恋にまつわるイルミネーション3つ
イルミネーションというのは、恋人たちにとっては愛を深めることができる、素敵なデートスポットの一つだろう。そこでプロのリサーチャーさんに、「恋にまつわるイルミネーション」を3つ教えてもらった。
札幌の「ホワイトイルミネーション」
冬の札幌を彩る風物詩として定着した「ホワイトイルミネーション」。昭和56年に約1000個の電球で始まったイルミネーションも、今では40万個の電球を使用する国内を代表する光の芸術イベントへと成長した。
実は、このホワイトイルミネーションには、「カップルで見に行くと別れる」という都市伝説のようなジンクスが存在する。ただ、このジンクスが生まれた原因には、
「もともと別れる運命にあったカップルだった説」、「ジンクスを知っているくせになんで連れて来たの?とケンカになってしまう説」、「あまりにも寒すぎて険悪になる説」などの諸説がある。
実際にイルミネーションそのものに別れのパワーなどがあるわけではなさそうだ。
仙台の「光のページェント」
仙台市都心部の定禅寺通りと青葉通りのケヤキ並木に数十万個ものLEDを取り付けて点灯するイルミネーションイベント「光のページェント」。1986年より開始し、今年でちょうど30回目の開催となる。
この仙台の光のページェントには、3つのジンクスが存在する。まず1つ目は、「光のページェントを恋人と見ると別れる」というもの。仙台ではかなり有名なジンクスだ。
2つ目は、ケヤキに飾り付けられた約60万個の電球の中に一つだけピンク色の電球があり、それを見つけることできたカップルは「永遠の愛を約束される」というもの。
そして、3つ目は、「受験生が光のページェントを見ると、受験に失敗する」というジンクスだ。
三重の「なばなの里」
スケールと技術は世界最高峰とも言われ、全国イルミネーションランキングでも連続1位を獲得したことがある三重県の花のテーマパーク「なばなの里」のイルミネーション。
中でも、幅約5m、長さ約120mの光の川である「水上イルミネーション」は全国でも最大規模のものと言われている。
ここには、ブルーの光が一面に大きく広がる、とても幻想的な「光の雲海」がある。その雲海の中にある細い小道に“光のアーチ”があり、そこを好きな人と一緒にくぐることができると、「そのカップルは幸せになれる」というジンクスがある。