現役バーテンダーが教える 非モテ確定!?“おひとり様”のNG言動
BARで飲んでいるお客さんの大半が1人で来店する、いわゆる“おひとり様”。
そして、そんなおひとり様にも飲んでいる姿がカッコいい人とダサい人の2種類が存在している。
カッコいいとダサい、この両者を分ける差とは一体なんなのか? ダサくならないためにどんなことに気をつけるべきなのか?
都内のBARに勤務する現役バーテンダーのKさんに教えてもらった。
ダサいおひとり様は『スマホばかりいじっている』
これが最近増えているダサいおひとり様の代表格。
ひとりで手持無沙汰とはいえスマホばかりいじっているのは、バーテンダーから見てもダサいという。
「スマホを操作する時は猫背になりがちですからね。背中が丸まっていると自信が無さそうに見えます」
たとえスマホで仕事の文書などに目を通していたとしても、一般的に『スマホをいじる⇒ゲームをしている』と認識されてしまうので、「周囲に子供っぽい印象を与えてしまいます」とのこと。
「せっかくBARという空間にいるのですから、スマホはカバンにしまっておきましょう。手持無沙汰で困りそうなときは、文庫本などをかたわらに置くほうが良いですよ」とはKさん。
寂しそうな雰囲気を出す
Kさん曰く「ひとりで飲んでいるお客様には背筋をピシッと伸ばしてほしいですね。ひとりでいることに引け目を感じることはありません。堂々としているほうが大人の自信が出てカッコよく見えます」
そう、“おひとり様で何が悪い”とも言える開き直った態度が、周囲にカッコ良い印象を与えるのだ。
そして、この逆、“ひとりで寂しそう”、“話しかけられたい”という雰囲気を出すのはNG。
盛り上がっているお客さんたちをチラ見したり、溜息をついたり、「ここにいるよ」というアピールがダサいのだという。
「そういった人には話しかけたくなくなるのが人間の心理。孤独感がいっそう増す、悪循環への第一歩です」とのこと。
講演会をはじめて場を荒らす
酔っ払うと饒舌になる人は注意していただきたい。
はじめて入ったBARで自己紹介がてらペラペラと喋りはじめ、自分の半生や成功談を語り出してはいないだろうか。
ポリシーを熱くぶつけてくるその姿は、さながら講演会にやってきた若手IT社長である。しかも、酔っているので翌日にはその記憶がリセット。
何か月か経って同じ店を訪れると、まるで初めて来たかのように振る舞って同じ話を繰り返すのだ。
反省はゼロ。いつまで経ってもおひとり様なのも納得である。