人気カウンセラーが分析 愛される女になる方法 ~人に迷惑をかけてみる~
「人に迷惑をかけるな」と親に教えられ育ってきた人は多いはず。しかし、そのせいで窮屈な恋愛しかできないと分析するのが、テレビでも話題の人気カウンセラーである心屋仁之助さん。
心屋さんいわく、「人に迷惑をかけてもいいんだという、意識の転換なしに、本当の幸せは掴めない」そうです。なぜ、迷惑をかけるべきなのか? その真相を心屋さんの著書『ゲスな女が、愛される。』(廣済堂出版)からご紹介します。
どんどん人に迷惑をかけよう
人に迷惑をかけないというのは社会人として生きる上で必要最低限のマナーではないでしょうか。しかし、自分の感情を押し殺して、迷惑をかけないようにと、極端に恐れるのも良くありません。
人に迷惑をかけると意識することは、いわば荒療治。例えば、あなたが今まで彼にしてきたことを、彼にしてもらいましょう。彼のために、毎日、お弁当を作ってきた人なら「私のために、おいしいお弁当を作って」と言ってみてください。
迷惑をかけるのは、相手に役立つ喜びを与えるのと同じ
急にお願いすることは、最初は怖いしドキドキすると思いますが、拍子抜けするほど簡単にやってくれる可能性があるんです。きっと彼は「そんなの無理だよー」と言いながらも、あれこれメニューを考えはじめるかも。
不思議なことに、どれも彼に迷惑かけているはずなのに、嬉々としてやってくれるのです。それは、実は彼も、あなたの役に立ちたいと思っているから。
あなたが「迷惑をかけないようにがんばる」ということは、彼があなたのために「やってあげたい」という気持ちを奪ってしまうこと。それは、相手の自信をどんどん奪ってしまうことにつながってしまいます。
迷惑をかけるということは、相手を役に立たせてあげるということ。相手に役立つ喜びを与えることでもあるんです。
甘える練習をして、愛されていることを実感しよう
人に迷惑をかけるというのは、つまり、人に甘えるということ。いい人であろうとしてきた人にとっては難しことです。人の好意に甘えられない、助けてと言えない…。
それは、もし誰かに甘えさせてもらったら、「申し訳ない」と自分を責めてしまうからです。それでも少しずつ甘えてみましょう。今までさんざん「いい人」をやってきた人にとっては、ちょっと迷惑をかけるくらいやってちょうどいいんです。
実際に甘えて迷惑をかけてみると「それでも自分は嫌われない」ということに気がつくはずです。