待ち受けにしたい話題の縁結び最新スポット
本各地にあるパワースポット。わざわざ時間を作って行ったのに、見ただけでおしまいではもったいない。そこで、調査のプロであるリサーチャーさんに、撮った写真を待ち受けにすることで効果が期待できるパワースポットを教えてもらった。持ち歩けるパワースポットとして、幸せを呼び寄せてくれるかも知れない。
①濃溝の滝の「ハート型の光」(千葉県君津市)
都心から約1時間、「千寿の湯」そば。濃溝(のうみぞ)の滝は、人の手で川を洞窟の中に通した人口瀑。自然と人間による一種のコラボ作品である。
「千葉に、ジブリの世界のような風景がある」。インスタグラムに投稿された一枚の写真が大きな話題を呼んだ。透き通った水と生い茂る緑、そして洞窟内外の明暗差による幻想的な光が、多くの観光客や写真愛好家を魅了している。
特に女性やカップルに人気なのは、3月や9月の早朝、斜めに射し込む光が水面に反射してハートのような形に見える光景。多くの人がこれを写真に撮り、恋を叶えるお守りとして待ち受け画面にしているという。
水量の少ない時は滝周辺の浅瀬に入っての撮影も可能とのことなので、長靴を持っていくのがオススメ。
②豪商ポケットパークの「ライオン像」(三重県松阪市)
2016年1月23日、松阪市が「豪商ポケットパーク」の完成式典を開いた。ここは「三井家屋敷跡」であり、参宮街道と大手門通りが交差する松坂氏の玄関口。三井家邸宅を偲ぶ「あずまや」は風情ある瓦ぶき平屋建てで、休憩所として利用できる。
「豪商のまち 松坂」の歴史は江戸時代、松坂出身の大商人・三井高利が日本橋に呉服商「越後屋」を開いたことに始まる。この越後屋が現在の「株式会社三越伊勢丹ホールディングス」である。そんな縁から、三越デパートのシンボル「ライオン像」が豪商ポケットパークに寄贈された。
これはロンドンのトラファルガー広場にあるライオン像がモデルとなっているもので、背中にまたがると願いが叶うらしい。ライオンの背中は低く、乗りやすいようになっている。ライオンにまたがった自分や恋人、あるいは二人の写真を待ち受けにすると、良いことがあるかも知れない。
③上田城跡公園の「縁結びのケヤキ」(長野県上田市)
かつて真田氏の居城であった上田城は現在、上田城跡公園として整備されている。ここのケヤキ並木は樹齢100年とも言われ、新緑の名所として名高い。
ケヤキ並木の北側の突き当たりに、「縁結びのケヤキ」と呼ばれている木がある。一本の樹の幹が二股に分かれているだけならさほど珍しくないが、この縁結びのケヤキは二股に分かれた幹が手を繋ぐように、枝(?)でしっかりと結ばれているのである。
このケヤキの前で写真を撮った二人は結ばれるとの噂。どうせならただ並ぶだけでなく、仲良く手を繋いだ写真にすると良いだろう。