【映画観てお腹空く】今年で6回目の開催となる「東京ごはん映画祭」のこと知ってる？

2015.10.23 17:00

（筆者もつい先日知ったのですが……）東京ごはん映画祭、ご存知ですか？今年で6回目を迎える、ごはん（食）にまつわる映画のお祭り。

映画館＆レストランで繰り広げられる“おいしいイベント”について、ちょっと調べてみることにしました。

東京ごはん映画祭って？

東京ごはん映画祭は、食でつながる人と人を描いた映画、ごはんが印象的な映画を集め、映画とごはんを愛する人々の胃袋を満たし、いつもよりちょっといいごはんの時間を過ごしてもらいたい、そんな思いから始まったイベント。

開催期間：2015年10月31日～11月13日

開催場所：シアター・イメージフォーラム（渋谷）

　　　　　都内レストラン＆カフェ各所

確かに「おいしい」と思う瞬間って幸せだし、人と人の繋がりは「おいしい」があったら一層深まる気がします。そんな場面に出会える映画なら、共感できるところがたくさんありそう。それに、世界でも有数の美食都市・東京だからこそ実現できるイベントなのかも。

2014年からは、スペイン屈指の美食の街・バスク地方で開かれている国際映画祭「サン・セバスチャン国際映画祭」がオフィシャルパートナーに。同映画祭の「キュリナリー・シネマ部門（美食映画部門と言われています）」の

最優秀作品が、アジア最速で上映されるように！

劇場とカフェ＆レストランで楽しめるお祭り

東京ごはん映画祭は、渋谷のシアター・イメージフォーラムでの上映のほか、都内数か所のレストランを貸し切りにして上映会が開催されるのが特徴。

がっ‼ 残念ながら今年のレストラン上映会チケットはほぼ完売‼ （実は2015年9月15日に情報公開がスタート、翌日にはほぼ完売してしまったのでした……。来年を楽しみに待つことにいたしましょう）

少し紹介だけ。

目黒の人気ビストロ「BEARD」ではオーナーシェフがセレクトした名作と、それにまつわる料理とワインが楽しめたり、コーヒー好きの間で有名な老舗「大坊珈琲店（ビルの取り壊しにより2013年閉店）」と西原にある「パドラーズコーヒー」とのセッションによる一期一会の珈琲がいただけたり……映画もごはんも相当にこだわっているんです。

（来年を楽しみに待つことにいたしましょう）

9月末に詳細が発表される「第63回サン・セバスチャン国際映画祭『キュリナリー・シネマ部門』」のレストラン上映会は、近日詳細が発表されるのでまだ間に合うかも。公式ホームページでチェックを。

また、シアター・イメージフォーラムでは、期間中、毎日4作品が上映されます。おいしい映画を鑑賞する前や、鑑賞した後に、カフェやレストランへ出かけてみてはいかがでしょうか。

今年の目玉＆おすすめ作品をピックアップ

今年上映される全15作品のなかから、いくつかピックアップして紹介します。

まずは、11月14日から全国で順次公開される『料理人ガストン・アクリオ美食を超えたおいしい革命』。ペルーの国民的ヒーローとして知られている料理人のドキュメンタリー。ペルーを料理大国に押し上げ、料理人が国を変える様をいち早く鑑賞できます。

久しぶりに大きなスクリーンで見ることができる『赤い薔薇ソースの伝説』、『フライド・グリーン・トマト』、最近スマッシュヒットを飛ばした『グランド・ブタペスト・ホテル』もおすすめです。

もちろん、アジアで一番早く鑑賞できる「第63回サン・セバスチャン国際映画祭『キュリナリー・シネマ部門』」の最優秀作品の上映も楽しみです。

常に身近にあって、愛すべき“ごはん”をテーマにセレクトされた映画って、なんだか気になります。ごはんやお酒を味わいながら、カフェやレストランで映画を見るという特別感も楽しそう（来年をお楽しみに）。映画と食事はデートやちょっとしたお出かけの定番ですが、いつもとはちょっと違った楽しみが見つけられそうな気がしませんか。