「ダメンズ」って言いながら実は好きなんでしょ?
恋愛の話をしていると高確率で出てくるのが「ダメンズ」ってコトバ。でもこの定義って難しいって思わない?
アナタの彼だって、よその人から見たら「ダメンズ」かもしれないんだから。それくらい定義が曖昧で広いの。
あえて言えば、それだけ世の男たちは多かれ少なかれ「ダメンズ」の資質を持ち合わせているってことね。わかるかしら?
そして、アナタたちだってナイとは言わせないわよ。「よそ様の評価は低いけど…」って男を愛した経験があることを。
アタシはあるわよ。そこでね、今日は「ダメンズ」について話をさせてもらうわけ。
そもそもダメンズってなんなの?
それにしても「ダメンズ」って難しいなぁ~っていつも思う。
だって「貴方が愛する彼がダメンズです」って、よその人にいわれて「別れるor別れない」って究極の選択ができる?
アタシはムリ。だって愛してるんだもの。むしろソコを愛しちゃってたりする場合もあるしね。
いますぐ「ダメンズ」からダメを引いてみなさいな。なんの魅力もないメンズのできあがりよ。それこそ愛せるの?
それくらい愛ってのは理不尽であり、不合理ってこと。そこをまずは理解して欲しい。
一般論が通じないってことを川端先生や谷崎先生はおっしゃっているのよ。
人相で分かるわよ
ただ、見分ける方法はあって目尻が適度に下がっている男は女性に「優しい」、「つきあい上手」な相だと言われているの。
だから世の中でモテる男の大半はこの顔よ。
そして「ダメンズ」と呼ばれる男たちの相で圧倒的に多いのが、「目尻が極端に下がっている」。コレよ。
この相は、自制心がきかず浮気を繰り返す相だって中国4000年の歴史が言うんだからアタシには否定できないわ。
そういえば、アタシの元カレ、目尻の下が垂れ下がってて赤黒くただれていたわ。
これは、性にだらしなくセックス依存症の傾向が強い相だっていわれているわ。
カネと愛を一緒にしちゃダメ
アタシは言いたい。女も働く時代に年収で男を判断するのはもう終わりって。
そもそも男ってのは仕事で充実していれば魅力的に見えるの。何してるにせよ「汗かいて頑張ってる男」は魅力的なのよ、夜もね。
そして仕事の報酬はおカネ。だから「充実した仕事をしている男=報酬がある」ってことに繋がるのよ。
逆に、何でもいいからカネ持ってこいなんて言っている女の方が男を理解してないとアタシは思うわけ。
後ろめたいカネで指輪買ってもらってアナタ幸せ? 熱中できる仕事をしてない男こそ「ダメンズ」って言っていいと思うの。
夢を語ってなにが悪いの?
「武道館を満員にしたい」って夢を語る男は「ダメンズ」なの? どう転ぶかわからないじゃない。
いえ、逆にアタシたち女の存在が夢の邪魔をしちゃってる可能性も否定できない。
だからアタシは言うの。本当の「ダメンズ」って夢も語れなければ、目標に向かって動いてないヤツだって。
一番悪いのは「フツーの生活がしたい」って、軟弱なこといって「寄らば大樹の陰」みたいな男よ。
そして女なら、男が荒唐無稽な夢を語ったとき「アタシにも協力させて」って言えばいいじゃない。アタシは言うわよ。
だって、男なんて「人生一度は桶狭間」なんだから、夢を語るのが仕事なの。
そして夢を前に足がすくんでいる男の尻を叩いて「いってらっしゃい」っていうのが女にしかできない仕事なのよ。
この時、愛する女に言われても動けない男こそ本当の「ダメンズ」なんだから。
この他にも「ダメンズ」の定義はいろいろあるわ。それはアナタたちが一番知ってるわよね。ただ、それって誰と比べて「ダメンズ」なの?
そりゃ、DVしたり、女のカネで博打して借金つくるのは論外よ。(それは別の魅力があるけどもね)
それは「ダメンズ」じゃなくて「人格崩壊」でしょ。だから一度、彼を丸ごと愛してみたらいいと思うの。それから判断すればいいじゃない。
そもそも「ダメンズ」の一人も愛せない女こそ「ダメ」と思うのよ、アタシは。