女性の方が男性の2倍「社内恋愛」をする
いつも通う職場や会社。何気なく接しているうちにトキメキを覚えて恋に発展……といったことがドラマや映画では鉄板のあるあるネタのようになっている。
しかし現実はどうなのだろうか。そこで、社内恋愛について20~30代の独身の男女500人を対象に調査をした。
社内は恋愛の場ではない? 経験者は約2割
出典:ホンネスト編集部実施調査(2016年4月)
「社内恋愛」の経験について尋ねてみたところ、女性は77.6%“ない”と回答し、男性も88.8%が“ない”と回答したが、女性の方が男性の2倍「社内恋愛」をしていることが分かった。
今回の調査では多くの人が“社内恋愛しない”としているが、その理由として男性では「仕事は仕事」(20代男性)、「社内だと分かれた後に気まずくなる」(30代男性)という意見が多かった。
一方の女性も「機会がない」(20代女性)「対象がいない」「トラブルのもとだから」(ともに30代女性)といった理由で社内恋愛を経験していないという。
多くの人は、社内は恋愛の場ではないと意識しているのかもしれない。
男性は同期、女性は上司が多い社内恋愛
出典:ホンネスト編集部実施調査(2016年4月)
次に、少数派となった社内恋愛経験者に「社内恋愛で一番長く付き合ったのは誰か?」という質問をしてみた。
男性は、「身近にいた」(20代)「悩みや状況を共感できた」(30代)と言う理由で46.4%の人たちが同僚と回答し、次いで「同期がいなかった」(30代)などの理由から部下が42.9%。
そして上司と社内恋愛したのは僅か10.7%となった。
一方の女性は、「頼れるし、仕事もできてカッコよかった」(20代)といった理由から上司と社内恋愛をした人が46.4%と一番多くなった。
次いで「毎日一緒にいた」(20代)「距離が近かった」(30代)ということから44.6%が同期と回答。
一方、男性とは逆に部下は8.9%に留まった。
今回の調査から分かったことは、社内恋愛をする場合、男性は自分に近い女性、または立ち場の低い女性と恋愛に発展する可能性が高いことが判明した。
女性の方は男性とは逆に、頼れる上司や、親近感がわきやすい同僚と社内恋愛をする傾向にあるようだ。
20~30代の社会人にとって職場は、恋愛する場所ではなく仕事をする場所であり、プライベートと仕事をキッチリ分けていていることが推測できる結果となった。