

注文が来て、「見た目似てるなあ…。ストロー入ってる方が先輩のジンジャーエールか」とぼーっと見ていると、慈先輩から「志野さん。或原部長に勧められてけっこう呑んでるみたいだけど大丈夫」と聞かれ、「へっ、あっはい。お酒はわりと好きですし!」といいますが、「……あー、でも、ペース速いせいかいつもより少し酔い回っちゃったので、私もジュースにしておけばよかったかもですね…」と本音がポロリ。それを聞いた慈先輩、「…そう。じゃあとりあえず」と手を伸ばして……。

「ジュースは志野さんにあげるよ」と言われて「えっ」なった志野さん。「交換」という慈先輩の肩には、「むりはだめ」という空気がぱぱみと乗っていました。「先輩は無愛想だけど優しい人です。そしてお酒はあんまり強くありません」という志野さん。帰りに「駅こっちですよ、先輩」とぽよんとした空気の出ている慈先輩の腕を取って連れて行くのでした。

「マンガの中の時間軸では年明け頃だったので、タイミングと会社という場で独特のイベントという事でこの話を思いつきました」と鳥原さんが語るこの新年会の話。慈先輩について「気遣いできるイケメン」「最終的にお世話されていて可愛い」という声が多数あったほか、アルコールとジュースの交換を「新卒の時にやっていた!」といった体験談も寄せられていました。鳥原さんは「慈の行動に対しておおむね好意的な意見を頂けてありがたかったです。投稿する前は、助け方が回りくどいと思われてしまわないか少し不安だったのですが、自分の飲み会の経験と照らし合わせて“わかる”“やる”といった感想も頂けて嬉しかったです」と話してくれました。

ゼロサムオンライン(一迅社)で連載が再開された『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』。鳥原さんは「とても嬉しいです。単行本がご好評だったおかげなので、読者の方々に頂けた機会だと思っています」といい、「いつもの慈と志野はもちろん、新展開や新キャラなど、続きはもっと楽しんでもらえるよう描いていきますので、読んで頂けると嬉しいです」と今後について語るので、どんな空気ちゃんが登場するのかも含めて気になるところです。

『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』(ゼロサムオンライン)
https://online.ichijinsha.co.jp/zerosum/comic/kuuki [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/t_rsa [リンク]

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記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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